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白秋ダイナソーズvs.泥門デビルバッツ
まず攻撃権を持った泥門がいきなり仕掛けてきました。
本来は5人で形成するはずのオフェンスラインが栗田君1人で、
他のメンバーは離れてセットする
ロンリーセンターを使ってきました。
これなら栗田君以外の選手が峨王に壊される事も無いですし、
1対1の対決に引き込む事が出来ます。
峨王も大喜びのようですが……
ヒル魔さんもこんな時によく茶々入れられるな。
ロンリーセンターとは、名前の通りQBの前にいるラインが
センター1人だけになるフォーメーション。
NFLでもめったに見る事が出来ない
スペシャルなフォーメーションです。
オフェンス側には、スクリメージライン(説明 194th down)上に
7人以上居なければならないというルールがあります。
この7人のうち、両端の2人以外は無資格レシーバー、
つまりパスキャッチが出来ない選手になっており、
この5人がオフェンスラインを形成する選手となるわけです。
しかしこのロンリーセンターでは、スクリメージに並ぶ選手で
ボール付近に居るのはセンターの栗田君だけ。
スクリメージラインにセットする他の選手は、
栗田君から離れてはいますが条件を満たすように
フォーメーションを組んでいます。
いよいよロンリーセンターを使ったプレイがスタート。
互いに激しくぶつかり合いましたが、
峨王はそのパワーを生かして栗田君を撥ね退けました。
そのままヒル魔さんに迫ろうとしましたが、
踏ん張った栗田君が再び立ちはだかりました。
何度も跳ね飛ばされてもすぐに立ち向かう……
昔の弱気な栗田君だったら、最初に跳ね飛ばされただけで
すぐに諦めていたかもしれません。
ボクシングの特訓でバランスも鍛えられ、
さらには番場さんの特訓によって精神面の成長があったからこそ、
ここまで食い下がれたのかも。
時間をもらえたヒル魔さんは、お得意のピンポイントパスを投げ込むと、
モン太がそれをがっちりキャッチ、
そして着地地点ではセナ君がブロックと
主役勢揃いでTDへと繋げました。
ロンリーセンターの利点について改めて書いてみます。
このロンリーセンターの利点は、めったに使われないプレイなので、
相手チームを慌てさせる事が出来ます。
これでタイムアウトを使わせる事が出来ればしめたものですし、
そのままプレイを始める事となれば、
守備側はマークする選手やカバーするゾーンを確認しきれず、
混乱をきたしてしまう可能性があります。
欠点は当然、スクリメージラインに並ぶライン扱いの選手の
役割がほとんど無い事。(全く無い訳ではない)
そして見た目通りQBを守る選手が1人しか居ない事です。
ラインがある程度の時間ブロックできないと、
QBはパスを投げる事が出来ません。
もちろんそのような状況の為に、
短いパスを通す為のターゲットも居るのですが。
2人以上でQBに襲い掛かれば良いのではないか?
という素朴な疑問も湧くかもしれませんが、
この事について考えてみます。
通常では、オフェンスライン5人+QBの6人に対し
ディフェンスラインは4人でプレッシャーをかけます。
この時、ライン戦以外の選手の数では
守備側が2人多くなっています。
このような状態でも実は攻撃側の方が多少有利なので、
的確なルートランニングと完璧なパスがあれば、
プレイは成功してしまいます。
では、ロンリーセンター相手に2人で突っ込んだらどうなるか?
ボール付近は2人対2人となるので、他の部分では人数的に互角。
そうなると他のラインの後方に位置するRBへパスが通った時に
ディフェンスの人数が1人しか余らなくなり、
完璧にブロックが決まれば1人をかわすだけで
大きく前進できてしまう事となります。
(WRスクリーンと呼ばれる、真横に居るレシーバーへの
スクリーンパスに似た形となります)
ですから、ロンリーセンター相手に2人以上でラッシュを仕掛けると、
潰せれば勝ち、潰せなければビッグゲインの可能性高しという感じの
バクチと同じような状態になってしまいます。
今回のような時間がかかるパスプレイだったとしても、
他の守備選手がそのようなプレイだと確認してから
QBの所へ駆けつけようとしても間に合わない事もあります。
5秒もかかるとさすがに他の選手も寄ってきそうですが……
峨王が1対1を望んでいたから、
他の選手が寄らなかったと考えれば無い事も無いかな。
泥門が幸先よく先制点をゲット。
しかしまだ試合は始まったばかり、
白秋もこのままでは終わらないでしょうけど……
次に得点するのはどちらになるでしょうか?
