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このblogは、アイシールドで出てくる戦略・用語を分かりやすく説明する事を目的とした感想blogです。火曜日23時頃更新予定(週によって前後あり)。本家サイトはhttp://fake.s22.xrea.com(プロフィール部分にリンク有)
 
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デビルバッツ対スフィンクス戦の続き~。
試合の方は白熱してまいりました。
今回は説明しなきゃいけないことが多いので
どこまで長くなることやら……。
流れを追いながら、説明を入れていきます。

いきなり葉柱ルイ君登場。
ただ見に来ただけかと思ったら、重要な役割を担っていました。
この件については、また後ほど。

さて、デビルバッツの攻撃に変わって試合再開。
番場さんは、栗田君を技ありな崩しで倒すと
、そのままヒル魔さんに迫ります。
結局、ヒル魔さんはパスを投げることが出来ずに
サックされてしまいました。

・サックについての説明。
話の中で説明している通り、QBがボールを持っている状態で
タックルを受ける事をサックされたと言います。
(栗田君にサックされた初條が説明役ってのは……
 「君もやられたやん」と突っ込みたかった)

主にディフェンスラインの選手に付く記録なのですが、
ブリッツをした時には、LBやDBもサックを記録することがあります。


続いてブリッツについての説明を
・ブリッツとは
DL以外の選手が、QBに対してプレッシャーをかけることです。
オフェンスラインにプレッシャーをかける人数が増えることにより、
オフェンスラインの壁を突破してQBへと辿り着きやすくなるのですが、
その分後ろの守りが疎かになるため、
ハイリスク・ハイリターンな戦略と言えます。

QBはボールを受け取った後、ハンドオフ(RBなどにボールを
手渡しする事)するにしろ、パスを投げるにしろ、
3~10ヤードほど後退してから行います。
つまりディフェンス側はQBをサックをする事によって、
オフェンス側を後退させることが出来る訳です。
このためサックは、ディフェンス側のビッグプレイと言われます。

しかし、このサックを避ける方法として「パスの投げ捨て」があります。
QBがボールを持ったままタックルされると、
次の攻撃はそのタックルされた地点からと
なるのですが、パスが失敗した時には
前プレイの開始地点と同じ位置から次の攻撃が出来るのです。

という事はサックされそうになった時に、
パスをわざと失敗するように投げておけば、
次の攻撃の時に後ろに下がらずに済む訳です。
ただこの投げ捨てにも制限がいろいろあって、
本来は「わざとやってはいけない」んですね。
つまり投げ捨てするには条件があるんですよ。
その条件とは
・味方の選手に投げた結果、パス失敗になった
 (投げた方向に味方が居るという前提条件。
  取れないようなパスは認められない事有り)
・ポケットから出て、パスを投げ捨てる。
 (ポケットから出るという前提条件。ポケットについては後述)
このどちらかを満たさないと「インテンショナル・グラウディング」
という反則になり、10ヤードの罰退+ロス・オブ・ダウンという
(10ヤード下がった上に、1回攻撃権を失うって事です)、
アメフトの反則の中でも特に重いペナルティーを
課せられてしまうのです。

しかし、ディフェンスの選手にタックルされながら投げた場合など、
本来はきちんと投げられたはずなのに、
不可抗力で違う方向に飛んでいった場合などは、
インテンショナル・グラウディングの反則は取られない場合があります。

この反則については、プレイの流れによって判断が異なるので、
一概に「こうなる」と書く事が出来ませんが、
上のような事を覚えておくと、試合のときにQBが意外と投げ捨てを
多くしている事が分かると思います。

ディフェンスラインは栗田君以外が素人だったという事で、
ヒル魔さんには常にプレッシャーがかかり続けていた事になります。
プレッシャーを避けながら冷静にクオーターバッキングする事は、
プロでも非常に難しい事です。
しかし、ヒル魔さんは冷静ですよ……ボールをしっかり確保しながら
ニヤついていましたもん。
熊袋さん(月刊アメフトのライターさん)も
「一番大事なのはボールの確保」と言っていましたが、
ボールを扱う選手はボールをしっかり確保する事が第一に求められます。
(よくテレビ放送では、ボールセキュリティーが甘いとか
 しっかりしているという言われ方をしています)
多分、今回の試合のキーポイントとなっているのが、
この「ボールセキュリティー」についてでしょう。

