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泥門デビルバッツvs.盤戸スパイダーズ
巨深の皆も試合を見に来てくれました。
午前4時と午後4時を間違えた水町君の天然っぷりが可愛いすぎ。
筧君は筧君で、赤羽がアイシールド21かどうかを
見極めようとしているようですが……。
赤羽は、セナのランプレイをソロタックルで仕留めました。
セナのような素早い選手、しかもクロスオーバーステップを
使いこなす相手を1対1でタックルするのはかなり難しいのですが、
赤羽はリードブロックだけでなく、タックルも上手いですね。
セナ君には、赤羽が先回りして自分の前に現れたように
感じていましたが、それは赤羽の仕組んだランフォースのせいでした。
ヒル魔さんが一発で見抜いたランフォース。
筧先生がほとんど説明しちゃっているので、
付け加える事が少ないのですが……
フォース=強いる、という事から相手の走路を
自分達の思い通りにコントロールするという意味になります。
これを完璧にこなすためには1人1人のブロック力や、
状況判断能力が重要となってきます。
守備側が1人でもブロックをミスしたり、開いている穴を潰し損ねると、
ディフェンス側が予定していた走路へ誘導できず、
失敗してしまう可能性が出てきます。
失敗例として良くあるのは、RBに合わせて動いたLBが、
本来守るべき穴を通り過ぎてしまい、
その穴をRBに通り抜けられてしまうパターン。
予定していた場所以外を駆け抜けられると、
そのまま大きく前進されてしまう可能性もあります。
ちなみに巨深のウィッシュボーン対策も似てなくもないですが、
あちらはボールを持つ選手の限定、
こちらは走路の限定ですから、少しだけ違いますね。
相手の選択を限定させるという点では一緒ですけど。
夏彦さんは、基本に忠実にブロックしていたのですが、
これが罠だったのです。
赤羽は、ブロックに向かう夏彦を誘導する事によってセナ君の走路の
選択肢を減らし、タックルしやすい環境を作りだしました。
そしてセナ君の持つボールに向けて強烈なタックル、
これでファンブルを誘発させると、今度はボールを拾った
FB安保君(31)のリードブロッカーとなり、
ファンブルリカバーリターンTDへと導いていきました。
不意を突かれたのかもしれないけど、
陸君の教えを忘れちゃダメじゃないか、セナ君。
ボールの為に体を捨てるぐらいの覚悟で行かないと。
スタンドで観戦中の筧君は、赤羽の手のつけられなさから
本物のアイシールドの姿と重ね合わせています。
その赤羽と実際にフィールドで戦っているセナ君は、
相手の強さを実感しつつも、
戦いを楽しむような台詞を口にしました。
そしてモン太の武者震いについての台詞もかっこ良いです。
このちびちびコンビ、アメフトを始めての半年の間に
本当に成長したと感じますよ。
そんな2人を見つめるまも姉の眼差しが意味深です。
成長を喜んでいるのか、それとも……。
場面は飛んで一気に前半最後のプレイに。
という事は、コータローの使ったタイムアウトは
大きな痛手にはならなかったようです。
でもコータローの事だから、
後半でもう1回同じ事やりかねない気もしますが。
泥門の方も、リターンTD以外の失点は抑えていたようで、
10点差のままで持ちこたえていました。
しかし、最後の最後で盤戸のFGトライがやってきました。
ここでFGが成功すると13点差。
2ポゼッション差なのは変わりませんが、2回ともTDが必要となるため、
追いかける泥門としては絶対に成功は阻止したい所です。
もちろん盤戸としてはこのFGを決めれば、
さらに優位に試合を進める事が出来ますので、
どちらにとっても大きな意味を持つFGトライです。
50ヤードのFG、この距離はNFLのキッカーでも
成功率は5割行くかどうかという厳しい距離です。
しかもコータローは高校生、
キック力はプロほどは強くはないでしょうから、
50ヤードという距離はかなり長い距離だと思います。
少しの方向の違いが、50ヤード先では大きなズレと
なってしまうので、正確性が大事になります。
かといって正確性を重視してコントロールに重きを置くと、
キックが届かなくなる可能性も出てきます。
さらにキックを届かせるために、
角度をやや低めにして蹴りださないとならないので、
ブロックしようとしている手に当たりやすくなります。
距離の長いFGは、正確性と距離、そして角度という点を
全てクリアせねばならないので、
キッカーにより高いテクニックを要求する事となります。
FGを止めるべく、気合を入れる泥門の選手たち。
盤戸の選手がビックリして飛び上がっていますが、
それぐらい気合が入っているって事ですね。
そしていよいよFGトライ、スナップは完璧、
あとはボールをセットして蹴るだけだったのですが、
そこへセナ君が凄い勢いで飛び込んできました。
FGのキックは「ロングスナッパー⇒ホルダー⇒キッカー」の
流れるような一連の動きで成立しているので、
プレッシャーなどでその一連の動きが邪魔されると、
思い通りのキックが出来なくなってしまいます。
ホルダーがボールをセットするのが0.1秒遅くなるだけでも、
キッカーは思い通りに蹴る事が出来なくなるぐらい、
プレースキックの一連の動きはデリケートなものなのです。
セナ君は赤羽がブロックしましたが、
コータローはセナ君が気になり一瞬動きが止まりました。
これが影響したのか、キックされたボールは
ゴールポストの前で失速、FG失敗となってしまいました。
でもさすがコータロー、キックの方向はバッチリでした、
セナ君のプレッシャーが無かったら、
成功していた可能性が高かったのでは?
