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このblogは、アイシールドで出てくる戦略・用語を分かりやすく説明する事を目的とした感想blogです。火曜日23時頃更新予定(週によって前後あり)。本家サイトはhttp://fake.s22.xrea.com(プロフィール部分にリンク有)
 
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雪光くんのバリスタの説明から、とんでもない想像をするモン太……
わかってないって、あんた。

結局「バリスタ」はまだ実戦で使えるような戦術ではないようで、
今回の試合でのお披露目はありませんでした。
そして最初のプレイ、進が神龍寺のラインを破って雲水をサック。
LBがラインを破ってきているということは……
バリスタはブリッツの一種ではないのですね。
だと、どんな戦術なんだろう……。

「中央のプレイは進が最強」……この言葉を聞いて、
両面でWRもやっている一休さんが、進との勝負を希望。
この負けず嫌いなところは好きだなぁ。
やっぱ、スポーツやる人はこうでないと。
神龍寺の次のプレイは、中央のゾーンへのパスプレイ。
ルートはバック走が得意な一休向きのフックのパターン。
簡単にディフェンスを振り切りやすやすとキャッチ成功……
かと思いきや、戻ってきた進がボールをカット。
何とかボールをキャッチした一休さんは4ヤードのゲイン。
やっぱ進さんだけは一人気を吐いているようです。

進と一休のプレイを見てヘタレシーバーに戻る桜庭君、
駄目だよここで負けてちゃ……って、
直後にまた一休にパスカットされてるし。

一服している阿含、実力はあるからこそ許される自由奔放な振る舞い。
こんな弟と比較される雲水は可愛そうだなぁ。
一生懸命努力しても弟にはかなわず「良い選手」どまり。
それでも腐らず努力を続ける姿は、賞賛に値しますね。

試合は神龍寺ナーガが41-3と圧勝。しかも阿含抜きでですよ。
神龍寺相手に「今日は桜庭が病み上がりだからや」と叫ぶ虎吉くん。
その虎吉君の怪我している足へ向けて、阿含がボールを投げつけます。
間一髪のところでボールを受けるモン太&桜庭、
そして虎吉を車椅子ごと動かすセナ。
このやり取りはカッコ良い上に面白かったですね。
最後にきちんとオチもついていましたし。

阿含って左投げなんだ……左投げと右投げでは、
WRがキャッチする感覚が少し違うと言うような話を聞いた事があります。
もし阿含がQBなら、神龍寺のWRはすっごく器用だって事になりますよ。
目が鋭く光る一休さん。
その目にはライバルの姿がはっきりと映っているようです。

そして神龍寺に怒るモン太、その怒りをヒル魔さんの一言で
自分の向上へと向けるモン太……その単純さがおいら好きさ。
このやり取りを見て、桜庭君も一歩前へ踏み出したようです。
これからの桜庭君は活躍しそうですよ~。

春大会が終わり、秋の大会まで残り3ヶ月。
それぞれのチームが、それぞれの思いを持って秋の大会へと臨みます。
それぞれの表情を使った最後のページは、
心に残る印象深いシーンでした。
最後に勢力図が載っていますが……この勢力図が、
3ヵ月後の秋の大会ではどのように変わるのか?
これからの各チームの動向が楽しみです。
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神龍寺ナーガvs王城ホワイトナイツ。
そしてセナ対阿含、緊迫の場面からスタートです。

まもり姉ちゃんを守るため「ヒザカックン」を試みようとしたセナ。
セナが阿含の後ろに回った瞬間、阿含は後ろの橋の欄干に。
さらにセナの生徒手帳をスッて、今見つけたかの様に
まもり姉ちゃんに手渡す……そりゃ、ただならぬ物を感じますよ。
歩いていく阿含の背を見ながら、生まれて初めて感じる
『悪』に戦慄を覚えるセナ。
阿含との勝負は神龍寺との試合までお預けのようです。
しかし、まもり姉ちゃん、疑いもせずに喜びすぎだよ。

そして表紙、神龍寺と王城の大激突という感じが
上手く表現されています。
さりげなく虎吉を守っている桜庭くんがポイント高し。
あれ、王城のマネージャーの隣にいる人、誰?

