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このblogは、アイシールドで出てくる戦略・用語を分かりやすく説明する事を目的とした感想blogです。火曜日23時頃更新予定(週によって前後あり)。本家サイトはhttp://fake.s22.xrea.com(プロフィール部分にリンク有)
 
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秋大会2回戦、次は第3試合の
西部ワイルドガンマンズvs.恋ヶ浜キューピッド。
実況の言う通り、結果がみえみえの対戦となりました。
しかし、ここで見逃してはならないポイントが……
まも姉の言葉に突っ込むすぐ隣に座ったヒル魔さん、
ナチュラルにカップルな雰囲気ですよ。

恋ヶ浜お得意の女の子攻撃(?)も、
ワイルドガンマンズ相手には不発、
どころかモン太の言うとおり大敗でした。
あ……今回もいるよ、眼鏡っ娘チア。可愛いなぁ。

他チームの得点差を見て、200点差での勝利を
指示するガンマンズの監督。
そりゃ無茶だろと思ったら、第3Q途中で125-10……
点差付きすぎですよ。
あまりの得点差に棄権してしまった恋ヶ浜、
擬音の通りズタボロです。

しかし第2Qの57点なんて、最低でも8回も攻撃しなきゃいけないのに……
さすが西部、凄い攻撃力ですよ。
でも恋ヶ浜相手に10点も取られているってのは、
ディフェンスに難ありですよね。
春大会のデビルバッツは、終了間際に3点取られただけだったのに。

そして第4試合、柱谷ディアーズvs.巨深ポセイドン。
柱谷のいぶし銀のラインマン山本鬼兵には、
追っかけが存在しているようで、
栗田君も嬉々としてサインを貰いに行っています。
その傍らで、サイン会を続けていた夏彦……
結局来てくれた人はいなかったのか、おばかすぎだよ。
鬼兵さんに「強い」といわれたセナとモン太、
そしてサインを貰った栗田君は「ムッホー」としていますが、
ヒル魔さんはなにやら真剣な眼差しでフィールドを見つめていますよ。

いよいよ試合開始。
柱谷はライン戦で優位に立ち、どんどんと攻め込んでいきます。
エースの鬼兵さんは、ディフェンスラインを
5ヤード以上押し込んでいますよ。

ランプレイをするときに、オフェンスラインがディフェンスラインを
押し込めば、それだけ大きな穴が開きやすくなります。
ディフェンス側としては、ディフェンスラインが踏ん張ってくれないと、
RBに走られる穴が増えてしまい、後ろで守るLBやSが
タックルしにくい状況を作られてしまいます。

アメフトを見るときには、ついついボールの行方に目が行きがちですが、
ラインのブロックを分かるようになると、
さらに面白く見られるようになりますよ。

あっという間に先制点を奪った柱谷ディアーズ。
ディフェンスの方でも鬼兵さん大活躍。
QBサックで相手を大きく後退させるなど、
完全に柱谷ペースで試合が進んでいましたが……14点差が付いた所で
登場してきた巨深ポセイドンの隠し玉は高身長の選手達。
彼らの登場で試合はどうなるかと思っていたら……
14-31で巨深ポセイドンの逆転勝利。
隠し玉のラインマンの投入で何が起きたんでしょうか?
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秋大会2回戦の夕陽ガッツ戦。
助っ人軍団の夕陽ガッツを相手に、夏彦さんの活躍もあって、
圧倒的な力の差を見せ付けるデビルバッツ。
夏彦さんの活躍に鈴音ちゃんも……
これって素直に喜んでいるんだろうか?
文だけ見ると結構ひどい言い方な感じがしますが。
観客席からも夏彦さんに対する声援が……
これもちょっと酷い言い方のような(^^
「ほとばしるほどバカだけど」って言葉に
めっちゃ笑わせていただきました。

褒められた(?)夏彦は、観客席に向かって間違ったアピールを。
そりゃみんなにバカって言われるだろうし、
鈴音ちゃんもああいう反応になるよな。

パスを中心に前進を続けたデビルバッツ、
次のプレイでヒル魔さんがコールしたのは、パワーオフタックル。
オフェンスラインの一番外側にいるのがオフェンスタックル、
その外側へのランプレイという意味です。
(ガードの外側ならオフガード)
パワーという冠が付いているだけに、
RBのブロッカーとしてFB(石丸君)だけでなく、
左側にいるG(黒木)まで動員する、
まさに力押しのランプレイです。