まず攻撃権を持った泥門がいきなり仕掛けてきました。
本来は5人で形成するはずのオフェンスラインが栗田君1人で、
他のメンバーは離れてセットする
ロンリーセンターを使ってきました。
これなら栗田君以外の選手が峨王に壊される事も無いですし、
1対1の対決に引き込む事が出来ます。
峨王も大喜びのようですが……
ヒル魔さんもこんな時によく茶々入れられるな。
ロンリーセンターとは、名前の通りQBの前にいるラインが
センター1人だけになるフォーメーション。
NFLでもめったに見る事が出来ない
スペシャルなフォーメーションです。
オフェンス側には、スクリメージライン(説明 194th down)上に
7人以上居なければならないというルールがあります。
この7人のうち、両端の2人以外は無資格レシーバー、
つまりパスキャッチが出来ない選手になっており、
この5人がオフェンスラインを形成する選手となるわけです。
しかしこのロンリーセンターでは、スクリメージに並ぶ選手で
ボール付近に居るのはセンターの栗田君だけ。
スクリメージラインにセットする他の選手は、
栗田君から離れてはいますが条件を満たすように
フォーメーションを組んでいます。
いよいよロンリーセンターを使ったプレイがスタート。
互いに激しくぶつかり合いましたが、
峨王はそのパワーを生かして栗田君を撥ね退けました。
そのままヒル魔さんに迫ろうとしましたが、
踏ん張った栗田君が再び立ちはだかりました。
何度も跳ね飛ばされてもすぐに立ち向かう……
昔の弱気な栗田君だったら、最初に跳ね飛ばされただけで
すぐに諦めていたかもしれません。
ボクシングの特訓でバランスも鍛えられ、
さらには番場さんの特訓によって精神面の成長があったからこそ、
ここまで食い下がれたのかも。
時間をもらえたヒル魔さんは、お得意のピンポイントパスを投げ込むと、
モン太がそれをがっちりキャッチ、
そして着地地点ではセナ君がブロックと
主役勢揃いでTDへと繋げました。
ロンリーセンターの利点について改めて書いてみます。
このロンリーセンターの利点は、めったに使われないプレイなので、
相手チームを慌てさせる事が出来ます。
これでタイムアウトを使わせる事が出来ればしめたものですし、
そのままプレイを始める事となれば、
守備側はマークする選手やカバーするゾーンを確認しきれず、
混乱をきたしてしまう可能性があります。
欠点は当然、スクリメージラインに並ぶライン扱いの選手の
役割がほとんど無い事。(全く無い訳ではない)
そして見た目通りQBを守る選手が1人しか居ない事です。
ラインがある程度の時間ブロックできないと、
QBはパスを投げる事が出来ません。
もちろんそのような状況の為に、
短いパスを通す為のターゲットも居るのですが。
2人以上でQBに襲い掛かれば良いのではないか?
という素朴な疑問も湧くかもしれませんが、
この事について考えてみます。
通常では、オフェンスライン5人+QBの6人に対し
ディフェンスラインは4人でプレッシャーをかけます。
この時、ライン戦以外の選手の数では
守備側が2人多くなっています。
このような状態でも実は攻撃側の方が多少有利なので、
的確なルートランニングと完璧なパスがあれば、
プレイは成功してしまいます。
では、ロンリーセンター相手に2人で突っ込んだらどうなるか?
ボール付近は2人対2人となるので、他の部分では人数的に互角。
そうなると他のラインの後方に位置するRBへパスが通った時に
ディフェンスの人数が1人しか余らなくなり、
完璧にブロックが決まれば1人をかわすだけで
大きく前進できてしまう事となります。
(WRスクリーンと呼ばれる、真横に居るレシーバーへの
スクリーンパスに似た形となります)
ですから、ロンリーセンター相手に2人以上でラッシュを仕掛けると、
潰せれば勝ち、潰せなければビッグゲインの可能性高しという感じの
バクチと同じような状態になってしまいます。
今回のような時間がかかるパスプレイだったとしても、
他の守備選手がそのようなプレイだと確認してから
QBの所へ駆けつけようとしても間に合わない事もあります。
5秒もかかるとさすがに他の選手も寄ってきそうですが……
峨王が1対1を望んでいたから、
他の選手が寄らなかったと考えれば無い事も無いかな。
泥門が幸先よく先制点をゲット。
しかしまだ試合は始まったばかり、
白秋もこのままでは終わらないでしょうけど……
次に得点するのはどちらになるでしょうか?
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