試合の方はすでに28-0と、大差で神龍寺リード。
攻守ともに、王城を圧倒しているようです。
まずはライン戦、大田原をはじめとした王城のラインマンは、
神龍寺のディフェンスラインに押されまくり。
瞬く間にポケット(パス壁)が崩壊していきます。
ポケットが崩れたため、QB高見は桜庭に投げましたが、
神龍寺のCB一休さんがインターセプト。
「またボール奪った~」なんて台詞があるって事は、
この試合だけで何回もインターセプトされているんですね……。

実際の試合でも、ポケットが破れて苦し紛れに投げるパスは、
きちんと投げ捨てないと酷い目にあう事が多いのです。
これが出来ないQBは、あっという間に干されてしまいますよ。
でも一休さんの身体能力は凄いですね。
「46th down」でも書きましたが、CBは一休のような
小柄ですばしっこい人の方が多いんです。
しかし、バック走で40ヤード4.9秒ですか……
関東最強のCBと言われるだけはあります。
その一休さんとマッチアップ(対決)させられている桜庭君、
病み上がりの体にはきついですが、格上の選手との
対決によって磨かれていくのは、どのスポーツにも共通したこと……
この対決でさらに大きく成長するのではないでしょうか。

雲水はQBとしての能力が高いようですが、阿含の前では裏方に……
はっきりは言ってないですけど、阿含はQBなのかな?
しかし、努力をしても良い選手どまりの雲水。
全く練習しない弟・阿含は「100年に1人の天才」。
本編でも書かれていますが、双子だっていうのに神様は気まぐれです。

神龍寺がさらに1タッチダウンを追加し35-0。
ここで進が「巨大弓(バリスタ)」を使いたいと提案。
バリスタってなんだろ?
ディフェンスのプレイなら「ブリッツ(43rd down参照)」が
考えられますがまさか進がオフェンスで出るとか……
どんな作戦なんだろう?

さあ、王城の反撃はあるのか?
それとも神龍寺が完全に封じ込めてしまうのか?
神龍寺ナーガvs王城ホワイトナイツ戦がいよいよ開始。
今回は衝撃的な事実がてんこもりでした。

試合前に気合を入れる王城に対し、精神統一をする
神龍寺のラインマンたち。
神龍寺の面々の中でも、阿含と雲水はまだまともな方だったんですね……
西遊記な面々に大仏さま、山伏までいますよ。
ただ、強そうな感じは伝わってきます。
雲水の一喝にも全く動じないラインマンたち……なのに、
女の子の話題が出てきただけで集中を乱されるあたりが、
男子校の生徒っぽい感じだなぁ。

そして最初の衝撃的事実、「栗田君 元神龍寺生」。
確かに家がお寺だから神龍寺生でもおかしくないわけですが……
何故、泥門デビルバッツに来たんだろ?
そして、神龍寺の事を話すときに、いつも少ししょぼくれ気味なのは、
何か因縁があるからなのかな?

次なる衝撃的事実は……まもり姉ちゃん、絵が下手。
まもり姉ちゃんを冷やかしているヒル魔さんが可愛いんですけど。
さらなる衝撃的な事実は、阿含と雲水が双子。
しかも3-16という劣勢から5分で逆転させる力を持つほどの、
力のあるプレイヤーのようです。
マンガ中の新聞の記事には
「ある意味ではパス以上の脅威をもつ武器」と書かれてありました。
この記事から阿含と雲水のポジションについて、
ちょっと推測してみました。

大学ぐらいまでのフットボールでは、1人で複数ポジションを
こなす選手も多いのですが、プロになると複数ポジションを
こなす選手はほとんど居なくなります。
1つ1つのポジションに高いレベルの技術が必要とされる事と、
出場する機会が増える事によって
怪我しやすくなる事が原因と思われます。
だからと言って、プレイしていたポジションについての経験が
生かせないわけではないので、QB経験のあるWRが
パスを投げる事もあるのです。