TEの夏彦をはじめとしたリード(前にいる)ブロッカーのブロックが、
このプレイの成否の鍵を握っています。
しかしさすがはヒル魔さん、すでに夏彦の操縦法は
把握しているようです。

そしてプレイ開始。
ヒル魔さんはセナにハンドオフしたあと、
基本に忠実に投げのフェイクをうちます。
そしてブロッカーの方は、石丸君、夏彦、黒木に小結が
細いながらもしっかりと穴を作り、セナの走路を開きます。
このプレイは10ヤードのゲインとなりました。

その後デビルバッツはTDを奪取、その後もさらに得点を重ねていき
42-0と大きくリードを広げます。
助っ人選手では、コンビネーションに対応できないと感じた
夕陽ガッツの主将熱海君。
セナに熱い視線を向ける熱海君を見て、
野球部の主将が「腕が折れた」などと、
ばればれな芝居をしてくれました。
他の助っ人達も同様に……って、持病でコレラはまずいだろ。
そしてついに夕陽ガッツのアメフト部員達が登場しました。
3兄弟も飛び跳ねるぐらいの彼らの気合の入れようを見たヒル魔さん。
敵の勝率が上がったのに嬉しそうな表情をしています。

夕陽ガッツの攻撃は、動きを見る限りでは
オーソドックスなランプレイやパスプレイのようでした。
ここでヒル魔さんが、夕陽ディフェンスについて注意を与えますが……
セナ君、まだ何言っているのか分かってないのね。

ではここでヒル魔さんが言っていた、
カバー2などの用語に付いて解説をしてみます。

様々な戦略が作られてきたNFL。消えていった戦略もありますし、
今でも残っている戦略もあります。
そんな中で90年代にNFLを席巻したのが
『ウェストコーストオフェンス(以下WCO)』でした。
それまではラン攻撃を中心に、ランフェイク(プレイアクション)からの
パスというのが、攻撃パターンの中核でした。

しかしWCOでは、5ヤード前後の短いパスを
ラン攻撃の代わりに使うという、
それまでとは全く違う考え方の戦略でした。
早いタイミングでの短いパスというのは成功率がかなり高いため、
非常に前進しやすい攻撃なのです。

さらに、WCOが普及した要因としてサラリーキャップ
(年俸上限制度)の関係があります。
選手の給料総額の上限が決められた為、
1つのチームが能力の高い選手を
たくさん保持しておく事が出来なくなったのです。

WCOで使う短いパスは、QBやWRの負担が小さいため、
スター選手を集めなくても、オフェンスが機能しやすい事から、
多くのチームで使われるようになっていきました。
WCOはNFLの世界に瞬く間に広がっていき、猛威を振るいました。
しかしそのWCO対策として、ある守備が生まれました。
それが夕陽ガッツが用いているカバー2ディフェンス(下図)です。

WCOでは短いパスが多いと分かっているので、
ボールが置いてある地点から10ヤード進んだ所まで
(ショートゾーン)に5人を配し、
それらのパスを封じ込めるシステムでした。

ラインで4人、10ヤード地点までに5人を配しているため、
10ヤード以上離れた所(ディープゾーン)は
2人で守らないとなりません。
これがカバー2ディフェンスという名前の由来になっています。

・カバー2ディフェンス図解(ディフェンス側のみ)
        S              S


------------------------ ←10ヤード

  CB     LB     LB     LB     CB


       DE    DT    DT    DE

===========()=========== ←スクリメージライン

WCO相手では効果を発揮するカバー2ディフェンスですが、
もちろん弱点もあります。
基本的にはカバー2はゾーンディフェンスなので、
それぞれの受け持つゾーンの境目が
(縫い目という単語のシームが使われます)
ゾーン守備の弱点となります。
カバー2では、ディープゾーンを守る選手が2人だけしかいないため、
その2人の真ん中にあるシームが、一番の弱点となっています。
その弱点をカバーするために、ショートゾーンを守る真ん中のLBが、
2人のSの間のシームの前方部分をカバーするような、
発展的なカバー2守備も生まれてきています。
(タンパベイ・バッカニアーズが使用していることで有名です)

