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このblogは、アイシールドで出てくる戦略・用語を分かりやすく説明する事を目的とした感想blogです。火曜日23時頃更新予定(週によって前後あり)。本家サイトはhttp://fake.s22.xrea.com(プロフィール部分にリンク有)
 
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泥門デビルバッツvs.帝黒アレキサンダーズ
花梨からのダンプオフ(危機回避のための短いパス)を受け取った大和は
ヒル魔さん・黒木・石丸の3人を一気にかわし
ダウンフィールドへと飛び出しました。
一番厄介であろうヒル魔さんには、
きちんとブロッカーを向かわせている点から
描写としては目立たないですが、帝黒の選手たちに戦術と優先順位が
きちんと浸透している事がうかがい知る事が出来ます。

ダウンフィールドで1対1で対峙する事となった大和とセナ君。
大和はセナ君よろしくステップで抜こうとしてきましたが……
セナ君は進さんとの特訓を活かして体の中心線をしっかり見極め、
大和君を捕まえる事に成功しました。

サッカーでも体の動きではなくボールを見て
タックルに行くというのは守る側のセオリー。
どの方向の動きにも対応できるよう体をなるべく正対させたままにして、
軸をしっかり見極めるのはタックルの基本中の基本です。
進さんに技術を磨かれたセナ君、
大和にタックルする事は成功しました。
しかしここから大和が本領を発揮、
セナ君に掴まれながらも足を動かし続け前へと進み始めました。

一度はスキャットバック(走路を見つけて走る)のような
デイライトランを見せておきながら、
パワーバックのような力任せのランをしてきた大和
両方が高レベルで出来るRBというのはなかなかいません。

僕の中ではアメフトの楽しさに目覚めた試合となった
2000年のスーパーボウルでのRBエディ・ジョージの走りと被りました。
タックルを受けながらも前へと走り続けTDを奪ったプレイが
アメフトにハマるきっかけとなったプレイの1つでもありました。

大和は強引な走りでセナ君を振りほどきましたが……
セナ君は諦めずに再び追いつきユニフォームに指を引っ掛けました。
追いつかれないと思っていた大和は
右手を使ってセナ君を突き飛ばしました。
セナ君は止められなかったものの、
大和に右手を使わせる事には成功しました。
このセナ君のプレイが泥門の士気を上げ、
帝黒の押せ押せムードを吹き飛ばすきっかけとなるかな。
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泥門デビルバッツvs.帝黒アレキサンダーズ
インターセプトリターンTDで先制した帝黒が
続けてオンサイドキックに成功。
追加点のチャンスを迎えるとともに
小泉花梨ちゃんの出番がやってまいりました。

表紙のデータによると40ヤード走4秒9、
意外に速いという印象ですね。
軽い事もプラスに働いているのかも。

花梨ちゃんを倒す気満々の泥門のライン勢、
花梨は男というヒル魔さんの嘘を信じちゃっています。
良く言えば純真、悪く言えばバ……

平良さんはセナ君のブリッツに警戒している模様。
でもこの発言も駆け引きの1つに見えてしまうなぁ。
直接対峙したセナ君と花梨ちゃんですが、
お互いにらしい挨拶を見せちゃってます。
戦ってる最中でもこれが出るのはセナ君らしいし
花梨ちゃんもらしいのかも。

いよいよ花梨ちゃんがスナップを受け取りました……が
ここで花梨ちゃんのアメフト暦が語られました。
鷹がじきじきにスカウトしたのですか。
花梨ちゃんの綺麗なパスに鷹は感じる物があったようです。

最初のプレイの花梨ちゃんのパスは、
モン太が取れない場所へと綺麗にボールを落とし、
鷹へのロングパス成功で大きく前進。
そして次のプレイでは花梨ちゃんのもう1つの強みが……

鷹にスカウトされ、大和にムリヤリ入部させられた花梨ちゃんですが、
嫌々ながらも練習に参加し続け、
自分の特長を磨き続けてついには一軍まで到達したようです。


ここでも棘田と花梨ちゃんの対比が描かれています。
少し想像になりますが……
自己中心的で相手の事を考えていない棘田は、
パス練習でボールをあらぬところに投げてしまった。
そのボールが花梨ちゃんのバッグに衝突。
対する投げ返した花梨ちゃんのパスは
女性らしい相手の事を思いやる優しいパスだったと。