「42nd down」でも書いたのですが、原尾さんは頑丈な
ピラミッドラインに守られているから、
ポケットの中でボールを高く上げたまま、
パスする相手を探しているんですね。
本来ならばこれはご法度な行為で、しっかりボールを持っていないと、
ボールを叩かれた時に、ボールを落としてしまう事になりかねません。
(ボールを落としてしまう事をファンブルすると言います)
ファンブルしたボールを相手に拾われてしまうと、
攻撃権が相手に移る事になってしまうので、
あのようにボールを持っているQBはまずいません。

続いてはポケットについての説明
・ポケットとは
パスプレイの時、オフェンスラインの選手が下のような形に
QBを守るための壁を作ります。
この壁の内側の事をポケットと言います。
ラインがしっかりしていてポケットが壊れないと、
QBは安心してパスのターゲットを探す事が出来ます。
しかし、ポケットがほころんでしまうと、
QBにプレッシャーがかかることとなり、
思ったようなパスを投げる事が出来にくくなります。
    ○
  ○   ○    ←   白丸がオフェンスラインの選手
 ○  ●  ○      黒丸がクオーターバックです

続くデビルバッツの攻撃、RB(セナ)をおとりに使い、
開いたスペースにWR(モン太)が走りこむスラントルート。
実際の試合でも多用されるプレイです。

QBにも様々なタイプがいますが、ポケットの中でのパスを好む
「ポケットパサー」と、ポケットを外れ動き回る
「モバイル(移動型)QB」がいます。
ヒル魔さんはプレッシャーから逃れ、
移動しながらWRを探す、モバイルタイプのQBのようです。
しかも豪腕……。

まるで昨年、NFLでセンセーショナルな活躍をしたQBマイケル・ヴィック
(アトランタ・ファルコンズ#7)のような感じです。
激しいプレッシャーを受けながらも、鮮やかなステップで
「だに~」の突進をかわし、パスを決めるヒル魔さん。
めっちゃかっこ良いです。

しかしパスをキャッチしたモン太が、自分も目立とうとボールを
高々と掲げてしまいます。
そのボールを叩かれファンブルした挙句、
ボールを奪われターンオーバー(攻守交替)。
せっかくパスを決めたヒル魔さんが怒るのも無理はありません。
逆バンジーも仕方ありません。

ターンオーバーで攻撃権を失ったデビルバッツですが、
ヒル魔さんはちゃんと気づいています。
ボールセキュリティーが甘い人がスフィンクスにいる事を。
その人は侍女に仰いでもらっていますよ、
ヘルメットもかぶせてもらっていますよ。

番場さんは、後衛(バックス、QB・RB・FBなどの事ですね)は
デビルバッツの方が上だと感じ、少しずつ焦りだしました。
そしてあくまでマイペースな「余」こと原尾さんも、
デビルバッツのラインマン達のプレッシャーを感じてきましたよ。

そしてここでハァハァ3弟の出番。
ピラミッドラインに対する秘策は、不良殺法。
しかも3兄弟の練習に付き合ったのが、賊学の面々ですよ。
ルイ君本当に律儀に奴隷やっていますよね。
そして練習の結果がついに……相手の力を利用し、
ユニフォームを使ってバランスを崩し、
力の方向を変えてぶち倒す「不良殺法」炸裂です。
最後の十文字君、めっちゃカッコ良いっすよ。

さて、ついにピラミッドラインを崩したデビルバッツのラインの面々、
あとはオフェンスの活躍が待たれます。
雪光君にもチャンスは来るのかな……。
セナにも活躍してほしいし、モン太にも『汚名挽回』してほしい。
デビルバッツの反撃が楽しみです。
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デビルバッツ対スフィンクス戦の続きです。
やっぱり試合の話はめっちゃ楽しいですね。