カバー2対策をするデビルバッツに対し、
夕陽ガッツの方も裏をかいてブリッツを使う……
アメフトらしい戦略の駆け引きが面白いです。
夕陽ガッツのQB熱海君のハンドオフフェイクに見事に引っかかり、
上がってしまったCBのモン太。
こうなるとCBの裏にスペースが出来るため、
WRはワイドオープン(がら空き)になってしまいます。
そこに熱海君がパスを通してTD、夕陽ガッツが一矢を報いました。

しかし直後のデビルバッツの攻撃、セナの目の前に大きな穴が開き、
熱海とセナの一騎打ちの状況が生まれます。
3年間の全てをかけてタックルに行った熱海君でしたが、
セナは格の違いを見せつけ、そのままTD。
力の差に呆然と立ち尽くす熱海君……
でも、良い表情していますよ、熱海君。

そして試合が終了。
結果は56-6とデビルバッツの圧勝に終わりました。
勝って喜ぶデビルバッツのメンバーの中で、
夏彦だけはサイン会を催しています。
サインを貰いに来ている人はいるのか?

最後のシーン、良いなぁ。
夕陽ガッツが円陣を組んで後輩にエールを送り……
さらにデビルバッツにまでエールを送ってくれました。
夕陽ガッツからの熱い想いを受け取ったモン太とセナも、
次の試合に向けて気合がさらに入ったようです。
勝者は敗者の想いも背負って戦っていく……
そんな事を感じさせるシーンだったのではないでしょうか?
さあいよいよ、夕陽ガッツvs泥門デビルバッツが開始。
巻頭カラーの見開きは、試合に臨むデビルバッツのメンバー達。
これから試合に臨むぞ、という気合の入った表情がカッコイイですなぁ。

あれ、1人足りない……と思ったら、
その1人は着飾ってフィールドの中央にいました。
大田原に自分並みのバカがいると言われるのは、結構屈辱的でないの?

さて、対戦相手の夕陽ガッツの方は、
他の部からの助っ人で固めてきたようです。
運動能力の違い、そして学校全体の方針として、
勝たなければならないとの事での苦渋の選択でした。
それで熱海くんは、ヒル魔さんとの会話の中で
「夕陽ガッツ流」が見せられないと言っていたのか……。
試合に出るために一生懸命努力していた
正部員にとっては、とても辛い状況です。

そして寄せ集め夕陽ガッツとの試合が開始。
キッカーはサッカー部の田中君。
他のクラブのエース級がずらり顔をそろえた夕陽ガッツ、
数学の単位でつられた助っ人達……
しかし、さすがに運動能力は抜群のようで、
キックオフリターンをしていた石丸君は、
あっという間にタックルされてしまいました。

泥門も助っ人を入れての最強メンバーを揃えていると言う
ヒル魔さんですが、「助っ人だらけ」が最強なのかとも言っています。

アメフトは戦略のスポーツ、身体能力だけではまず無理。
一朝一夕で出来るようなものではありません。
まあ、ディフェンスの方は本能で出来ない事も無いですが、
オフェンスは細かい取り決めが多いから厳しいですよ。

夕陽ガッツの正部員を見て、相手に同情するセナ。
しかし、最後の台詞に成長の後が見られましたよ。

泥門デビルバッツ、最初のプレイはパスプレイ。
夕陽ガッツのディフェンスは、モン太にマークを集中させます。
しかし、ブロックを外してダウンフィールドに向かう人影が1人……
モン太への集中マークを逆手に取った、ショートパス。
もちろんターゲットはあの男ですよ。
瀧夏彦公式戦初キャッチ成功。
あとは……ボールセキュリティが心配ですが、
モン太みたいにファンブルしないでよ。

次回は本物の夕陽ガッツとの戦いが見たいですが……どうなるでしょう?
王城ホワイトナイツvs.三閣パンクス戦。
桜庭君のジャンピングキャッチで、
一気に王城に流れが傾いていきます。

最初のページのボールをキャッチした桜庭君と、
次のページの見開きの王城メンバーの騎士の姿……かっこ良すぎ。
さらに王城は桜庭へのパスでガンガン攻めていきます。
超高層パスは、投げた直後も触れられない、
キャッチ直前も触れられない、
ディフェンスとしては為す術がありません。

以前も書きましたが、こういう長身を生かしたパスと言えば、
NFLではバイキングスのカルペッパー&モス。
190㎝を超える2人が繰り広げるパス攻撃は、現在のNFLではNo.1。
破壊力抜群な攻撃です。