で、本題の阿含と雲水についてです。
新聞の写真では雲水が投げていますが、
双子ならではの「阿吽の呼吸」で、
通常では使わないようなプレイをするのではないかと思っています。
一例としては、QBがWRにピッチ(投げて渡す事)をしたあと
前方に走り出し(通常はピッチしたあとは、
ブロックしたり何もしなかったり)、WRがパスを投げる際に、
QBがパスのターゲットとなるプレイなどがあります。
QB出身のWRが居るチームなどでは、
たまに使われるスペシャルプレイ(特別なプレイで)、
昨シーズンはNFLでも2回ほど見られました。
阿含がWRと決まったわけではありませんが、
こういうプレイもやりそうだと思うんですけど……。

そしてその阿含ですが、先輩方でもビビっています。
そして賊学の面々も阿含1人でめっためた。
しかもまもり姉ちゃんにも手を上げていますよ……
今まで感じていた以上に凶悪なキャラのようです。
阿含対セナ、そして試合の方もいきなり急展開のようです。
泥門デビルバッツvs太陽スフィンクス
同点に追いついたデビルバッツですが、その後双方得点無く試合終了。
20-20で引き分けとなりました。
引き分けて喜ぶデビルバッツのメンバー、
石丸君がいないよ、と思ったら、直後にあの仕打ち……
石丸君おいしい所全部持っていっちゃうなぁ。

引き分けで喜ぶメンバーの中で、1人冷静なヒル魔さん、
確かに引き分けじゃ喜べないですよね。
でも実際の試合では、アウェーで引き分けなら上出来ですよ。

セナ君怪我?ダイブプレイは危ないから、
やっぱりセナ君みたいな軽量のRBには厳しいです。
ただでさえ怪我しやすいポジションなんですから。
珍しくセナ君の体を気遣っていると見せかけておいて、悪魔の一言……
さすがヒル魔さん、期待は裏切りません。

番場さんから日本代表を譲られ、日本代表となった
デビルバッツですが、試合は…明日?ありえないよ。
第4クオーターが終わった時に同点だった場合、
1クオーター分の延長戦があります。NFLでは
サドンデス方式なので、先に得点を挙げた方が勝利となります。
ちなみにNFLでは1年間に公式戦が267試合ありますが、
昨年のシーズンでは引き分けはたったの1試合。
しかもこれが5年ぶりの引き分けでした。
という事でアメフトでは、引き分けって少ないんですよ。
ただ、昨年は延長戦は30試合以上ありましたので、
同点で第4クオーターを終わるって事は珍しい事ではないのですが。
今回は第4クオーターで試合終了となったため引き分けとなりましたが、
試合が次の日だったら延長戦なんて出来ません。
というか、普通は試合の間隔は1週間近くあるものですよ。
消耗するからって理由もありますが、
プロの場合はその1週間で相手を徹底的に調べ上げ、
万全の体制で試合に臨むのです。

観客の江ノ島への大移動、目的は
「神龍寺ナーガ 対 王城ホワイトナイツ」戦です。
相模湾に浮かぶ江ノ島フットボールフィールド……
欲しい、こんな試合場、現実にも欲しいよ。
モン太の歌を知らない世代がいるのか……
ジェネレーションギャップを感じました。

「神」こと神龍寺ナーガと、神にだけ敗れ続けてきた無冠の「王」、
王城ホワイトナイツこのくだりかっこ良すぎですよ。
まさか学校の名前にこんな設定を隠してあったとは。
さあ、来週は神龍寺の初試合です。
神と言われるその力、どれほどの物なのかが楽しみです。
泥門デビルバッツvs太陽スフィンクス。
残り35秒という大詰めの場面です。

華麗なキャッチでタッチダウンをあげたモン太。
モン太の決めポーズ、やる人が違えば
かっこ良く見えるポーズだと思うんですけど、
モン太がやるとお笑いになっちゃうのが不思議です。
しかもとどめに『名誉返上』ですよ……。
ヒル魔さんじゃなくてもツッコミますわな。