QBにはいくつかのタイプが居ますが、
花梨ちゃんのような肩は無いけど正確性が高く
取りやすいパスを投げられるというQBもいます。
現役ではNYJのQBチャド・ペニントンあたりが該当しそうです。


オフェンスラインを突き破って迫ってきた栗田君に対し、
大和はブロックせずにパスコースに流れ出ます。
そして花梨ちゃんは栗田君のラッシュを紙一重でかわし、
セーフティバルブとなっていた大和にパスを成功しました。
回避力と優しく精度の高いパス、これは厄介なQBですよ。

大和はボールを片手でキャッチすると
そのままダウンフィールドに飛び出しました。
残っているのはセーフティのセナ君……
2人の直接対決はどうなるか。
泥門デビルバッツvs.帝黒アレキサンダーズ
最初の攻撃は泥門からでしたが、
いきなりのインターセプト、そしてリターンTDで
帝黒アレキサンダーズが先制点を奪いました。
リコちゃんの解説の通り、
格の違いをいきなり見せ付けた形となりました。

さらに大和はこの試合での完封を予告してきました。
普段は冷静に対処するヒル魔さんですら戦慄を覚える鷹の制空権。
そして力の一端を見せただけであっさりTDを奪った大和。
まだ試合は始まったばかりですが、
本当に実現しそうな感じすらあります。

NFLの中継を見ていると、選手の高校時代の映像が流される事があ

りますが、
NFLで活躍する選手の高校時代のプレイは
大人と子供の試合なのかと見紛うぐらいに
はっきりとレベルの違いが感じられるのです。
今回の大和・鷹のプレイはまさにそんな感じがしました。

やられたモン太ですがすぐに次を見据えて気持ちを切り替えたよう

です。
NFLやカレッジフットボールの実況を担当する近藤祐司さん(元日

本代表)は
ミスや失敗をすぐに忘れる必要性を事あるたびに言っていましたが


過去のプレイに引きずられて次のプレイに影響を出してしまうよう

では
一流とはなりえないので、このモン太の心構えは良いですね。

しかし……帝黒は次のプレイで泥門にさらにダメージを与えるべく
とんでもないプレイを選択してきました。
帝黒が選択したのはオンサイドキック、
先制したばかりだというのにまた攻撃権を奪いに来ました。

リスクとリターンのバランスを考えると
リードしているチームがオンサイドキックをする事はめったにあり

ません。
しかしだからこそ狙ってやってくるチームもあります。

このタイミングでのオンサイドキックは泥門にとっては想定外。
リターンをするセナ君や石丸さん、モン太など
ボールの扱いに長けた選手は後方に待機していますし、
前にいるブロッカー役の選手達も後ろに下がろうとしますから
虚を突かれたこの状態ではオンサイドキックの成功率は格段に上が

ります。
さらに帝黒の選手は俊足揃いとなれば
成功の可能性はさらに高まります。

オンサイドに気付いたセナ君は素早く前に上がり大和をブロック、
ボールのキャッチをモン太に託しましたが……
ここでも鷹は持ち前の身体能力をいかんなく発揮、
高いジャンプでモン太の上を行きながら
背面キャッチでボールを奪取。
このプレイでモン太は能力差を感じ取ったようですが……
足掻いてほしいなぁ。

帝黒が攻撃権を奪ったので、ついに花梨が登場です。
どんなクォーターバッキングを見せるのか楽しみですが、
平良さんのアテレコのように豹変したら面白いな。
泥門デビルバッツvs.帝黒アレキサンダーズ
泥門のファーストドライブ最初のプレイは
ヒル魔の復活を見せ付けるようなロングパスを選択してきました。
しかし、練習不足のツケは大きいのか、
ヒル魔さんらしからぬコントロールミス……だったのですが、
一休との特訓で自信をつけ地力を上げていたモン太は
迷い無くボールへと飛びつきました。