機動力が要求されるCBには背の低い選手が多いため、
このような高いボールでのパスは通る確率がかなり高いです。
ただ問題は、落下中に激しいタックルを受ける事。
その時にボールをこぼしてしまっては、
せっかくのパスキャッチもふいになってしまいます。

高見&桜庭の大活躍で、幸先良くTDを奪った王城ホワイトナイツ。
そしてディフェンスの出番……だったのですが、
桜庭の言葉を聞いた猪狩が怒りを爆発させて、
相手チームに襲い掛かり退場処分に。
鈴音ちゃんの指摘が的確。
おバカなところが、夏彦さん本当に似ているよな~。

続いては三閣パンクスの攻撃、ラインの間を駆け抜けた
RBの前に立ちはだかったのは進清十郎。
激しいタックルがRBのファンブルを誘います。
こぼれたボールを抑えたのは大田原さん。
これでターンオーバー(攻守交代)成立です。

ボールの確保が出来ないほどのタックルに、
三閣パンクスのRBは戦意喪失。
ヒル魔さんが「ビビらせたら勝ち」という言葉を
使った事がありましたが、まさにその通り。
この時点で勝負の行方は決まってしまいました。

進さんのタックルを見て、わくわくが抑えきれないようなセナ君。
先週、相手選手を気遣うような事を言いましたが、それも撤回。
1人前の勝負師の顔になってきましたね。
進さんもセナが見ているという事で、
試合の大勢が決まったにも関わらず、フル出場を直訴。
自身の成長をセナに見せ付けました。

そして試合終了、82-0という圧倒的な大差で王城が圧勝。
春大会では、三閣・西部に1点差でのぎりぎりの勝利だった為、
王城の時代は終わったとも言われていました……
しかし泥にまみれた騎士たちが、ここで復活を遂げました。
やはり、デビルバッツのライバルは王城でないとね。

さあ、次週はデビルバッツの番ですよ。楽しみです。
デビルバッツの秋大会2回戦、夕陽ガッツ戦当日になりました。
同じ会場の第1試合は、王城vs.三閣の春大会と同じ組み合わせ。
第2試合がデビルバッツの試合で、第3試合が……西部vs.柱谷?
前に書いてあったトーナメント表と違うような。
(こちらも単行本で修正済み、正しい組み合わせは
 第3試合が西部vs.恋ヶ浜、第4試合が柱谷vs.巨深でした)
王城・泥門・西部・柱谷の4チームがどどんと登場、
桜庭君とキッドがかっこええなぁ、もう。

夕陽ガッツの選手達が、マネージャーの号令の下で
気合を入れていますが……マネージャーさんがブルマです。
絶滅危惧種に指定されているブルマを見て興奮する山岡&佐竹、
その気持ちは良く分かりますよ。
夕陽ガッツのキャプテンはQBの熱海くん。
ヒル魔さんによる評価は下の上との事ですが、
そういうQBの方が丁寧に仕事をこなすので、
怖い存在になる事が多いんですよ。

モン太が夕陽ガッツは弱小だと言いましたが、
ヒル魔とどぶろく先生がすかさず気を引き締めさせます。
ヒル魔さんは夕陽ガッツにプレッシャーをかけにいきますが、
夏彦さんぶち壊し……隠し玉になってないよ。
このやり取りの中で夕陽ガッツ側の選手達が、
前回監督から示されていた戦略に乗り気でない様子がみてとれました。
そんな姿を見て同情するセナ君……
だめだよ、相手に同情なんかしていたら、試合に身が入らないよ。

そんな事をしている間に、第1試合の
「王城ホワイトナイツvs.三閣パンクス」がスタート。
三閣パンクスについてのまもり姉ちゃんの発言。
去年だったら、セナいないやん。
確かに連載上は去年(おととし?)だけどさ。
(ここも去年→春大会に直されています。
 ここら辺は間違いが多かったんですよね……)

その三閣パンクス、パンクファッションで
相手に恐怖感を与えようとしているのですが、
鈴音ちゃんの言うとおり、ヘルメットかぶったら意味無いですね。

桜庭応援団は激減していますが、それにも構わず見に来てくれた人に
プレイで返すという桜庭君が発言します。
この発言から、桜庭君が一回り大きくなったように感じさせられました。