前回も書きましたが、この時点で20-18で
デビルバッツ2点のビハインド。
という事で、トライ・フォー・ポイントで
2ポイントを選択してきました。

残り3ヤード地点からの全員対全員のパワー勝負。
こういう状況では、パワーだけでなく、勝ちたいという気持ちが
どれだけ強いかも大事なんですよね。
ここでヒル魔さんはセナのランプレイを選択。
「デビルバットが前だけ見てりゃ 必ず勝てる」という
意味深な言葉を残し、全てをセナに託します。
対するスフィンクス側も、力自慢のメンバーを集めます。

そして運命のトライ・フォー・ポイントがスタート。
ライン同士のぶつかり合い、下から見上げるようなアングルは
力と力のぶつかり合いって感じが表現されていて良いですね。
テレビでは絶対にありえないアングルなだけに、凄く新鮮でした。
その前の栗田君の台詞もかっこよすぎ。

激しいライン同士の押し合いの中、がっちりボールを抱え、
ヒル魔さんの「翔べ」の声と共にセナ君が俊足を飛ばしてダイブ。
そして重量級のピラミッドラインを吹き飛ばしタッチダウン!
ついに20-20の同点となりました。

エンドゾーン目前でランプレイとなると、
ラインの作ってくれた穴を抜けるようなプレイは少なくて、
ラインの後について押し切るか、もしくはラインの選手を飛び越える
(たまに踏み越える)ダイブプレイになる事が多いです。
なのでゴール前では、スピード派のRBよりも
パワー派のRBを使う事が多いんですね。
でもセナ君軽量だから、ダイブは厳しいかなぁと思っていたら……
まさかあんな展開にするとは。
1話のシーンと絡めるなんて……本当に上手すぎ、
やられたって感じですよ。

今週はたった1プレイしか描かれていないのに、
こんなに密度が濃くて、楽しくて、大満足でした。
いよいよスフィンクス戦も決着でしょうか?
デビルバッツ対スフィンクスの試合は、いよいよ大詰め。
第4クオーター、残り10分。
20-12の8点差でスフィンクスリード。
デビルバッツはタッチダウンを挙げた上に、
2ポイントが成功すれば同点となります。

本編「12nd down」でトライ・フォー・ポイントの説明が
ありましたが、一応もう1度説明します。
タッチダウンは6点入る上に、残り3ヤード地点
(NFLでは残り2ヤード)からもう1プレイできる権利が与えられます。
その時もキックを成功させると1点の追加、
タッチダウンを決めると2点の追加となります。

デビルバッツにはキッカーが居ないので、
キックすら決まっていませんが、
プロ(NFL)ではキックなら99%ぐらいの確率で成功します。
対して2ポイント(タッチダウン)の成功率は40%ほど、
普通はキックで合計7点を狙うのがセオリーです。
しかし今回の状況のように、時間が無くて8点差という状況では、
成功率が低くても2ポイントで同点に追いつこうとします。
もちろん失敗したらもう一度攻撃できないと追いつけないので、
試合を左右するプレイになるのです。

追いつけない点差ではない事で、気合が入るデビルバッツの面々……に、
やや気おされている感じの石丸君。
やっぱ石丸君はこうでなくっちゃ。

一進一退の攻防を繰り広げる中、残りは5分を切ります。
スフィンクス側としては、残りの時間をたっぷり使って、
相手に攻撃するための時間を与えなければ良いので、
久しぶりに出てきた余の「ゆるりと」発言が出てくるわけですね。
鎌車君、やぐらにもバンプしてやぐら壊しちゃっていますが……
パワーつーか馬鹿力だよ。
大田原っぽいキャラだなぁ。

残り3分56秒と、デビルバッツは急いで点を取らねばならない状況。
フィールドの外に出てプレイを終える事によって
残り時間の減少が止まるので、このように残り時間がない中で
追いつきたい状況のときは、パスを決めた後でフィールドの外に
出られるようなプレイを中心に組み立てていく事が必要となります。
しかし、モン太が鎌車に封じられている為に、
セナのプレイに頼らざるを得ない状況
(フィールド内でプレイが終わるので、残り時間は減少しつづける)。
なかなか残り時間を有効利用できません。