ジャンプしながらのオーバーショルダー(肩越し)のキャッチ、
かなり難しいキャッチなのでモン太の見せ場になるはずでしたが……
本庄鷹が名前の通り、鷹のように滑空していると見紛うばかりの
滞空時間の長いジャンプでモン太の前に入り込みボールを奪い取りました。
NBAでマイケル・ジョーダンが見せたエアウォークは
滞空時間の長さとその距離に驚かされましたが、
鷹の今回見せたプレイも似たような感じに見えます。
NFLでも07シーズンに、長身WRランディ・モスが
幅跳びのようなジャンプをしながら
右手にボールを吸い付けるようにしてパスキャッチをした
というプレイがありましたが……それに似たプレイに見えました。

インターセプトした鷹はボールしか見ておらず
モン太の事は眼中にありませんでした。
これはモン太にとっては辛そうだ……。
これだけの高い身体能力を持つ鷹相手に、
モン太になす術はあるのか、これ。

リターンを開始した鷹ですが、すぐさま大和にラテラルパスをしました。
前パスはオフェンス側のみ1回だけOKですが、
後ろパスであれば何回やっても可ですから。
ボールを受け取った大和はリターンを開始、
しかも予告どおり右手を使わずに走り始めました。
パスディフェンスを鷹に任せていた他のディフェンス陣は
泥門の選手たちをしっかりブロック、
さすが頂点に立つチーム、よく訓練されているなぁ。

ボールを持つ大和にセナ君は追いすがりますが、
2人とも雪に足を取られてしまいます。
しかしセナ君はバランスを崩したしまったにも関わらず、
大和は大きく体制を崩す事無くリターンを続けます。
結局大和は泥門のエンドゾーンまで軽々とリターン、
鷹がインターセプトをする前にした予言「帝黒の先取点」を
現実の物としてしまいました。

インターセプトからラテラルパスでリターンTD。
早速先制を許してしまった泥門、
まだ力の一端しか見せていない帝黒相手に策はあるのかな……心配だ。
泥門デビルバッツvs.帝黒アレキサンダーズ
帝黒のキックオフで試合が始まりました。

まずは両チームのスペシャルチームの激突……なのですが、
両チームともに主力がほぼ全員登場。
選手が少ない泥門はともかく、帝黒側も大和・鷹あたりが出てくるとは。
確かに近年は、スペシャルチームに主力級選手を
投入するケースが増えてきています。
以前も書きましたが、通常の攻撃プレイで10ヤード進むのと
スペシャルチームで10ヤード進むのでは容易さが雲泥の差。
ですからよりボールを前へと進める為に
控え扱いの選手を投入するのではなく、
スペシャルチームのスペシャリストや先発の選手などを使う比率が
上がってきているという事のようなのです。

帝黒の選手は40ヤード5秒を切っているとの事。
NFLレベルなら当然の話なのですが高校レベルでこれは凄い。
簡単な台詞ですが帝黒の層の厚さ、
そして選手のレベルの高さを改めて認識させてくれます。

リターンする泥門側は……いきなり逃げんな。
と思ったら、王城戦で乗らすとプレイで使ったキラーホーネットを、
バックス & レシーバー総動員で使ってきました。

帝黒も慌てずに対応してきたのですが……
ボールを持っていたのはまさかの石丸さんでした。
しかも石丸さんはロデオドライブを使って、帝黒の選手を抜き去りましたよ
完成されたロデオドライブというわけではないようですが
グースステップの応用ですから石丸さんでも確かに使えそう。
陸君のマンツーマンコーチを受けていたとはいえ……頑張ったなぁ石丸さん。

他のメンバー達も、指導を生かしてブロックをしていましたが
石丸君は大和君にあっさりと止められてしまいました。
さすがに石丸君では歯が立たないようです。
そしてリターンも自陣19ヤードまでしか戻せていませんでした。

135th downで書きましたが、キックオフリターンでは
大体自陣25ヤード~30ヤードまで戻すのが平均値。
自陣19ヤードというのは平均以下の攻撃開始位置となります。

帝黒の動きが早かったという事も有るでしょうけど、
キラーホーネットを使うとブロック役が少なくなり
走路を限定されやすくなるという欠点もありますから
泥門の幻惑作戦は失敗という感じでしょうか。

