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デビルバッツ対スフィンクス戦の続き~。
試合の方は白熱してまいりました。
今回は説明しなきゃいけないことが多いので
どこまで長くなることやら……。
流れを追いながら、説明を入れていきます。
いきなり葉柱ルイ君登場。
ただ見に来ただけかと思ったら、重要な役割を担っていました。
この件については、また後ほど。
さて、デビルバッツの攻撃に変わって試合再開。
番場さんは、栗田君を技ありな崩しで倒すと
、そのままヒル魔さんに迫ります。
結局、ヒル魔さんはパスを投げることが出来ずに
サックされてしまいました。
・サックについての説明。
話の中で説明している通り、QBがボールを持っている状態で
タックルを受ける事をサックされたと言います。
(栗田君にサックされた初條が説明役ってのは……
「君もやられたやん」と突っ込みたかった)
主にディフェンスラインの選手に付く記録なのですが、
ブリッツをした時には、LBやDBもサックを記録することがあります。
続いてブリッツについての説明を
・ブリッツとは
DL以外の選手が、QBに対してプレッシャーをかけることです。
オフェンスラインにプレッシャーをかける人数が増えることにより、
オフェンスラインの壁を突破してQBへと辿り着きやすくなるのですが、
その分後ろの守りが疎かになるため、
ハイリスク・ハイリターンな戦略と言えます。
QBはボールを受け取った後、ハンドオフ(RBなどにボールを
手渡しする事)するにしろ、パスを投げるにしろ、
3~10ヤードほど後退してから行います。
つまりディフェンス側はQBをサックをする事によって、
オフェンス側を後退させることが出来る訳です。
このためサックは、ディフェンス側のビッグプレイと言われます。
しかし、このサックを避ける方法として「パスの投げ捨て」があります。
QBがボールを持ったままタックルされると、
次の攻撃はそのタックルされた地点からと
なるのですが、パスが失敗した時には
前プレイの開始地点と同じ位置から次の攻撃が出来るのです。
という事はサックされそうになった時に、
パスをわざと失敗するように投げておけば、
次の攻撃の時に後ろに下がらずに済む訳です。
ただこの投げ捨てにも制限がいろいろあって、
本来は「わざとやってはいけない」んですね。
つまり投げ捨てするには条件があるんですよ。
その条件とは
・味方の選手に投げた結果、パス失敗になった
(投げた方向に味方が居るという前提条件。
取れないようなパスは認められない事有り)
・ポケットから出て、パスを投げ捨てる。
(ポケットから出るという前提条件。ポケットについては後述)
このどちらかを満たさないと「インテンショナル・グラウディング」
という反則になり、10ヤードの罰退+ロス・オブ・ダウンという
(10ヤード下がった上に、1回攻撃権を失うって事です)、
アメフトの反則の中でも特に重いペナルティーを
課せられてしまうのです。
しかし、ディフェンスの選手にタックルされながら投げた場合など、
本来はきちんと投げられたはずなのに、
不可抗力で違う方向に飛んでいった場合などは、
インテンショナル・グラウディングの反則は取られない場合があります。
この反則については、プレイの流れによって判断が異なるので、
一概に「こうなる」と書く事が出来ませんが、
上のような事を覚えておくと、試合のときにQBが意外と投げ捨てを
多くしている事が分かると思います。
ディフェンスラインは栗田君以外が素人だったという事で、
ヒル魔さんには常にプレッシャーがかかり続けていた事になります。
プレッシャーを避けながら冷静にクオーターバッキングする事は、
プロでも非常に難しい事です。
しかし、ヒル魔さんは冷静ですよ……ボールをしっかり確保しながら
ニヤついていましたもん。
熊袋さん(月刊アメフトのライターさん)も
「一番大事なのはボールの確保」と言っていましたが、
ボールを扱う選手はボールをしっかり確保する事が第一に求められます。
(よくテレビ放送では、ボールセキュリティーが甘いとか
しっかりしているという言われ方をしています)
多分、今回の試合のキーポイントとなっているのが、
この「ボールセキュリティー」についてでしょう。
「42nd down」でも書いたのですが、原尾さんは頑丈な
ピラミッドラインに守られているから、
ポケットの中でボールを高く上げたまま、
パスする相手を探しているんですね。
本来ならばこれはご法度な行為で、しっかりボールを持っていないと、
ボールを叩かれた時に、ボールを落としてしまう事になりかねません。
(ボールを落としてしまう事をファンブルすると言います)
ファンブルしたボールを相手に拾われてしまうと、
攻撃権が相手に移る事になってしまうので、
あのようにボールを持っているQBはまずいません。
続いてはポケットについての説明
・ポケットとは
パスプレイの時、オフェンスラインの選手が下のような形に
QBを守るための壁を作ります。
この壁の内側の事をポケットと言います。
ラインがしっかりしていてポケットが壊れないと、