セナのカットバック(走っている方向を変えること)を見て、
真似するモン太、でもあえなく撃沈、楽しいやつだなぁ。
3兄弟がチームプレイしているシーンにちょっと感動。
実際の試合でも、このようにラインの選手が作った狭い隙間を
RBが駆け抜ける場面は多く見られます。
3兄弟の「良くやった」って感じの叩きも、すっごく良い雰囲気ですね。
同じチームとして戦う仲間って感じが良く出ています。

そんな3兄弟とセナのやり取りを見て、沈むモン太。
でも、ここでヒル魔さんが良い事言ったよ。
「広い外野がテメーの庭だ。違うか背番号80」……かっこえ~。
なんでヒル魔さんってこういう台詞が似合うんだろう。

ヒル魔さんの言葉で再び生き返ったモン太。
バンプもものともせず、自分のフィールドに向かって走り出します。
本庄選手の事を回想しながら走り向けていくシーンに、またまた感動。
本当に台詞の使い方とか、話の流れが綺麗で上手いです。

デビルバッツ最後のチャンス、ここでヒル魔さんは
一発逆転を賭けてロングパスを選択します。
ロングパスを決めるためには、レシーバーが長距離走る事が必要。
必然的にパスを投げるまでに時間がかかる事となります。
ヒル魔さんの「持ちこたえろよ」の声にふんばるラインの選手達。
そしてヒル魔さんのパスは、相変わらず綺麗なスパイラルが
かかった素晴らしいパスです。

ここで鎌車君がモン太を突き飛ばす……って、鎌車君、
それインターフェアちゃう?

・パスインターフェアについて
アメフトには、パスをキャッチするのを
妨害してはならないというルールがあるんです。
なので、ボールをキャッチしようとしている人に
故意にぶつかったりすると、反則を取られる事となります。
高校の試合なので、ペナルティーは15ヤード
(プロは反則した地点まで進まされる事もあります)。
でも、タッチダウンを取られるよりはマシなので
インターフェアをするのは、ある意味正解なのですけど。

インターフェアをされながらも、
ボールをキャッチしタッチダウンしたモン太。
決めゼリフもらしくないかっこ良さですよ。
もう泣きそうになりますよ、これは。
表紙のヒル魔さん、渋すぎ~ やっぱヒル魔さんカッコイイね。
太陽高校の生徒はサーファー焼けだったと発覚、
すげぇ模様のボードばっかりだ。

前半の失敗を悔いるモン太が、力強く言い放った「汚名挽回」……
冷静なヒル魔さんのツッコミが、さらにモン太を惨めに貶めます。
そしてスフィンクス側、番場さんに一喝される「余」こと原尾様。
あ~あ、ボールを高々と上げるポーズ好きだったんだけどなぁ。
(前にも書きましたが、実際にはQBはあんなボールの持ち方を
 してはいけないのですが)
さらに秘密兵器の鎌車ケン登場、
ポジションは……コーナーバック(CB)!!
ついに専任のCBが出てきましたよ~。

・コーナーバックについて
主な仕事は、レシーバーにマークし、
パスを通されないようにするポジションです。
パスキャッチを防ぐために、投げられたボールを叩き落としたり
(もちろん取ることが出来れば攻守交代となるのでそれも狙います)、
パスを投げにくくするようにきっちりとマークしたりと、
俊敏さと瞬時の判断力を要求されるポジションです。
パスが通ってしまったとしても、その場できちんとタックルし、
それ以上の前進を許さないようにしなければなりません。

しかし、パスを取るのを妨害したり、パスが相手に到達する前に
相手にぶつかったりしてしまうと、反則を取られてしまう事があります。
(ボールに向かっている時は取られなかったりする時もありますが、
 どこからどこまでが反則となるのかの線引きは、
 簡単に説明が出来ないのでここでは省略します)
たまにQBにプレッシャーをかけに行く(ブリッツ)事もありますが、
その時はレシーバーをマークする選手が減ってしまうため、
リスクの高い戦略と言えます。

このようなポジションの性格から、足が速く、小回りの利く人が
多いのです……と書きましたが、鎌車君めっちゃ大きいです。
そしていきなりモン太にバンプをかましてきました。