選手の闘争心を高める為のヒル魔さんの煽りですが、
これはどぶろく先生の言うとおり常套手段。
まれに相手チームが本当に「口撃」する事があるのですよ。
そしてここ最近では、それをしてしまったチームが
負けてしまう事が多めなので、直接相手にはしない方が良いのですが……。
味方に嘘を吹聴するのはOK、でも本気にしすぎる
黒木 & 戸叶のような場合も有るので多用は禁物かも。


泥門のファーストドライブ、
ヒル魔さんは腕に包帯を巻いたままセットしました。
これはみんなの思うとおり不自然すぎだよ。
治っているか不安視されたヒル魔さんの腕ですが、
なんとか間に合った模様。
包帯を破り差ってボールを投げ込みました。
試合に出たいという気持ちがプラシーボ効果を引き出したかな。
ヒル魔さんのパスはモン太に通るのか。
ついにやってきたクリスマスボウル当日。
東京スタジアムには雪が降ってきていました。
雪中の決戦……風景は綺麗でしょうけど
プレイする方は大変です。

雷以外の悪天候なら試合が行われるアメフトでは
雪の中での試合で数々の名勝負が行われてきました。
2007シーズンではWEEK 15のBUF @ CLEでは
フィールドに引いてあるラインが見えなくなるほどの
激しい雪が降る中で試合が行われましたが、
そんな環境でもお客さんはたくさん来るんですよ。

水町君・進さん・陸君など、泥門の選手たちをコーチしてくれた
ライバル達も当然観戦に来てくれていますし、
セナ君の両親もピットを連れて観戦に。
もしかしてセナ君の両親はスタンドでは初観戦か
そして十文字君の父親に……ヒル魔さんの身内も来ちゃっいました。
でもその姿は謎のままですが。

選手入場で泥門の選手全員が一斉に入ってきました。
NFLの昔のボウルゲームでは主力選手が1人ずつ呼ばれる
盤戸戦のようなスタイルだったのですが、
02年のスーパーボウルでペイトリオッツが選手全員での一斉入場をしてから
一斉入場をするチームが増えてきています。
こういう入場形態の方がチームの絆を感じられて良いですよね。

応援合戦も盛り上がっていますが……
鈴音ちゃんのサンタ服は可愛いなぁ。
NFLのチアも、ハロウィンの時は様々な変装をして
クリスマスの時期はサンタ服でと
季節に合わせた扮装でお客さんを楽しませてくれるのですよ。
帝黒の方はオーソドックスなスタイル、
雪が降っているのにへそ出しは凄い。

モン太は本庄さんとの関係をきちんと吹っ切って
試合に臨む心構えが出来ているようです。

どぶろく先生もトレーナーとしてやれるだけの事を
やってくれたって感じですね。
でもそんなシリアスなシーンなのに、
手前では黒木君がセナ君に悪戯をしちゃっています。
緊張に押しつぶされるよりもこういう悪ふざけが出来る方が良いかも。

ヒル魔さんはヒル魔さんで安芸礼介くん相手にいつもの行動を。
ヒル魔さんの苦悶の表情と台詞はわざとすぎ。
帝黒にはそんな事は当然通用せず……
でもこのヒル魔さんの行動は大和君の言動を引き出す為か?
最初の王城戦よろしく、相手が手を出し切らないうちに
得点してしまおうというのはヒル魔さんらしい考えかも。
でも腕の状態が未知数なのは本当だしなぁ。

大和猛君はこの試合では21番を着用、
この試合に、そしてセナ君との対決に
かける意気込みが伝わってきます

どうやら帝黒のキックオフで試合開始のようです。
という事は泥門が先攻になりそう。
得点を奪い、よい滑り出しにする事が出来るかな。
トリ頭ならぬサル頭……モン太は思い出の品との決別で吹っ切れたようで
本来の動きを取り戻したようです。
厳しい表情ながらも嬉しさをにじませているような一休の表情が
モン太の復活をより強く印象付けています。
一休はモン太に対して『空中戦は睨めっこ』という言葉を伝授。
この言葉が生かされる時が楽しみですね。