QBは安心してパスのターゲットを探す事が出来ます。
しかし、ポケットがほころんでしまうと、
QBにプレッシャーがかかることとなり、
思ったようなパスを投げる事が出来にくくなります。
○
○ ○ ← 白丸がオフェンスラインの選手
○ ● ○ 黒丸がクオーターバックです
続くデビルバッツの攻撃、RB(セナ)をおとりに使い、
開いたスペースにWR(モン太)が走りこむスラントルート。
実際の試合でも多用されるプレイです。
QBにも様々なタイプがいますが、ポケットの中でのパスを好む
「ポケットパサー」と、ポケットを外れ動き回る
「モバイル(移動型)QB」がいます。
ヒル魔さんはプレッシャーから逃れ、
移動しながらWRを探す、モバイルタイプのQBのようです。
しかも豪腕……。
まるで昨年、NFLでセンセーショナルな活躍をしたQBマイケル・ヴィック
(アトランタ・ファルコンズ#7)のような感じです。
激しいプレッシャーを受けながらも、鮮やかなステップで
「だに~」の突進をかわし、パスを決めるヒル魔さん。
めっちゃかっこ良いです。
しかしパスをキャッチしたモン太が、自分も目立とうとボールを
高々と掲げてしまいます。
そのボールを叩かれファンブルした挙句、
ボールを奪われターンオーバー(攻守交替)。
せっかくパスを決めたヒル魔さんが怒るのも無理はありません。
逆バンジーも仕方ありません。
ターンオーバーで攻撃権を失ったデビルバッツですが、
ヒル魔さんはちゃんと気づいています。
ボールセキュリティーが甘い人がスフィンクスにいる事を。
その人は侍女に仰いでもらっていますよ、
ヘルメットもかぶせてもらっていますよ。
番場さんは、後衛(バックス、QB・RB・FBなどの事ですね)は
デビルバッツの方が上だと感じ、少しずつ焦りだしました。
そしてあくまでマイペースな「余」こと原尾さんも、
デビルバッツのラインマン達のプレッシャーを感じてきましたよ。
そしてここでハァハァ3弟の出番。
ピラミッドラインに対する秘策は、不良殺法。
しかも3兄弟の練習に付き合ったのが、賊学の面々ですよ。
ルイ君本当に律儀に奴隷やっていますよね。
そして練習の結果がついに……相手の力を利用し、
ユニフォームを使ってバランスを崩し、
力の方向を変えてぶち倒す「不良殺法」炸裂です。
最後の十文字君、めっちゃカッコ良いっすよ。
さて、ついにピラミッドラインを崩したデビルバッツのラインの面々、
あとはオフェンスの活躍が待たれます。
雪光君にもチャンスは来るのかな……。
セナにも活躍してほしいし、モン太にも『汚名挽回』してほしい。
デビルバッツの反撃が楽しみです。
試合の方は白熱してまいりました。
今回は説明しなきゃいけないことが多いので
どこまで長くなることやら……。
流れを追いながら、説明を入れていきます。
いきなり葉柱ルイ君登場。
ただ見に来ただけかと思ったら、重要な役割を担っていました。
この件については、また後ほど。
さて、デビルバッツの攻撃に変わって試合再開。
番場さんは、栗田君を技ありな崩しで倒すと
、そのままヒル魔さんに迫ります。
結局、ヒル魔さんはパスを投げることが出来ずに
サックされてしまいました。
・サックについての説明。
話の中で説明している通り、QBがボールを持っている状態で
タックルを受ける事をサックされたと言います。
(栗田君にサックされた初條が説明役ってのは……
「君もやられたやん」と突っ込みたかった)
主にディフェンスラインの選手に付く記録なのですが、
ブリッツをした時には、LBやDBもサックを記録することがあります。
続いてブリッツについての説明を
・ブリッツとは
DL以外の選手が、QBに対してプレッシャーをかけることです。
オフェンスラインにプレッシャーをかける人数が増えることにより、
オフェンスラインの壁を突破してQBへと辿り着きやすくなるのですが、
その分後ろの守りが疎かになるため、
ハイリスク・ハイリターンな戦略と言えます。
QBはボールを受け取った後、ハンドオフ(RBなどにボールを
手渡しする事)するにしろ、パスを投げるにしろ、
3~10ヤードほど後退してから行います。
つまりディフェンス側はQBをサックをする事によって、
オフェンス側を後退させることが出来る訳です。
このためサックは、ディフェンス側のビッグプレイと言われます。
しかし、このサックを避ける方法として「パスの投げ捨て」があります。
QBがボールを持ったままタックルされると、
次の攻撃はそのタックルされた地点からと
なるのですが、パスが失敗した時には
前プレイの開始地点と同じ位置から次の攻撃が出来るのです。
という事はサックされそうになった時に、
パスをわざと失敗するように投げておけば、
次の攻撃の時に後ろに下がらずに済む訳です。
ただこの投げ捨てにも制限がいろいろあって、
本来は「わざとやってはいけない」んですね。
つまり投げ捨てするには条件があるんですよ。
その条件とは
・味方の選手に投げた結果、パス失敗になった
(投げた方向に味方が居るという前提条件。
取れないようなパスは認められない事有り)
・ポケットから出て、パスを投げ捨てる。
(ポケットから出るという前提条件。ポケットについては後述)