いよいよ試合開始。
キックオフのシーン、進さんがスペシャルチームに入っていますよ。
王城、本気だ。
そしてオフェンス最初のプレイ、以前よりも堅くなった
パスプロテクションに守られた高見さん。
落ち着いて練習通りに桜庭へのパスを投じます。
高すぎるパスかと思われましたが……桜庭君がジャンピングキャッチ。
身体能力ではどうにも出来ない高さを生かす、
これが高見&桜庭が出した答えでした。
ついに王城に新たな武器が……とは言っても、
キャッチした絵を見る限りでは
7・8ヤードぐらいしか進んでいませんけど。
それでもこのプレイが三閣パンクスに与えた衝撃は大きいですよ。
精神的なダメージは試合の流れを大きく変えてしまいますからね。

新生王城、圧勝の予感。ここからどんな試合展開になるのか楽しみです。
秋大会の1回戦を突破した事で盛り上がるちびちびコンビ。
流れでムサシを連れ戻す話になり慌てて小声にしたのですが、
地下からヒル魔さん登場。
網乃戦に勝ったから、武器倉庫を地下に作っていたそうですが……
ちびちびコンビと同じツッコミをさせてください。

セナがムサシに話しかけますが、
網乃に勝ったぐらいでは戻ってこないようです。
早く復帰してくれないと、厳しい戦いになるんだけどな。

今は、ムサシよりも「あのバカ」と言うヒル魔さん。
モン太に「バカと言えば」と言われてしまったのは、夏彦さんでした。
長野でたくさんのりんごを貰ってきた夏彦さんですが、
よく1人で帰ってこられたな。
試合に出る事を夢見ていた夏彦は、がっかりモード……
しかし編入試験が今度の週末だから、1回戦にはどっちにしても
出られなかったと知ると、すかさず立ち直ります。

そして編入試験対策開始。
あぁぁ、まもり姉の女教師姿、似合っているなぁ。
しかし夏彦さん、6の段までしか覚えていないってのはまずいんでない?
さらに英語ではJをエルといる夏彦さん。
後ろの鈴音ちゃんの表情が全てを物語っています。
かと思えば、アメリカンフットボールが読めたり、
アメフトに絡めた連立方程式が解けたりと、
興味あることと絡むと出来るようです。
これならプレイブックを覚える事も出来る……のか?

という事で方針を変えて再教育。
試験時間ぎりぎりまで皆が教え込んでいましたが、
試験結果は……207点で何とか合格。
採点する先生の背後にヒル魔さんが居ましたが、
もし落ちていたら先生の身に何が起きていたんだろう、怖っ。

そして生徒手帳発行……「都立泥門高等学校」ってなっている。
たしか私立高校じゃなかったっけ?(単行本では直されていました)
喜びを体で表現する夏彦さんに対し、
黒木君は冷静に突っ込んでおります。
今週何回目の突っ込みだい、これ。

そして2回戦「夕陽ガッツ」戦に向けたミーティング。
夏彦さんの加入で勝率99%であるという
ヒル魔さんの言葉を聞き、はしゃぐモン太達……
しかしヒル魔さんはすかさず皆の気を引き締めます。
モン太に99%落ちるといわれる夏彦が、
受かる可能性1%という小さな可能性を実現したように、
夕陽ガッツに勝つ可能性99%と言われていても、
1%でも負ける可能性があれば、
その小さな可能性が起きないわけでは無いのですよ。
そこまで考えた展開だったのですね。

その「夕陽ガッツ」は、デビルバッツ対策を立てているようですが、
どんな対策でデビルバッツと戦うのか?
デビルバッツはそれを跳ね返すことが出来るのか?
次の試合、早く始まらないかな。
夏コミ明けに感想はアップします……
でも感想書きようが無いよなぁ。
夏彦さんを乗せた賊学タクシーは、ノーヘルで捕まっていました。
電車で会場に向かうはずが乗った電車は「長野行き」。
夏彦さんまたやっちゃいました……夏彦さんの事は放っておきましょ。

セナが胸肩との1対1の勝負に勝ってから、流れはデビルバッツに。
セナ君のかっこいいシーンの後ろでのモン太くん、
指立てていないでちゃんとブロックしてあげなさいよ。

TDでデビルバッツが逆転しますが、
まだまだヒル魔さんは攻撃の手を緩めません。
まずはモン太がTDを奪うと、続いては黒木君もがんばって押して
石丸さんのTDを援護しています。
って、石丸さんに久しぶりに日の目が当たりましたよ~。
良かったなぁ。