今回もライン同士の戦いがメインです。
スフィンクスのピラミッドラインに対し、
為す術なく押し込まれていくデビルバッツのライン達。
ついにはライン全員が「青天」にされるという
最大級の屈辱を味わいます。

ここで完全に自信をなくした栗田君達に対し、
「小市民達はいつも挑戦者を笑う」という言葉で
栗田君たちを鼓舞しようとするヒル魔さん……
最後の「クリスマスボウル行くんだろ!!」の台詞が、
めっちゃかっこ良くて、しびれました。

ラインの戦いというのは非常に重要な要素で、
いくらQBやRB、WRが優秀でも、
ラインがきちっと守ってくれないと予定していたプレイが出来ず、
結局前に進むことが出来なくなります。
逆にラインが安定していれば、パスプレイに関しては、
QBはプレッシャーを感じる事なくターゲットを探せますし、
ランプレイに関しては走路がきちんと確保され、
大きな前進をすることができるのです。

自信は取り戻したものの、相変わらず青天されつづけていた
デビルバッツのライン陣に少しずつ変化が……
最後の最後についに「余」にプレッシャーをかけることに成功、
パスは通ってしまいTDを許してしまうものの、
ライン戦ではじめて互角に戦えたプレイでした。

もうねえ、ベタな展開といえるんでしょうけど、
栗田&小結、そしてハァハァ3兄弟の頑張りに
思わず目頭が熱くなりました……いや、年取ると涙腺がね……。

来週はいよいよデビルバッツの反撃でしょうか。
デビルバッツのラインマン達は、ピラミッドラインに
勝つことが出来るのか?
そしてセナはピラミッドラインをどうやって切り裂くのか?
巻頭カラーですよ。ただ予告にはまたも裏切られましたけど……。
今回はラインがメインの戦いと言うことで、
表紙は栗田・小結&ハァハァ3兄弟vs.ピラミッドライン。
そしてセナ(一番でかいのに、主人公なのについで扱い)。
かっこ良いですな。

南神奈川駅に降りたったデビルバッツの面々……
いるよ、いるよ、ヒル魔さんの影に石丸君がいるよ。
太陽スフィンクスは「県立 太陽高校」との事ですが、
すっごい税金の無駄遣い的な学校……
でも、アメフト用グラウンドがあるのは羨ましい(砂だけど)。

「やぐら」で子供じみた喧嘩をするヒル魔さん……
いや、そういう大人気ないところもすっごく可愛いんですけど。
そうそう、今回のデビルバッツユニフォームは、
白いアウェー用ユニフォームですよ。
燃えるような赤のユニフォームを見慣れていましたけど、
この白いのも意外と似合うかも。

ユニフォームには色有りと白系の2種類あって、
(この辺はサッカー・野球なんかと同じ)
多くの場合は色付がメインのユニフォームです。
ただ王城ホワイトナイツみたいに、メインが白のユニフォームの
チームもあります。
ホームチームが好きな方のユニフォームを着る事ができるので、
通常ホームで戦うチームはメインの方を選択します。
アウェーチームは、ホームチームとかぶらない色にして、
判別しやすくします。

NFLでは、ホームチームがあえてメインではない
白系のユニを使う事があります。
炎天下での試合で相手に色付のユニを着せて、
体力を奪おうなんて策なんですよ。
(特に夏場のマイアミ・ドルフィンズ戦で見られます)

スフィンクスのピラミッドライン、スクワットの高校記録保持者
「番場衛」をはじめ、ごついメンバー揃いです……本当に高校生?