・バンプについて
先ほども書いたとおり、守備側の選手は攻撃側の選手が
パスを取るのを妨害してはいけないことになっています。
しかし「最初にボールが置かれていた地点から5ヤード以内なら、
 レシーバーと接触をしても反則とはならない」
という例外があります。

ここで出てくるのがバンプと言うテクニックです。
プレイが始まった瞬間、CBがレシーバーを手で突く事によって、
レシーバーが予定していたルートを走れなくなり、
QBがパスを投げるタイミングを狂わすという、
間接的にパス攻撃を封じる方法です。

しかし鎌車のバンプは凄い破壊力のようで、モン太はふらふら……。
あんなバンプされたら、パスはほぼ無力化されてしまいます。
この状況を打破できるとしたら、別のレシーバーに投げれば
良いのですけど、デビルバッツには他のWRが……。

結局、2回目のパスをインターセプトされターンオーバー(攻守交代)、
そのままタッチダウンに結び付けられ、
20-12と点差を広げられてしまいます。

そして、キッカーのいないデビルバッツの悲しき現状が。
ヒル魔さんが頑固なまでに攻撃重視の戦略を貫いていたのは、
キッカーがいないと言う事で、タッチダウンの後の
トライ・フォー・ポイントで得点を重ねることが出来ず、
同じタッチダウン数では必ず負けてしまうから。
(2ポイントをやれば追いつける可能性もありますが、
 成功率が低いので追いつくことは難しいですね)

でもまもり姉ちゃん、なんでムサシの事知っているの?
実際のNFLの世界では、キッカーは他のポジションに比べて
かなり低く見られる傾向があります。
給料も他のポジションに比べると5分の1とかそれ以下。
練習自体も他のメンバーとやることが無いので、
本当に孤独なポジションなんですね。
このままキッカーがいないままだと、将来的にはつらいなぁ。

デビルバッツに反撃する力が残っているのか?反撃に期待したいです。
地面に倒れている「だに~(笠松と名前判明)」に向かって、
いつものアレをかますハァハァ3兄弟…楽しそうです。
でも、勝ち負けを巡って子供のような議論、
そして出た結果が「試合に勝ちゃ勝ちだ」……
いいなぁ、こういう単純さが好きだなぁ。

という訳で、まだまだ続いておりますスフィンクス戦。
もうね、今までの試合で一番楽しいかも。
白熱している上に、みんなに見せ場があって、
さらにアメフトの面白さまできちんと表現されているんですよ。
今回はライン戦の「ブロック」の奥深さ、
まさかこんなコアな事をやるとは思っていませんでした。

「だに~」を挑発するために、悪口を並べ立てるハァハァ3兄弟、
精一杯の言葉を並べていますが、セナにまで「小学生的」なんて
思われちゃうぐらいじゃねぇ。
そこで、御大ヒル魔様が登場ですよ。
もう、格が違うね、さすがです。
(内容は同程度なのに、言い方が上手い)

実際の試合中には、こんなレベルではない「ピー」音が
入りまくりのやり取りが行われている事が多いです。
そんな中で相手の挑発に乗らず、冷静に自分のプレイが
できるかどうかが、とても大切になります。
頭に血が上がった状態では、冷静に判断を下すことが出来ず、
相手の思うつぼとなってしまうことが多いのですが……
ヒル魔さんに挑発された「だに~」、
見事にトラップブロックにはまってしまいます。

このトラップブロック、相手のラインをかく乱させるのも
もちろんですが、上手く決まれば、走るルートがきれいに開くんですよ。
今回のパターンでも、だに~を引き込んで倒した事によって、
右側に大きな穴ができ、やすやすと前進できたわけです。
(色々なパターンがあるので、ここでは詳しい
 説明は省略させていただきます)

次はセナ・石丸を使ったオーソドックスなパスプロテクション、
どんなに凄い選手でも、2人がかりなら大抵は何とかなります。
しっかり守られたヒル魔さんは、ポケットの中でゆっくりと
ターゲットを探し、見事にパスを成功。
スフィンクス側が最初にやってきた事を、逆にやってやったのです。