得点を重ねたデビルバッツが次第にリードを広げていきます。
しかも第4Qに入ったにも関わらず、デス・マーチをこなした
デビルバッツの選手達は疲れる様子を全く見せません。
みんな成長したんだなぁ……。

スポーツにとって基礎は一番重要。
基礎練習を積んでいるから、いざという時に自然に体が動き、
対応が出来るのです。
もちろんある程度のスポーツ医学は必要です、
しかしそれに頼りすぎてはダメなのです。

最後にセナのTDで仕上げて試合終了。
8-38とデビルバッツ圧勝。
祝福の紙テープが観客席から舞ってきます。
ヒル魔さんのYa-Ha-はいつもどおりですけど、
鈴音&3兄弟のやー、ハァァも良いですなぁ。
初勝利に喜ぶ小結君、ご褒美に興奮する山岡&佐竹、
ご褒美の連想で鈴音に突っ込まれる栗田&小結。
みんな勝ったからって舞い上がりすぎだから。

栗田さんを褒めながら、新キャラ鬼兵さん登場。
その鬼兵さんに大田原さんが馬鹿にされ、猪狩が突っ込んだシーン……
高見さん、そんなツッコミあるかい。
落ちてきた猪狩を見事に受け止めた鬼兵さんは、
技巧派のラインマンらしいです。
後々戦う事になるんでしょうか、どんなチームなのか楽しみです。

他の会場の試合は……コータローさん勝っていたよ。
しかし、キッカーしか居ないんじゃ、得点取るのも大変だ。
出番も少なくて大変そうだ。
なによりも背番号が99番で驚いたよ。
(キッカーの背番号は通常1~19)

負けたチームは即退場、厳しいトーナメントがいよいよ始まりました。
その厳しさを肌で感じるセナ君。
決意も新たに次の試合に向かいます。
最後のオチは長野の夏彦さんでしたが……
りんご食べている場合じゃないよ。
ついに試合会場に現れたセナ君。
どぶろく先生が手を下すまでも無く、
チームメイト&鈴音から手荒い歓迎を受けます。
この馬鹿騒ぎの最中に、小結君のキックが戸叶&黒木の股間をヒット。
喧嘩を始める3人、それを止めに入る栗田さん……はい、お約束です。
しっかし、葉柱君良いキャラになったなぁ。
葉柱君の言葉に応え気合を入れるセナ&モン太君。
セナ君はかっこいいなぁ、モン太は……かっこいいのかも。

エースであるセナを倒せば、泥門の士気は下がる。
データが揃っているからと、胸肩さんは自信満々のようです。
その胸肩さんの呼び名は「糞テカリ」……
ヒル魔さん、素晴らしい表現です。
その糞テカリとの一騎打ちを受けたヒル魔さんは、
最初のプレイでスイープを選択します。

プレイを始めるためにセットした選手達。
しかし栗田君がプレイ名言っちゃった。
実際のプレイでは、プレイの種類が
そのまま名前になっているという事はまず無いので、
こんな感じでプレイがばれるって事はめったに無いと思います。
逆に考えると、アメフト選手はプレイの種類とは関係ない名前を
数百も覚えなければならない訳です。
ハドルで作戦を伝えた後、皆が間違いなく決められた動きをする、
という事を意識しながらプレイを見ると、
かなり大変な事だと理解できると思います。

いよいよプレイがスタート。
それぞれが力を出し切り、セナの走路を開けて行きます。
今までは隙間を作るのがやっとだった皆が、
今回は楽々走れるぐらい広い走路を開けています。

そしてセナ対胸肩のエース対決。
胸肩が軸をずらしたにも関わらず、お構い無しで突っ込むセナ君。
そして……デビルバットゴーストで胸肩をあっさり抜き去りました。
ここでのデビルバットゴーストの描写、凄いですよ。
胸肩にとっては消えたように見える姿、
そしてセナ君自身はスピードを落とさずにブレーキする姿、
その2つを上手く融合して描いているシーンに鳥肌が立ちました。

セナ君が会得したのは、減速しないでカットを切る
クロスオーバーステップ。
実際NFLの選手でも、このステップに翻弄され、
タックルミスをする事が多々あります。

エンドゾーンまで駆け抜けたセナ君。
タッチダウンでデビルバッツ勝ち越しです。
このままデビルバッツは勝利をつかめるのか?
ヒル魔さんの活躍ももっと見たいんだけど……。
 
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