でもハァハァ3兄弟の方もなにやら特訓してきたみたいですよ。
いつもの掛け声で気合を入れて……まただよ、まただよ、
ヒル魔さんの後ろに石丸君だよ。
すっかりアメフト部の一員のような感じです。

さあ、試合開始。デビルバッツのディフェンス陣が全員判明。
ディフェンスではラインのメンバーが1人余るので
どうするのかなぁと思ったら、黒木君がMLBになっていました。
SLBが山岡君にWLBが佐竹君……。
デビルバッツは間違いなくOLBが穴ですよ。大丈夫?
CBにはモン太&石丸、そしてSSがヒル魔さん、FSがセナ。
DB陣は結構良いですね。

・上の文で使用した用語解説
ラインバッカー3人の中で内側にいるのが
 MLB ミドルラインバッカー」
オフェンスのTEがいる側のラインバッカーが
 SLB ストロングラインバッカー
TEがいない側が
 WLB ウィークサイドラインバッカー
「SLB」と「WLB」をあわせて
「OLB アウトサイドラインバッカー」と言います。

セーフティも、TEがいる側のセーフティが
 SS ストロングセーフティ
残りの1人が
 FS フリーセーフティ
2人をまとめS・セーフティと呼びます。

この2人に「CB コーナーバック」の2人を加えて
「DB ディフェンスバック」と呼びます。

ピラミッドラインを全く崩せないデビルバッツのディフェンスライン達。
さすがにあの体格差じゃびくともしないようです。
あの栗田君でさえ、全く歯が立っていません。

「余」こと原尾さん(この名前よりも「余」の方がしっくり
来るのは何故だろう?)、ボールを扱うポジションの選手が
良く着けている、手を拭くためのタオルを後ろに着けていますよ?
でもあれじゃ手を拭きにくくない?
あ、前にも着いていた……後ろは飾りですか?さすがです(何が?)。

ピラミッドラインに悠々と守られている原尾さん、
ボールを高々と持ちレシーバーが空くのを待っています。
でも普通あんな事していたら、ボール叩かれて
ファンブルしちゃいますよ。

ラインが守っていられるのは長くても3~4秒とありましたが、
通常では2秒ぐらい、もしくはもっと早く崩れることも多いのです。
その短い時間の中でQBはターゲットを探し出すか、
パスを投げ捨てるか、自ら走るかを選択するのです。

スフィンクスのラインのようにあれだけの長い時間
プロテクションが持てば、WRに対するマークが外れる事が多いので、
パスを通しやすくなります。
だからあんなボールの持ち方をしちゃっているんですね。

パスは通されたものの、セナ君のタックル……。
セナ君強くなったなぁ。
さて来週デビルバッツはどのような対策を立てるんでしょうか?
ブリッツとかしたら面白いんだけどなぁ。
(ブリッツとは……ライン以外の選手がQBに対して
 プレッシャーをかけること。
 LBがやる事が多いのですが、CBやSもやります。
 詳しくは次の42nd downで)
アメフトは「ラインの戦い」。
オフェンスではボールを扱うポジション(QB・RB・WR)、
ディフェンスでは見せ場の多い(LB・DB)に目が行きがちなのですが、
本当はオフェンスとディフェンスのライン、
このぶつかり合いがプレイの成否を左右するのです。

でもオフェンスラインは、記録が全くつかない最も地味な
ポジションなんですよ(ディフェンスラインには記録がつきます)。
僕自身もアメフトをしっかりと見初めてから4年目、
ようやくライン戦の面白さ、奥深さがわかってきました。

セナ君もRBだけあって、ラインの重要さは
身に染みてわかっているようです。
モン太に教えてあげているあたりにセナの成長のあとが……
でも成長のあとといえば、ベンチプレスが10㎏⇒40㎏と急成長
(でも、まだ人並みなんですけどね)。
努力によって少しずつ成長していく事がわかったセナ。
ここでの表情がまたかっこいいんですよね。

そして「余」な方を除くと「壁画人」な太陽スフィンクスの面々……
どこに日本人のテイストが残っているんでしょう?
ワイルドガンマンズの2人がまともな日本人に見えてきましたよ。
その太陽スフィンクスのラインの1人に、
為す術なくのされてしまったハァハァ3兄弟。
リベンジの為にアメフト部に戻ってくるシーンが……かっこえ~。
1話に出てきたときはこんなキャラになるとは思っていなかったですよ。

