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このblogは、アイシールドで出てくる戦略・用語を分かりやすく説明する事を目的とした感想blogです。火曜日23時頃更新予定(週によって前後あり)。本家サイトはhttp://fake.s22.xrea.com(プロフィール部分にリンク有)
 
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泥門デビルバッツvs.盤戸スパイダーズ
自分の力を認識し、神様に打ち勝つと誓った夏彦さんが、
今までに見せたことのない表情を。
鈴音ちゃんだけが見た事が有ったそのシリアスな表情は……
そんなときしか真剣にならないんだ、
「おばか」はやっぱり「おばか」でしたか。
しかもシリアス顔にも関わらず、今までと同じテンションだ。
逆に煩さ倍増って感じがしますよ、これ。

ここで決意のきっかけを作ったムサシが、
夏彦さんに対してアドバイスを……
ヒル魔さんを引き合いに出したアドバイスの言葉は、
さりげない台詞にも関わらず、
心に強く訴えかけてくるものがありましたよ。

17-23のまま、残りは1分30秒を切りました。
盤戸はセオリー通りランプレイで、時間を消費しにかかっています。
タイムアウトで時計を止めたい泥門ですが、
ここでタイムアウトの残りが0に……、
これで盤戸に1st downを許すと同時に
負けが確定する状況に追い込まれてしまいました。


残り1分25秒、ここでコータロー君が
「ダメ押し決めて……」と言ってますが、
ここで得点を追加しようとするのは実はよろしくない事です。

ここでコータローのキックが決まれば、3点入り9点差。
2回の攻撃権が必要になるのだから、得点を取れば
有利になるじゃないか、と思われるかもしれません。
しかし、蹴ったボールがブロックされてしまうと、
得点が入らないだけでなく、こぼれたボールを拾われ
相手にTDを許す可能性が出てきてしまいます。
したがって、FGを狙う事によって逆転される
可能性が出てきてしまうのです。
ですのでこの場面では、
「相手に攻撃権を渡さず時間を全て消費しきる」
というのが最良の選択なのです。


タイムアウト明けの盤戸のプレイはもちろんランプレイ。
盤戸側とすれば、赤羽のリードブロックで1st downを奪い、
泥門の息の根を止めたいところでした。
しかし、ここで夏彦さんが赤羽のブロックに対し、
初めて変化を付けてきました。
夏彦さんの柔らかい体を生かしたブロックに、
赤羽がてこずった為に走路が開かずにランプレイはストップ。
これで泥門にもチャンスが巡ってくる事になりました。

おだてられた夏彦さんが、いつも以上に浮かれるのが
可愛すぎだ……「んばばっ」てのが特に。

1st downが奪えなかった盤戸は、パントで泥門の攻撃開始位置を
出来るだけ自陣から遠ざけようとしました。
以前にも説明した通り、蹴られたボールがエンドゾーン内に入ると
20ヤード地点から相手の攻撃開始。
しかしゴールライン直前で止まったり、フィールド外に出たりすれば、
止まった地点orフィールド外に出た地点から
相手の攻撃が開始となるので、最大19ヤードの違いが出ます。

ここでのコータローのキックは痛恨のミスと言えるでしょう。
ここでは無理してぎりぎりを狙わず、
タッチバックやフィールド外に出しても良い場面でした。

パントリターンは平均10ヤード前に進めれば
なかなかの成績と言われます。
もし1ヤード地点にボールを蹴りこめば、
10ヤードリターンされても11ヤード地点から攻撃開始、
タッチバックにするよりも奥に押し込める事が出来ます。
しかし、10ヤードというのはあくまで平均値、
もしかしたらそのままエンドゾーンまでボールを運ばれ、
TDを奪われてしまう事も有るのです。
通常のプレイで5ヤード進むのはかなり難しい事ですが、
キッキングプレイの際の5ヤードは意外と楽に進みます。
なので、リターンをさせないようにキックした方が
この場面では良かったのです。

コータローのパントは、きれいにゴールライン直前に落とされましたが、
落下地点にはセナ君が待ち受けていました。
正確すぎるからこそ落下点がわかる……
それを利用してヒル魔さんがきっちり指示していたようです。

サイドラインを踏んでしまうと、その時点でプレイが終わってしまい、
足がフィールド外に出た場所から攻撃開始となってしまうのですが、
セナ君はちゃんとサイドラインを踏まないように
足元に気をつけながらキャッチしています。
昔はボールをキャッチする事なんて出来なかったのに……
しかもパントのボールは、パスと違って上から落ちてくるので
キャッチはかなり難しいんですよ。

ちなみにパント時のキャッチは、
腕でポケットを作って上から落ちてくるボールを
抱え込むようにキャッチします。
パスの場合は落としてもパス失敗となりプレイが終わりますが、
パントの時にはキャッチミスをすると、
相手にボールを奪われる可能性があるので、
ボールをキャッチするリターナーは、
パスキャッチとは違った技術が必要となります。


リターナーの中には、リターンのスペシャリストとして
何年もNFLに生き残る選手がいます。
出番はキッキングゲームの時だけですが、
それだけで何年も生き残れるというのは、
それだけの価値がある選手だという事ですね。

ボールをキャッチしたセナ君がリターンを開始。
皆のブロックを使ってリターンを続けます。
それぞれが気合の入った表情でプレイしていますが、
セナ君の成長ぶりが感じられますよ。
そして夏彦さんは再びブロックで活躍、
赤羽をセナ君に触れさせずに通過させる事に成功します。

しかし盤戸の選手はまだ残っていました……
ここでタックルを受けると、残り時間が少ない中で
数十ヤード進まねばならなくなり、
逆転の可能性はぐんと減ってしまいます。

ここで止まるわけにはいかないセナ君、最後の力を振り絞り、
4秒2のスピードのまま残りの選手をかわしていきました。
残った選手をかわす前のセナ君の決意の表情、男らしかったです。
セナ君のTDで泥門は同点に追いつけるのか?
そしてその後のトライ・フォー・ポイントにも注目です。
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