前半終了と共に風がさらに勢いを増し始めました。
強風はキッキングチームにとって敵にも味方にもなります。
追い風の場合にはパントの飛距離が伸び、
大きくボールを押し戻す事が出来ますが、
向かい風の場合は逆にボールが飛ばず、
厳しいポジションから抜け出しにくくなります。
FGに関しては、横風の場合には風も計算に入れてキックせねばならず、
難易度が格段に上がります。
向かい風の場合には、本来はFGが蹴られる位置でも蹴る事が出来ず、
パントを蹴る事となってしまい、得点のチャンスが減る事となります。
ちなみに1Qと3Q終了後に攻撃方向が変わるので、
風による不公平が生じないように配慮はされています。
さらにQBのパスにも大きな影響があります。
以前、アメフト関連の番組中で、風がパスに及ぼす影響を
調べる実験をしていたのですが、予想以上にボールが風に流されます。
実験施設内の短い距離でも2mは流されていましたから、
長いパスではボールがかなり流される事となるでしょう。
この強風を見て、赤羽とヒル魔はともに大チャンスと捉えていますが……
この風がプレイにどんな影響を与えるのか、
そしてこの風をどのように生かすのか。
巨深の皆も試合を見に来てくれました。
午前4時と午後4時を間違えた水町君の天然っぷりが可愛いすぎ。
筧君は筧君で、赤羽がアイシールド21かどうかを
見極めようとしているようですが……。
赤羽は、セナのランプレイをソロタックルで仕留めました。
セナのような素早い選手、しかもクロスオーバーステップを
使いこなす相手を1対1でタックルするのはかなり難しいのですが、
赤羽はリードブロックだけでなく、タックルも上手いですね。
セナ君には、赤羽が先回りして自分の前に現れたように
感じていましたが、それは赤羽の仕組んだランフォースのせいでした。
ヒル魔さんが一発で見抜いたランフォース。
筧先生がほとんど説明しちゃっているので、
付け加える事が少ないのですが……
フォース=強いる、という事から相手の走路を
自分達の思い通りにコントロールするという意味になります。
これを完璧にこなすためには1人1人のブロック力や、
状況判断能力が重要となってきます。
守備側が1人でもブロックをミスしたり、開いている穴を潰し損ねると、
ディフェンス側が予定していた走路へ誘導できず、
失敗してしまう可能性が出てきます。
失敗例として良くあるのは、RBに合わせて動いたLBが、
本来守るべき穴を通り過ぎてしまい、
その穴をRBに通り抜けられてしまうパターン。
予定していた場所以外を駆け抜けられると、
そのまま大きく前進されてしまう可能性もあります。
ちなみに巨深のウィッシュボーン対策も似てなくもないですが、
あちらはボールを持つ選手の限定、
こちらは走路の限定ですから、少しだけ違いますね。
相手の選択を限定させるという点では一緒ですけど。
夏彦さんは、基本に忠実にブロックしていたのですが、
これが罠だったのです。
赤羽は、ブロックに向かう夏彦を誘導する事によってセナ君の走路の
選択肢を減らし、タックルしやすい環境を作りだしました。
そしてセナ君の持つボールに向けて強烈なタックル、
これでファンブルを誘発させると、今度はボールを拾った
FB安保君(31)のリードブロッカーとなり、
ファンブルリカバーリターンTDへと導いていきました。
不意を突かれたのかもしれないけど、
陸君の教えを忘れちゃダメじゃないか、セナ君。
ボールの為に体を捨てるぐらいの覚悟で行かないと。
スタンドで観戦中の筧君は、赤羽の手のつけられなさから
本物のアイシールドの姿と重ね合わせています。
その赤羽と実際にフィールドで戦っているセナ君は、
相手の強さを実感しつつも、
戦いを楽しむような台詞を口にしました。
そしてモン太の武者震いについての台詞もかっこ良いです。
このちびちびコンビ、アメフトを始めての半年の間に
本当に成長したと感じますよ。
そんな2人を見つめるまも姉の眼差しが意味深です。
成長を喜んでいるのか、それとも……。