さて、来週こそは巻頭カラーで
「王城ホワイトナイツ対神龍寺ナーガ」のようです。
スフィンクスとの試合よりこっちが先なんだ……。
なんにしても試合ですよ、楽しみ楽しみ。
(また予告に裏切られないことを願います)
ここの所ずっと桜庭君祭りだったため、
約1ヶ月ぶりのヒル魔さん大活躍~。
まずはショベルカーを操っての地獄のブロック、
機械と自らの腕を使っての地獄のパス。
ここ1ヶ月、まともな登場シーンがなかった鬱憤を
晴らしているかのようです。
さらに片手腕立てでみせる苦悶の表情……うわぁ、かっこえ~。

後半のほうでは、いつものヒル魔さんらしさ全開。
セナにハッキングの手助けをさせるなど、
もうヒル魔さんの魅力てんこもり~。

アメフトでの基本姿勢が出てきましたが……
栗田君の姿じゃ分かりにくいです。
試合の放送中に、この姿勢を多く見ることができるのが
LB(進のポジションですね)。
プレイが始まった瞬間に相手の動きに対応して
動き出さねばならないので、この姿勢で待っていることが多いのです。

モン太のニックネームはジョー・モンタナからつけたと、
とって付けたような嘘を言うヒル魔さんですが、
モン太は疑いもせずに……可愛いやつだ。

・伝説の名QBジョー・モンタナについて
ジョー・モンタナは、サンフランシスコ49ersに在籍していた、
NFLファンなら誰もが知っているスーパースターQBです。
(1979~1992に在籍。ちなみに1993・1994は
 カンザスシティ・チーフスに在籍)
「モンタナ・マジック」という言葉がありましたが、
特に有名なエピソードが、「第23回スーパーボウル
サンフランシスコ・49ers対シンシナティ・ベンガルズ」の大逆転劇です。

ベンガルズが16-13とリードし残りは3分10秒、
49ersの自陣8ヤード地点からのおそらく最後になるであろう攻撃で、
モンタナが神がかり的にパスを決めつづけ、
敵陣奥深くまで進入すると、残り39秒でTDパスが決まり逆転。
そのまま20-16で49ers が勝利しました。
「ザ・ドライブ」と名づけられたこの攻撃は、
今でもNFL最高の逆転劇の1つとして挙げられています。

さてさて、また濃いキャラが出てきましたよ。
なんていっても、1人称が「余」ですよ。
どー見ても日本人には見えないし……。
しかし来週からこの「余」が在籍の「太陽スフィンクス」との
試合が始まりそう……久しぶりの試合だ、楽しみですよ。
だめだよ、今回みたいな話は……ただでさえ最近涙腺
ゆるくなっているのに、こんな話もってきたら…。
と言うわけで桜庭くんお見舞いシリーズ最終回です(?)

回想シーンでは昨年の試合の様子が出てきますが、
進にタックルされているのは石丸君ですか?(そこ、超重要)
それよりも、とんでもない高いパスを
ミラクルキャッチする桜庭くんがかっこえ~。
しかし、直後のコマでヘタレっぷり大爆発なんですけどね。
そのキャッチをたまたま見ていた隣のベッドに
入院していた虎吉君から、ヒーローと呼ばれる桜庭くん。
しかし桜庭くんは自分を卑下し、さらに胸の内をぶち出します。

確かに過度の期待によるプレッシャーってのは本当に辛いんですよね。
そのせいで緊張してプレイを失敗、また頑張らなくちゃと緊張してと、
悪循環に陥りやすいですから(経験ありあり)。