他の泥門のメンバー達もそれぞれが頑張っています。
セナ君と進さんの激しさはトレーニングとは思えないほど。
鉄馬に教えられている雪光さんは
ルートランニングの大切さを教わっています。
オプションルートが出来る雪光さんに
鉄馬のような敵選手の当たりにも負けずルートをしっかり守れる能力がつけば
さらに戦力アップに繋がるでしょうしね。

番場さんに教わっている戸叶君はみっちり鍛えられているようですが、
水町君に教わっている黒木君は……大丈夫かな?
それよりもさらに心配なのが

さてさて、関東代表校に協力し合うという契約にもかかわらず
泥門に姿を見せていなかった阿含は、帝黒学園へとやってきていました。
セナ君と同様に阿含も帝黒でプレイする事となりましたが、
今度は大和との1対1の対決。
その結果は、阿含が大和の力を引き出し掛けた所で終了。
阿含が感じたのは何だったのかな?
セナ君に勝ちの目がないという理由も気になります。

時間は経過していよいよクリスマスボウル前夜に。
帝黒の2軍以下の選手たちがスタジアム前で
チームマスコットの雪像を作っているのを見た葉柱ルイ、
後輩達を招集して対抗すべくデビルバッツの雪像を作ってくれました。
損得抜きでこういう行動をしてくれる仲間って良いな。

決戦の日も雪模様、会場前にはアレキサンダーの雪像と
デビルバッツの雪像が対峙していました。
いよいよ始まる最終決戦クリスマスボウル、
ヒル魔さんがまだ手をつっていた点が少し心配ですが
泥門がどのような戦いを見せるのかが楽しみです。
グローブをめぐる悶着の翌日。
セナ君・モン太は顔を大いに腫らしていました。

メンバーから外せと伝えながらも
練習の方にはしっかり参加しているモン太。
駄目だからこそ足掻き続ける、モン太らしさが感じられます。
モン太やように休まないで練習を続ける事が
身に染み付いている人は強いです。
ただ単に部活だからと流されて毎日やっている人とは
練習の質が段違いに違ってきますから。
しかしスランプの時には、それが脱出のきっかけになる場合もあれば
より深みにはまる事に繋がる場合もありますから、
その真面目さが必ずしも好結果を生むと言うわけでは無いのですが。

しかし練習相手が一休ってのは酷ですよ。
たしかに数プレイだけ見れば一休の上を行っていたのですが、、
全体的な能力で見ると一休の方がはるかに上なのだから
100%が出せる状態ではないモン太が適うわけ無いよ。

対するセナ君はと言うと、本庄さんのグローブを壊した事に関して
自責の念にかられているようです。


泥門の練習が終わった後、桜庭君が居残り特訓を志願。
焦っても意味無いとは言いつつも鍛えたい気持ちが止まらない桜庭君に
付き合ってあげる高見さんはかっこ良すぎだろ。
もう高見さんは引退している時期なのに……
それだけ大切な相棒だったって事なんだろうな。
しかし桜庭君の頑張っている姿を目の当たりにしたモン太は
逃げるように帰宅してしまいましたよ。
いつものモン太だったら競いあうようにして
一緒に練習しそうな感じなのに。

モン太と同様に練習を休まないの本庄鷹、
こちらはプロ選手でもある親に仕込まれてのもののようですが、
それに不平不満も言わずに続けているのは
その効果を自らが一番知っているからなのかも。
格言として「1日休むと自分が分かり、2日休むと専門家が分かり、
3日休むと観客に分かる」という言葉が有りますが、
毎日続けている人だからこそ、この言葉の重みを理解しているのかも。

桜庭君にもお願いをしていたセナ君ですが、
一度戦っただけの如月君の家に出向いていますよ。
それと太陽高校に行ったり、ワットさんにまで連絡したりと……
セナ君、アグレッシブになったなぁ。

これまでのセナ君の動きは、壊してしまった本庄さんのグローブの
代わりとなる物を持ってくるための動きだったようです。
セナ君の持ってきた箱の中身は……
これまで戦ってきたライバル達のグローブ。
桜庭君・一休さんは熱いメッセージ入り、
鉄馬のグローブには文字は見当たりませんでしたが
モン太には伝わる物があったようです。

