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このblogは、アイシールドで出てくる戦略・用語を分かりやすく説明する事を目的とした感想blogです。火曜日23時頃更新予定(週によって前後あり)。本家サイトはhttp://fake.s22.xrea.com(プロフィール部分にリンク有)
 
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泥門デビルバッツvs.帝黒アレキサンダーズ
残り3秒からのオンサイドキックでモン太が鷹を抑えてボールを奪取、
時間も1秒を残し、泥門は何とか望みを繋いだ形となりました。

残り1秒ですから、次のプレイが終了すると
帝黒側に反則があった場合を除いて試合終了となります。
相手に反則がある事を前提として考えるのはナンセンスなので
泥門にとっては次がラストチャンスとなります。

今の泥門デビルバッツとして戦える最後のプレイ。
栗田君をはじめ、セナ、モン太、気合が入りまくっています。
フィールド外に居るまもり姉、鈴音も
皆を信じて見守ってくれています。

フィールド中央付近からのラストプレイ、
ヘイルメリーパスをしようにも相手が警戒していますから
成功率は限りなく低くなっています。
しかしここで泥門が選択したのは……FGトライ。
セナ君が大和を破ってアイシールド21をホントにしたように、
最後は60ヤードマグナムの通り名をホントにさせようというのが、
ヒル魔さんのそして泥門の最後の選択でした。

キックオフは自陣35ヤードから、
ボールに触れるのは10ヤード進んでからなので
オンサイドキックが成功した場合には
自陣45ヤード~ハーフウェイライン付近で攻撃開始となります。
しかし今回のオンサイドキックでは、ボールが弾かれたので
もう少し前に進んでいたのかも。
それで60ヤードのFGが蹴られるようになったのは怪我の功名ですよ。

日本でのFG最長記録は確か58ヤード、
今はキックティーなしになっていますが、
覚えている範囲では52ヤードが最長記録です。
60ヤードというのはNFLでも決まった例があまりない距離です。

とは言っても、NFLでは年に2回も60ヤード以上のFGで
決着した試合が出たシーズンがありました。
(60ヤードと62ヤード)
Kはこのような勝敗を預けられる場面で出てくる事が多いですが、
それでも決める度胸があるKこそが一流と呼ばれるのです。

ヒル魔さんの「栗田」の繰り返しは心に来るわぁ。
自分という言葉を使わず弱みを見せないあたりに
リーダーたる責任感の強さと、
本音を出さないヒル魔さんらしさが感じられます。

60ヤードのFGを決める為にはキックの飛距離が必要。
通常のFGよりも低い弾道で蹴りこまねばなりません。
という事はブロックの危険性も増える事となりますから、
ブロッカーはいつも以上にしっかりと守る必要が出てきます。
さらにコータローの言う通り、ちょっとしたプレッシャーで
キッカーの感覚は狂わされる事となります。
60ヤードのFGでは成功する為の横の角度も大きく制限されます。
ですから、平常心で蹴られるような状況を
皆で作り出さなければならないのです。

ラストプレイのFGトライ。
ブロッカー役の皆は目いっぱいブロックを頑張っています。
帝黒もプレッシャーをかけようと必死にブロックを掻い潜ろうとしています。
ムサシはキックの体制に入りましたが……
両チームの運命が決まるラストプレイは
ドラマティックな展開が待ち受けていそうです。
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#実際の所、60ヤードキックが一番勝算があるというのが…
K・K 2008/11/02(Sun)18:16:51 COMMENT編集
 泥門と帝黒の地力の差を物語っているというかなんというか。

 残り1秒ではパスも走も成功率はキック以下ですからね…1回止めればいい帝黒と一度の停滞も許されない泥門じゃね。
 鷹相手にに場所の限定された空中戦やっても勝ち目無いし、一対一なら無敵に近いセナにしても大和のような絶対的な突破力を持ち合わせていないので捕まる可能性―セナは一対一なら勝っているけど、複数の相手には負けが多い―が高い。
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