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パンサーの登場で一気に流れを引き戻したNASAエイリアンズ。
逆に泥門はパンサーをとめる事が出来ず、
オフェンス・ディフェンスともにジリ貧の状態。
パンサーの走りの秘密は腕、相手をかわすために
腕を上手く使いこなしているため、
最小限のカットで走っていく事が出来るようです。
残り2分を切って33-26と7点差。
タッチダウンと2ポイントで逆転する事が可能な点差です。
しかし逆転を狙うデビルバッツの最後の攻撃も、
セナのラン攻撃は相変わらずパンサーのタックルによって
止められてしまっています。
フィールド上でセナと戦ってみて、
セナの走りに改めて感動するパンサー……
良いシーンなのに、パンサーの疑問にさりげなく
「パシリ」と答えるヒル魔さんがナイスです。
ラン攻撃は止められているものの、
パンサーのような走りを追い求めるわけではなく、
自分の走りでパンサーと勝負する事を選んだセナ君。
男と男の勝負って感じでかっこ良いです。
追い詰められたデビルバッツですが、
いまだにパンサーを抜く事が出来ず刻々と
時間だけが過ぎていき、残りはあと1分。
楽しそうにプレイするパンサーを見つめるホーマー&ワットさんに対し、
複雑な表情で見つめるアポロ監督。
そしてパンサーとアポロについての意外なエピソードが……
アポロに憧れ、アポロの元でプレイをするために、
パンサーが今まで我慢していたことを、
ホーマーから知らされたアポロ監督。
パンサーの背番号が、アポロの背番号と同じって言うのも、
憧れていたって感じが出ていて良いですね。
直後のプレイで、パンサーがモン太へのパスをインターセプト、
そしてリターンを開始します。
力尽きたデビルバッツの面々には追う力も残されていません。
最後の砦セナ君も、何とかパンサーに追いついたものの、
パンサーが伸ばした腕でさえぎられ止める事が出来ません。
これで13点差か……しかしここでセナ君は、
パンサーが腕を使う事によって、ボールを片手で
保持している事に気付きました。
そこからは本能的に動いたのか、瞬間4秒2の脚を生かし
パンサーの腕をかいくぐってボールにヒット。
ファンブルさせる事に成功しました。
ファンブルしたボールはセナ君の手に、
試合に勝つための最後のチャンスがやってきました。
デビルバッツの他のメンバーもリターンするセナ君を守るために、
最後の力を振り絞ってブロックに行きます。
最近のNFLでは、守備側の選手がボールにめがけてタックルし、
ファンブルを狙うプレイが多くなっています。
今回のセナ君のプレイはまさにそれでした。
実際の試合では、このように残りの時間が少ない状態で
インターセプトした時には、インターセプトした後そのまま倒れこみ、
リターンをせずにボールの確保を優先します。
なぜなら今回のパンサーのように、リターン中にファンブルする
危険性があるからで、再びファンブルしボールを奪われたら、
せっかくのインターセプトが無意味になってしまうからです。
もしこのような残り時間が少ない状況でインターセプトが起きたら、
インターセプトをした選手に対して周りの選手が、
「倒れろ、倒れろ」ってジェスチャーをして、
ボールの確保を最優先にします。
ボールを確保しておけば攻撃権はこちらのものなので、ニーダウンを
繰り返し、時間を潰して試合終了を待つだけとなるからです。
普通の試合だったらそうなっているはずです。
・ニーダウンとは
プレイを開始した直後に膝をついてプレイを終わらせる事です。
下手に普通のプレイをすると、ファンブルの危険性があるので、
QBがボールを受け取ったらすぐに膝をついてプレイを終わらせます。
アメフトでは1レイした後に、次のプレイを始めるまでに
25~40秒の猶予があります。
これを使えば、3ニーダウンする事によって
2近くの時間を消費する事が出来るのです。
しかし、10点差の縛りがあったので、
パンサーはリターンをしたんですね。
10点差の伏線がこんな所にも生きているんだ……すごいなぁ。
チームメイトみんなの懸命なブロックのおかげで
リターンTDをあげたセナ君。
(ヒル魔さんのブロックは間違っているような気もしますが)
この時点で1点差。
残るトライ・フォー・ポイントで逆転を狙います。
以前も書きましたが、NFLにおける
トライ・フォー・ポイントの成功率は、
1ポイント(キック)は、ほぼ100%の確率で決まるのに対し、
2ポイント(タッチダウン)の場合は40%ほどの成功率しかありません。
NFLの場合は残り2ヤード地点からでこの成功率ですから、
学生のように残り3ヤード地点からTDを狙うのは、
さらに成功率が落ちると思われます。
もしこの試合のような状況になった時には、
キックで確実に1点を入れてとりあえず同点にしておき、
延長戦にふたたび勝負を持ち越すんですけど、
デビルバッツには信頼できるキッカーがいないのですよ。
だから「いちかばちか」の2ポイントしか出来ない……
たった1点を取るためのキッカーですが、本当に大事なんです。
そんなエピソードが、ついこの間行われた試合でありました。
NFLの2003年シーズン第16週に行われた「セインツvsジャガーズ」戦。
13-20とリードされたセインツは、最後のプレイで75ヤード前進して
TDを奪いました。(これがまた奇跡的なプレイだったんです)
トライ・フォー・ポイントで同点……という場面でしたが、
キックが外れてしまい、19-20で敗戦。
これでプレーオフへのかすかな望みが絶たれてしまう事となりました。
さてさて、本編の方はトライ・フォー・ポイントを
残すのみとなりました。
次回はアメリカ戦クライマックスかな。
最後のトライ・フォー・ポイントの結果の行方はいかに?