このどちらかを満たさないと「インテンショナル・グラウディング」
という反則になり、10ヤードの罰退+ロス・オブ・ダウンという
(10ヤード下がった上に、1回攻撃権を失うって事です)、
アメフトの反則の中でも特に重いペナルティーを
課せられてしまうのです。
しかし、ディフェンスの選手にタックルされながら投げた場合など、
本来はきちんと投げられたはずなのに、
不可抗力で違う方向に飛んでいった場合などは、
インテンショナル・グラウディングの反則は取られない場合があります。
この反則については、プレイの流れによって判断が異なるので、
一概に「こうなる」と書く事が出来ませんが、
上のような事を覚えておくと、試合のときにQBが意外と投げ捨てを
多くしている事が分かると思います。
ディフェンスラインは栗田君以外が素人だったという事で、
ヒル魔さんには常にプレッシャーがかかり続けていた事になります。
プレッシャーを避けながら冷静にクオーターバッキングする事は、
プロでも非常に難しい事です。
しかし、ヒル魔さんは冷静ですよ……ボールをしっかり確保しながら
ニヤついていましたもん。
熊袋さん(月刊アメフトのライターさん)も
「一番大事なのはボールの確保」と言っていましたが、
ボールを扱う選手はボールをしっかり確保する事が第一に求められます。
(よくテレビ放送では、ボールセキュリティーが甘いとか
しっかりしているという言われ方をしています)
多分、今回の試合のキーポイントとなっているのが、
この「ボールセキュリティー」についてでしょう。
「42nd down」でも書いたのですが、原尾さんは頑丈な
ピラミッドラインに守られているから、
ポケットの中でボールを高く上げたまま、
パスする相手を探しているんですね。
本来ならばこれはご法度な行為で、しっかりボールを持っていないと、
ボールを叩かれた時に、ボールを落としてしまう事になりかねません。
(ボールを落としてしまう事をファンブルすると言います)
ファンブルしたボールを相手に拾われてしまうと、
攻撃権が相手に移る事になってしまうので、
あのようにボールを持っているQBはまずいません。
続いてはポケットについての説明
・ポケットとは
パスプレイの時、オフェンスラインの選手が下のような形に
QBを守るための壁を作ります。
この壁の内側の事をポケットと言います。
ラインがしっかりしていてポケットが壊れないと、
QBは安心してパスのターゲットを探す事が出来ます。
しかし、ポケットがほころんでしまうと、
QBにプレッシャーがかかることとなり、
思ったようなパスを投げる事が出来にくくなります。
○
○ ○ ← 白丸がオフェンスラインの選手
○ ● ○ 黒丸がクオーターバックです
続くデビルバッツの攻撃、RB(セナ)をおとりに使い、
開いたスペースにWR(モン太)が走りこむスラントルート。
実際の試合でも多用されるプレイです。
QBにも様々なタイプがいますが、ポケットの中でのパスを好む
「ポケットパサー」と、ポケットを外れ動き回る
「モバイル(移動型)QB」がいます。
ヒル魔さんはプレッシャーから逃れ、
移動しながらWRを探す、モバイルタイプのQBのようです。
しかも豪腕……。
まるで昨年、NFLでセンセーショナルな活躍をしたQBマイケル・ヴィック
(アトランタ・ファルコンズ#7)のような感じです。
激しいプレッシャーを受けながらも、鮮やかなステップで
「だに~」の突進をかわし、パスを決めるヒル魔さん。
めっちゃかっこ良いです。
しかしパスをキャッチしたモン太が、自分も目立とうとボールを
高々と掲げてしまいます。
そのボールを叩かれファンブルした挙句、
ボールを奪われターンオーバー(攻守交替)。
せっかくパスを決めたヒル魔さんが怒るのも無理はありません。
逆バンジーも仕方ありません。
ターンオーバーで攻撃権を失ったデビルバッツですが、
ヒル魔さんはちゃんと気づいています。
ボールセキュリティーが甘い人がスフィンクスにいる事を。
その人は侍女に仰いでもらっていますよ、
ヘルメットもかぶせてもらっていますよ。
番場さんは、後衛(バックス、QB・RB・FBなどの事ですね)は
デビルバッツの方が上だと感じ、少しずつ焦りだしました。
そしてあくまでマイペースな「余」こと原尾さんも、
デビルバッツのラインマン達のプレッシャーを感じてきましたよ。
そしてここでハァハァ3弟の出番。
ピラミッドラインに対する秘策は、不良殺法。
しかも3兄弟の練習に付き合ったのが、賊学の面々ですよ。
ルイ君本当に律儀に奴隷やっていますよね。
そして練習の結果がついに……相手の力を利用し、
ユニフォームを使ってバランスを崩し、
力の方向を変えてぶち倒す「不良殺法」炸裂です。
最後の十文字君、めっちゃカッコ良いっすよ。
さて、ついにピラミッドラインを崩したデビルバッツのラインの面々、
あとはオフェンスの活躍が待たれます。
雪光君にもチャンスは来るのかな……。
セナにも活躍してほしいし、モン太にも『汚名挽回』してほしい。
デビルバッツの反撃が楽しみです。
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