そんな桜庭の姿をみてモン太の一言「ヘタレシーバー」……
それ言っちゃなんねいって。
ここでセナが機転を利かせ、アイシールド21からの手紙を
桜庭くん寄りの内容に変えて読み始めます。
桜庭君を気遣うセナ……もう可愛らしいったらありません。
合点と承知するモン太もノリノリ、
相変わらずこの2人のコンビは最高です。
そしてモン太の物理法則をまるで無視した下手投げ……
前に手をやっているのになんで後ろ飛ぶのよ(^^;
病室から出たあとのセナ君のシリアスな表情にまたうっとりですわ。

一夜明けて、仲良くなった2人。
桜庭くんの写真集が、写真集が~(ダメ人間)。
病室で辛い事実を知らされる虎吉君。
苦労して掴んだレギュラーなのに、足の怪我のせいで出場どころか
歩くまでも「1年か2年」と言われ泣き崩れます。
そんな虎吉君の姿を見て強くなる決心をする桜庭くん。
うわぁ、めっちゃかっこええやん。でも最後にオチが……

今回のヒル魔さん(シリーズ化?)1コマだけの出演。
大丈夫、次回こそは……
えっと……王城対神龍寺って予告はどこへいった?
また騙されたよ。

という事で、前回に引き続き桜庭くんのお見舞い話でした。
桜庭くんの過去のエピソードが満載の話でしたが……切ない、切ないよ。
夕焼けの赤がまた切なさを倍増させます。
桜庭が進に本当の事を尋ねたシーンは非常に心が熱くなりました。
でも本当の事を聞けたり、答えたりできるって事は
強固な信頼関係を築いているって事ですよね。

しっかし桜庭君、ちっちゃい頃から可愛いなぁ。
そしてちっちゃいころからスポーツが大好きだったんだ。
校門を駆け抜けていく桜庭君なんかめっちゃピュアで可愛いっすよ
(そればっかじゃん)。
逆に進は……怖っ。
いや、飾りっ気が無くって進らしいって言えるのかも。
桜庭と進のなれそめはともかく、
2人にあんなエピソードがあったんですね。
期待されて入部したのは桜庭くんの方なのに、
めきめきと頭角をあらわし、周りから期待されるのは進ばかり……
そりゃ、劣等感にさいなまれるよなぁ。
進へ感じた劣等感を振り払う為に、
モデルへの道を歩いてしまうのですが、
この選択が後に桜庭君を苦しめてしまうんだね……。
その時は良かれと思ってやったことが、
あとで失敗だったなんて事も良くあります。

桜庭ファン、それも「WR桜庭」のファンだった隣のベッドの少年、
この少年の言葉聞いたら、涙出そうになりましたよ。
どんな事をやっていても、あんな事言ってくれたら
「やっていて良かった」と思いますもん。(経験あり)

あ、主人公関連の話もちょっとはしないと。
セナの謝罪文は見事な謝りっぷりでした。(終わりか)
良く考えたらヒル魔さん出番なし。
いいよ、いいよ、来週は大活躍だから。
表紙のセナ、ニッカポッカ姿で可愛かったです。
しかし、今回は「話作りが上手い」、
と思わず唸ってしまいましたよ。
基礎が大事という話から桜庭君まで、
上手く話を繋げているんだもん、すげぇや。

今回はまたもや部室増築、ヒル魔さんは相変わらず
無茶な約束させています。
あ、そうそう、今回のお話はジャンプの方の
「アイシー公式ホームページ」の掲示板を読むと楽しさ倍増かも。
今までは雑誌に掲載された話を受けて、
色々な書き込みで楽しませてくれていたのですが、
今回は掲示板が前フリになっていたんです。
本誌や単行本を読んでいる人全てがホームページを
見られる環境ではないかもしれませんが、ホームページを
見に来る人のためにこういう仕掛けも面白いなぁ、と思いました。

さて、雪光君のポジションがWRだった事に驚きを隠せません。
彼、タックルされたら死んじゃうよ(言い過ぎ……でない所が)。
フックのパターンというのは実戦では良く使われるパターンで、
ディフェンス側にとってはかなり守りにくいんですよね。
しかし、あれ全部覚えたのか……凄いなぁ。
基礎の大事さを改めて理解したちびコンビに、
後ろでキャッチするときの手の練習をしている雪光君。
一生懸命さがすっごく良いですよ。

そ・し・て、久々登場の桜庭君ですよ。
アンニュイな雰囲気を醸し出す桜庭君にセナ&モン太が
お見舞いで登場……と思いきや、大田原君に潰される2人。
桜庭君の後ろで進のそっけない表情がなんともいえません。
あまり心配そうにしてないのは、ちょくちょく訪れているから……
などと考えたのは方向性を間違っているかな?