本庄さんのグローブに拘泥していた事に気づいたモン太、
思い出のグローブを投げ捨て、本庄さん越えへの第一歩を踏み出し
ました。
これでクリスマスボウルに向けて一直線に進んでくれる……かな。
帝黒偵察から帰ってきたセナ君たちを待ち受けていたのは
東京 & 関東のオールスターとも言えるメンバー達でした。
ヒル魔さんが事前に誓約書まで書かせて
準備していたとの事ですが……
みんなのカッコ良い台詞を台無しにする水町君が素敵だ。

マンツーマンコーチの組み合わせですが、
ポジションが違うのはセナ君、モン太、十文字の3人かな。
とは言ってもセナ君、モン太の相手としては
進さん、一休以外は考えられないですね。

栗田君と峨王のぶつかり合いは凄まじい激しさ。
石丸君と雪光さんは紐で引っ張られていますが……
これは陸上選手も良くやるオーバースピードトレーニング、
自分の限界速度より速い速度を経験する事によって鍛える方法です。
グースステップなど他競技のテクニックを取り入れる事に積極的な
陸君らしいトレーニング法ですね。
雪光君に鉄馬がついたのも面白い、
ルートを臨機応変に変えていく雪光さんが、
当たり負けをしない鉄馬さんのような力強さを
少しでも身に付ければ、雪光さんの存在価値はさらに高まります。

セナ君は進さんと四角ランでトレーニング。
互いに高めあうライバル同士が一緒にトレーニング、
肉体的にだけでなく、精神的にも効果がありそうです。

「バランス & テクニック」と盤戸戦で紹介され、
センターも無難にこなした十文字君に筧君がついたのも納得。
筧君のテクニックを伝授するのか……
これは十文字君はかなりのパワーアップだ。

描写は無いですが、「パワー & ハード」の戸叶君に
番場さんが付いているというのは興味深いです。
ただ「スピード & 闘争心」の黒木君に
水町君がついているのは……性質的にはあっているだろうけど
水町君がちゃんと教えられるのかが疑問だ。

小結君は大田原さんと因縁の相撲で特訓。
さりげなく重佐武君もいます。
水町君以上に不安な夏彦さん & 赤羽コンビ。
マンツーマンコーチ紹介の所で
この2人の間だけ違うマークだったのはこういう事か。
こんな部分で波長が合っても良いのか悪いのか……。
赤羽君、実力は有るんだけどこれだからなぁ。
でも乗せていつの間にか成長させちゃう……かも。

皆が頑張っていましたが、一休だけでなく
山伏さん、高見さんまで使ってトレーニングしてくれていたのに
1人だけ「心ここにあらず」って感じのモン太。
ライバルとして認め、次は完膚なきまでに倒すんだと
トレーニングを重ねていた一休が怒るのも当然ですよ。


泥門がマンツーマン指導を受けていましたが、
本庄親子は小さい頃からのマンツーマン指導。
鷹はエリートアスリートって感じですが、
本庄さんが憧れの選手だっただけに
鷹に嫉妬してしまうのは分からなくも無いけど。

セナ君がとっさに出した手に当たってグローブが道路に落下。
本庄さんとの思い出のグローブが引かれてしまいボロボロに……
しかしいつまでもグローブに拘泥しているようでは、
本庄さんに追いつく事は出来ても乗り越える事は出来ないはず。
セナ君の叫びも理解できますよ。

一方、鷹はモン太の事をつまらない選手と切り捨てていましたが、
これはプレイ面でなのか、それとも内面を見抜いてなのか……。

モン太のこれまでの言動を見ていると、
チームの為というよりも自分の為にプレイしている感じ。
まもりさんに認められたいなど動機も不純なものがありました。
もちろんそれが悪いのでは無いのですが、
チームのみんなの働きがあってこそ
自分が活躍できているという事もまた事実。
個々の戦いも大事でしょうが、個々の戦いで勝つことだけが
勝利への道ではないはずです。

セナ君との殴り合いに発展しちゃいましたが、
モン太は試合までに自分を取り戻せるのかな。
 
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