＃85th down 「ダイヤの原石たち」

サンアントニオ・アルマジロズのトライアウトが全て終了。
夏彦はもう受かった気満々の表情をしていますよ。
その横で、鈴音とセナ君またもや衝突。
セナは実はぶつかりに来たのではなくかばいに来たと気付き、
照れ隠しでちょっと怒ったような台詞をいう鈴音ちゃん。
セナが謝ると、なんともいえない表情をする鈴音ちゃん。
可愛すぎだなぁ、もう。

そして1次選考の合格者発表。
シマールさん、1次選考に合格しただけで大喜びですよ。
セナとハイタッチした後、後ろの方で試合中に傷めた手を
痛がっていますが……シマールさんの方も、
こういうシーンで地味に扱われるんだ。

そして夏彦は……不合格。
絶叫する夏彦の元に試験官がやってきてアドバイスをします。
夏彦くんは、セナと鈴音が英語ちゃんと分かってないからって
訳を誤魔化しているし……。
兄妹２人して、照れ隠しが下手だなぁ。

ここで泥門の中途入学枠を思い出したセナ君。
夏彦君を泥門デビルバッツに勧誘します。
最初に主務として色々な人に勧誘に行ったときとは
全く別人のような積極的な行動。
セナ君の成長が感じられます。
セナに勧誘されて、またもや照れ隠ししている夏彦。
お馬鹿な所がたまらなく良いキャラですね。
夏彦を勧誘した所で、会場を後にしたセナくん。
そのセナくんは1次選考を通っていました。
まだ、プロへの道の第一歩となる1次試験でしたが、
ランだけならばそのレベルには達しているようです。

実際には、パスプレイ時にディフェンスラインの選手を相手に
QBを守るためにパスプロテクションをしなければならないですし、
パスプロテクションをした後、プレイが崩れている場合には、
パスのターゲットになる事もあるので、
パスキャッチ能力も必要になります。
ですので、まだまだプロで通用するには程遠いでしょうけど。

夏彦のモデルがいるかは分かりませんが、
NYGのTEジェレミー・ショッキーに近いものを感じました。
新人の時から2年連続でプロボウル選出。
その類まれなる身体能力と、さらにその上を行く口の悪さで、
一気にNFLのトップTEになった彼。
凄く似ていると思うのは僕だけでしょうか？

さてデス・マーチに戻ったセナ君。
セナ君の走りを見たどぶろく先生は、
走りが成長した事を感じとり、セナに新たな課題を与えます。
この走りを身につけたら、どんな展開になるだろう
？ワクワクしちゃいます。

夏彦・鈴音が合流して食事。
凄い大きな釜があるとか、栗田君のスプーンが小さすぎとか、
ヒル魔さんのスプーンに、食べちゃいけないような模様の
キノコがあるとか……ツッコミどころ満載です。
ヒル魔さんは夏彦の事はまんざら嫌いでもないようです。
呼び名は糞アゴヒゲかい。
そして衝撃の事実発覚、2人ともセナと同級生。
兄弟なのに同級生なのは、（個人的に）憧れの設定ですよ。

次の日、デス・マーチの厳しさに早速壊れた表情をしている夏彦くん。
しかし、セナの走りを見て発奮。
こういう天然お馬鹿なキャラ、大好きです。
人数も揃い、少しずつチームとして形が出来てきました。
デス・マーチはこれからが佳境。
それぞれがどんな成長をするのかな。