石丸君もしっかり貢献……他の人の数字が凄いので、
4ヤードでは目立ちませんが、普通はラン攻撃で4ヤード進めば
まずまずといえます。
3回同じように進めれば、ファーストダウンを取れるんですから。

ついにタッチダウンを返し、追撃体制に入ったデビルバッツ。
この後、スフィンクスにタッチダウンを奪われるものの、
すかさずヒル魔さんがタッチダウンを返して再び追いすがります。
最初はあれほど一方的だったラインの戦いも、
戦略と気持ちでほぼ互角まで持ち込んでいきます。
ついには「だに~」を青天させ、ふたたび3兄弟の「はぁぁ」が炸裂。

そのまま前半終了、13-12と1点差……
やっぱりキックは決まってないのね(TT)。
なんにしても1点差、戦況はほぼ互角といえますが、
最初余裕だったスフィンクスには焦りが、
最初こてんぱんだったデビルバッツには、
「やれる」という雰囲気が漂い始めてきました。
後半が楽しみな展開です。
熱戦続く太陽スフィンクスvs.泥門デビルバッツ
今回はハァハァ3兄弟(&賊学の面々)
そしてセナが大活躍でした~。

まずは賊学の生徒達と練習しているハァハァ3兄弟……
まじめに練習している姿にちょっとびっくり。
そして試合のシーン。
「だに~」をかわした十文字君が、原尾様をサック。
ボールセキュリティーの甘い原尾様は、
タックルを受けた際にファンブルしてしまいます。
こぼれたボールに群がる両チームの選手達ですが、
重量級のスフィンクスの選手達に押さえられてしまいます。
ここで今まで目立っていなかった小結君が活躍。
すきまから潜り込んでボールを弾き出してしまいます。
このプレイ、終了になっていなかったのかな……。
「民衆の大暴動」って言っている、熊袋さんの後ろの絵が
すっごくツボ……棍棒持ったセナが可愛いすぎなんですけど。

そして、はじき出したボールを拾ったのがセナ君ですよ。
ここでもラインの選手達が走路を開いていってくれます。
そして注目はセナ君、がっちりボールを抱えています。
タックルを受けた際にボールをこぼさないように、
そして叩かれたりしないように、セナ君のようにボールを抱えるのは
基本中の基本(前号ではヒル魔さんも同じように抱えていました)。
他の選手に激しくぶつかりながらも、
ボールをこぼすことなく前進していきます。

順調に前進するセナ君に立ちはだかったのが番場さん。
しかし、サイドラインへ逃げろという周りの声をよそに……
セナ君ビジョンには「何、この妄想」。
でもその妄想で聞こえた声に従い、「嘘がホントになるように」と
番場さんの方へ突っ込む事を決意します。
結果的に番場さんに止められてはしまいましたが、
ボールはしっかり腕の中に収まっていました。


「1ヤード稼いだな」というヒル魔さんの言葉がありましたが、
アメフトはたったとも言える距離の「1ヤード」に
泣く事もあるのです。
そんなエピソードが、僕がアメフトにハマったきっかけである
2000年の第34回スーパーボウル
「セントルイス・ラムズ 対 テネシー・タイタンズ」
でありました。

23-16とリードされたタイタンズでしたが、
残り時間6秒で敵陣10ヤード地点まで攻め込みます。
1プレイに大体5~10秒かかるため、次がおそらくラストプレイ。
ここで短いパスが決まり、そのままタッチダウン……かと
思われた瞬間、タックルが決まり残り1ヤードのところでプレイ終了。
そのまま残り時間が0になり試合終了し、
辛くもラムズが逃げ切ったという試合でした。

この試合を機に、アメフトってすっごくおもしれ~、
って感じで思いっきりハマっていったんですね。
(で、負けた方のタイタンズのファンになったのです)
たった1ヤードが勝敗を分ける……そんな事もあるのです。

その1ヤードを進むのが大変だと認識したと同時に
楽しさもこみ上げてきたセナ君。
このシーンもめっちゃ感動ものでした。

さて再び攻撃権を得たデビルバッツですが、今度こそ反撃なるか?
そしてラインマン達はピラミッドラインを崩す事ができるのか。
 
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