逆に泥門はパンサーをとめる事が出来ず、
オフェンス・ディフェンスともにジリ貧の状態。
パンサーの走りの秘密は腕、相手をかわすために
腕を上手く使いこなしているため、
最小限のカットで走っていく事が出来るようです。
残り2分を切って33-26と7点差。
タッチダウンと2ポイントで逆転する事が可能な点差です。
しかし逆転を狙うデビルバッツの最後の攻撃も、
セナのラン攻撃は相変わらずパンサーのタックルによって
止められてしまっています。
フィールド上でセナと戦ってみて、
セナの走りに改めて感動するパンサー……
良いシーンなのに、パンサーの疑問にさりげなく
「パシリ」と答えるヒル魔さんがナイスです。
ラン攻撃は止められているものの、
パンサーのような走りを追い求めるわけではなく、
自分の走りでパンサーと勝負する事を選んだセナ君。
男と男の勝負って感じでかっこ良いです。
追い詰められたデビルバッツですが、
いまだにパンサーを抜く事が出来ず刻々と
時間だけが過ぎていき、残りはあと1分。
楽しそうにプレイするパンサーを見つめるホーマー&ワットさんに対し、
複雑な表情で見つめるアポロ監督。
そしてパンサーとアポロについての意外なエピソードが……
アポロに憧れ、アポロの元でプレイをするために、
パンサーが今まで我慢していたことを、
ホーマーから知らされたアポロ監督。
パンサーの背番号が、アポロの背番号と同じって言うのも、
憧れていたって感じが出ていて良いですね。
直後のプレイで、パンサーがモン太へのパスをインターセプト、
そしてリターンを開始します。
力尽きたデビルバッツの面々には追う力も残されていません。
最後の砦セナ君も、何とかパンサーに追いついたものの、
パンサーが伸ばした腕でさえぎられ止める事が出来ません。
これで13点差か……しかしここでセナ君は、
パンサーが腕を使う事によって、ボールを片手で
保持している事に気付きました。
そこからは本能的に動いたのか、瞬間4秒2の脚を生かし
パンサーの腕をかいくぐってボールにヒット。
ファンブルさせる事に成功しました。
ファンブルしたボールはセナ君の手に、
試合に勝つための最後のチャンスがやってきました。
デビルバッツの他のメンバーもリターンするセナ君を守るために、
最後の力を振り絞ってブロックに行きます。
最近のNFLでは、守備側の選手がボールにめがけてタックルし、
ファンブルを狙うプレイが多くなっています。
今回のセナ君のプレイはまさにそれでした。
実際の試合では、このように残りの時間が少ない状態で
インターセプトした時には、インターセプトした後そのまま倒れこみ、
リターンをせずにボールの確保を優先します。
なぜなら今回のパンサーのように、リターン中にファンブルする
危険性があるからで、再びファンブルしボールを奪われたら、
せっかくのインターセプトが無意味になってしまうからです。
もしこのような残り時間が少ない状況でインターセプトが起きたら、
インターセプトをした選手に対して周りの選手が、
「倒れろ、倒れろ」ってジェスチャーをして、
ボールの確保を最優先にします。
ボールを確保しておけば攻撃権はこちらのものなので、ニーダウンを
繰り返し、時間を潰して試合終了を待つだけとなるからです。
普通の試合だったらそうなっているはずです。
・ニーダウンとは
プレイを開始した直後に膝をついてプレイを終わらせる事です。
下手に普通のプレイをすると、ファンブルの危険性があるので、
QBがボールを受け取ったらすぐに膝をついてプレイを終わらせます。
アメフトでは1レイした後に、次のプレイを始めるまでに
25~40秒の猶予があります。
これを使えば、3ニーダウンする事によって
2近くの時間を消費する事が出来るのです。
しかし、10点差の縛りがあったので、
パンサーはリターンをしたんですね。
10点差の伏線がこんな所にも生きているんだ……すごいなぁ。
チームメイトみんなの懸命なブロックのおかげで
リターンTDをあげたセナ君。
(ヒル魔さんのブロックは間違っているような気もしますが)
この時点で1点差。
残るトライ・フォー・ポイントで逆転を狙います。
以前も書きましたが、NFLにおける
トライ・フォー・ポイントの成功率は、
1ポイント(キック)は、ほぼ100%の確率で決まるのに対し、
2ポイント(タッチダウン)の場合は40%ほどの成功率しかありません。
NFLの場合は残り2ヤード地点からでこの成功率ですから、
学生のように残り3ヤード地点からTDを狙うのは、
さらに成功率が落ちると思われます。
もしこの試合のような状況になった時には、
キックで確実に1点を入れてとりあえず同点にしておき、
延長戦にふたたび勝負を持ち越すんですけど、
デビルバッツには信頼できるキッカーがいないのですよ。
だから「いちかばちか」の2ポイントしか出来ない……
たった1点を取るためのキッカーですが、本当に大事なんです。
そんなエピソードが、ついこの間行われた試合でありました。
NFLの2003年シーズン第16週に行われた「セインツvsジャガーズ」戦。
13-20とリードされたセインツは、最後のプレイで75ヤード前進して
TDを奪いました。(これがまた奇跡的なプレイだったんです)
トライ・フォー・ポイントで同点……という場面でしたが、
キックが外れてしまい、19-20で敗戦。
これでプレーオフへのかすかな望みが絶たれてしまう事となりました。
さてさて、本編の方はトライ・フォー・ポイントを
残すのみとなりました。
次回はアメリカ戦クライマックスかな。
最後のトライ・フォー・ポイントの結果の行方はいかに?
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