来週は「王城ホワイトナイツ 対 神龍寺ナーガ」らしいです。
ついに神龍寺ナーガが登場ですよ。
誰がどのポジションなのか楽しみです。
王城ホワイトナイツ対西武ワイルドガンマンズの後半。
その前にワイルドガンマンズのチア、
衣装も可愛いしノリもいいし……さらにノリノリな監督ですよ。
やべえ、こんなチーム入りてぇ。
中でも惹かれたのがウエスタンスタイルに眼鏡……
これ良いなぁ。(ダメ人間)

さて、鉄馬の情報を当たり前のように持っているヒル魔さん。
キーボードを触る手も、走行ルートを書いた紙を持つ手も
しなやかな指で色っぽいです……いやいや、論点違うがな。
そして、たくさんある走行ルートにびびるセナ&モン太。
本来ならば走行ルートだけじゃなくて、
数百あるプレイを全部覚えた上に、
プレイが崩れた時には臨機応変に対応しなくてはならないので、
アメフトって見た目以上に頭を使うスポーツなんですぞ。

雪光君の素朴な疑問に、セナをチラ見しながら答えるヒル魔さん……
久しぶりにセナを弄るのを見た気が。
最近セナが強くなって来ていたから、ちょっと新鮮でした。
さてオフェンス隊形の1つである
ショットガンフォーメーションについて説明してみます。

普段泥門が使っているのは、Iフォーメーション。
ランとパスどちらにも対応できるようなフォーメーションです。
センター(栗田君)がQB(ヒル魔さん)にボールを渡した後、
QBはRB(セナ&石丸)にハンドオフ(手渡し)したり、
WR(モン太)やTE(まだ出ていません)にパスしたりします。

対してショットガンフォーメーションはパス重視のフォーメーション。
センターからQBへ投げて渡した後(投げて渡す為QBはセンターと
離れています)、QBはパスを投げたり、
ごくたまにRBに手渡したりします。
このフォーメーションの時、RBはQBを守るブロッカーの役割をします。
一応ラン攻撃も出来ないことは無いのですが、
パスキャッチの選手を多く出している為、走路を確保しにくいのです。
その裏をかいてラン攻撃する事もあるのですけど。

3rd downの攻撃で残りヤードが多い時や、
試合の終盤に負けているチームが多く使うので、
実際の試合でもよく見られると思います。

あまりプレイしているシーンは見られませんでしたが、
鉄馬もキッドも実力はかなりの物のようです。
あの王城に対してリードしていたんですからね。
しかし、指令を忠実に守る男「鉄馬」が監督の
指令どおりがんがん水分を取って、途中で戦線離脱。
鉄馬がいなくなってから、王城は怒涛の反撃、
何とか逆転で勝利しましたが、無様な試合をセナに見られた進は、
試合の後だというのにランニングで……カッコ良いわぁ。
良く考えたら、王城ってオフェンスにスターがいないんですよね。
QBは無難だなんて言われていたし、桜庭君は入院中だし……。
やっぱ桜庭君は凄いんだよ……だよねぇ。

セナも、進に触発され走って帰ることに、
走行ルートを勉強しながら走っているシーンは
なんとも微笑ましかったです。
雪光君はともかく、ディフェンスの小結君まで
一緒に練習していたのはあんまり意味がないような気が……
しかし、小結君可愛いよ。
栗田君の背中にちょこんと乗った姿なんて最高です。
 
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