場面は飛んで一気に前半最後のプレイに。
という事は、コータローの使ったタイムアウトは
大きな痛手にはならなかったようです。
でもコータローの事だから、
後半でもう1回同じ事やりかねない気もしますが。
泥門の方も、リターンTD以外の失点は抑えていたようで、
10点差のままで持ちこたえていました。
しかし、最後の最後で盤戸のFGトライがやってきました。
ここでFGが成功すると13点差。
2ポゼッション差なのは変わりませんが、2回ともTDが必要となるため、
追いかける泥門としては絶対に成功は阻止したい所です。
もちろん盤戸としてはこのFGを決めれば、
さらに優位に試合を進める事が出来ますので、
どちらにとっても大きな意味を持つFGトライです。
50ヤードのFG、この距離はNFLのキッカーでも
成功率は5割行くかどうかという厳しい距離です。
しかもコータローは高校生、
キック力はプロほどは強くはないでしょうから、
50ヤードという距離はかなり長い距離だと思います。
少しの方向の違いが、50ヤード先では大きなズレと
なってしまうので、正確性が大事になります。
かといって正確性を重視してコントロールに重きを置くと、
キックが届かなくなる可能性も出てきます。
さらにキックを届かせるために、
角度をやや低めにして蹴りださないとならないので、
ブロックしようとしている手に当たりやすくなります。
距離の長いFGは、正確性と距離、そして角度という点を
全てクリアせねばならないので、
キッカーにより高いテクニックを要求する事となります。
FGを止めるべく、気合を入れる泥門の選手たち。
盤戸の選手がビックリして飛び上がっていますが、
それぐらい気合が入っているって事ですね。
そしていよいよFGトライ、スナップは完璧、
あとはボールをセットして蹴るだけだったのですが、
そこへセナ君が凄い勢いで飛び込んできました。
FGのキックは「ロングスナッパー⇒ホルダー⇒キッカー」の
流れるような一連の動きで成立しているので、
プレッシャーなどでその一連の動きが邪魔されると、
思い通りのキックが出来なくなってしまいます。
ホルダーがボールをセットするのが0.1秒遅くなるだけでも、
キッカーは思い通りに蹴る事が出来なくなるぐらい、
プレースキックの一連の動きはデリケートなものなのです。
セナ君は赤羽がブロックしましたが、
コータローはセナ君が気になり一瞬動きが止まりました。
これが影響したのか、キックされたボールは
ゴールポストの前で失速、FG失敗となってしまいました。
でもさすがコータロー、キックの方向はバッチリでした、
セナ君のプレッシャーが無かったら、
成功していた可能性が高かったのでは?
前半終了と共に風がさらに勢いを増し始めました。
強風はキッキングチームにとって敵にも味方にもなります。
追い風の場合にはパントの飛距離が伸び、
大きくボールを押し戻す事が出来ますが、
向かい風の場合は逆にボールが飛ばず、
厳しいポジションから抜け出しにくくなります。
FGに関しては、横風の場合には風も計算に入れてキックせねばならず、
難易度が格段に上がります。
向かい風の場合には、本来はFGが蹴られる位置でも蹴る事が出来ず、
パントを蹴る事となってしまい、得点のチャンスが減る事となります。
ちなみに1Qと3Q終了後に攻撃方向が変わるので、
風による不公平が生じないように配慮はされています。
さらにQBのパスにも大きな影響があります。
以前、アメフト関連の番組中で、風がパスに及ぼす影響を
調べる実験をしていたのですが、予想以上にボールが風に流されます。
実験施設内の短い距離でも2mは流されていましたから、
長いパスではボールがかなり流される事となるでしょう。
この強風を見て、赤羽とヒル魔はともに大チャンスと捉えていますが……
この風がプレイにどんな影響を与えるのか、
そしてこの風をどのように生かすのか。
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