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泥門デビルバッツvs.巨深ポセイドン戦。
ウィッシュボーンからのオプションが増えた事により、
デビルバッツが反撃を開始。
TDを奪い、再び逆転に成功しました。
盛り上がるデビルバッツのベンチ、一気に流れはデビルバッツへ……
と思いきや、ポセイドン側も新たな策を出してきました。
フォーメーション「ポセイドン」は、
ディフェンスラインの水町君がLBの位置に下がり、
長身選手がLBとして4人並びました。
ポセイドンフォーメーションに対して、
同じように攻めようとしたデビルバッツですが、
走路を塞がれてしまいパスを投げざるを得ない状況に追い込まれます。
しかもヒル魔さんのパスを、水町君がカットしてしまいます。
アウトサイドへのランプレイと瀧君へのパスが、
このフォーメーションで両方とも封じられてしまいました。
アメフトでは、パスが失敗したりフィールド外に出て
プレイが終了したりすると、残り時間の減少が
次のプレイが始まるまで止まります。
ですから、試合終盤にリードしている側が
ラインの人数を減らして後方を手厚く守り、
パスが決まってもフィールド内ですぐにタックルをして、
フィールド内でプレイを終わらせ、
時間をどんどんと消費させる事が良くあります。
(2005年のスーパーボウルでも同じような状況がありました)
このようなディフェンスはプリベントディフェンスと言い、
ラインの人数を減らした代わりに、素早く動けるDB
(コーナーバックやセーフティ)を、増やす事が多いです。
本来、フォーメーション『ポセイドン』は、
上のような状況の時に使われていたんだと思います。
(小判鮫先輩が時間を無くならせる作戦といっていますから)
しかし、ここでは3-4ディフェンスのように使ってきました。
前回まで使っていたのは、ライン4人 LB3人の4-3ディフェンス。
一番使われているディフェンスの形態と言えます。
(フォーメーションに関しては前回の図を参照して下さい)
対して、今回のフォーメーションは水町君がLBの位置に下がったため、
ライン3人、LB4人の3-4ディフェンスの形になりました。
ちなみにNFLでは、ここ2・3年で3-4ディフェンスを
採用するチームが増えましたが、
それでも32チーム中6チームしかありません。
難しいフォーメーションなのと、ラインに大きな体を持つ選手が
必要なため、手軽に出来ないのが原因と思われます。
さて、この3-4守備の利点は……ラインの人数が少ないので
後方が手厚く守る事が出来ます。
ディフェンスラインがオフェンスラインをコントロールできれば、
作中にもあるようにアウトサイドのランプレイや
パスプレイも防ぎやすくなります。
また、4人のLBの誰かがラインにプレッシャーをかけようとすれば、
オフェンスラインがブロックの分担を間違えやすくなり、
QBに到達しやすくなる、という利点もあります。
しかしヒル魔さんの言う通り、完璧なフォーメーションはありません。
栗田君の言う通りラインの人数が少なくなったので、
ラインの戦いではオフェンスが優位に立ちやすくなり、
その結果中央に弱点が生まれやすくなります。
オフェンスラインがきちんとディフェンスラインを、
コントロールできれば、余ったオフェンスラインが
体格的に劣るLBにブロックに行けるので、
ランプレイで進みやすくなります。
しかしポセイドンのLBは、みんな体格的には
ラインもこなせそうな選手揃い。
ブロックは出来たものの広い走路は出来ず、
さらに狭い隙間を抜けたセナ君も、
筧君にあっけなくやられてしまいます。
2ヤードの前進に押さえたと水町君が喜んでいますが、
1回で2ヤードならば3回で6ヤードしか前進できません。
ですので、1st downを獲得して連続で攻撃する事が出来なくなります。
もちろん前進させない事が一番良いに決まっていますが、
ランプレイを2ヤードの前進で食い止める事は、
ディフェンスにとってはまずまずの成果と言えるのです。
RBの成績を見る際には、ラン1回あたり平均のヤード数を見ると
選手の能力がわかりやすいです。
平均5ヤードであれば素晴らしいRB。
できれば4ヤードは超えてくれないと、
攻撃の組み立てがしにくくなります。
セナ君再び筧君に言いたい放題言われていますが……
今の状況じゃ言い返せないですね。
さて、今度は巨深ポセイドンの攻撃。
十文字君にラインの壁を破られ、危険が迫ったQB小判鮫君ですが、
早すぎるぐらいあっけなくパスを投げ捨てます。
サックを受けずにボールを投げ捨てるという事は、
QBにとっては大事なスキルです。
サックを受けて後退するよりは、パス失敗で同じ地点から
攻撃をやり直した方が、はるかに良いからです。
それにしても早く投げ捨てすぎのような気もしますよ。
そんな小判鮫君、今まで被インターセプトが0との事。
インターセプトをされると、攻撃権が即座に入れ替わります。
攻撃権がとても大事なアメフトでは、
攻守交替となるインターセプトは、なるべくなら犯したくないミスです。
そのインターセプトが0という事は、
(そうは見えないのですが)かなりのQBと言えますよ。
しかも投げ捨てるだけではなく、レシーバーが空いていると
判断すれば、確実にパスを成功させる。
勝てるQBのお手本のようなQBですね。
その小判鮫君がTDパスを成功させ、再び巨深ポセイドンが逆転に成功。
キックも決まり17-12となります。
追いかける泥門デビルバッツですが、いまだにフォーメーション
ポセイドンの打開策を見出せないまま、時間だけが過ぎていきます。
トライ・フォー・ポイントが2回で2点、それにFGの3点。
現在の5点の差はキッカーの差。
この5点が、キッカーのいないデビルバッツに大きくのしかかります。
ヒル魔さんの表情には、珍しく厳しさが感じられます。
そして最後に託したのは……セナ君の足。
残り18秒は逆転できない時間ではありません。
セナ君、ここで男を見せるか?
ウィッシュボーンからのオプションが増えた事により、
デビルバッツが反撃を開始。
TDを奪い、再び逆転に成功しました。
盛り上がるデビルバッツのベンチ、一気に流れはデビルバッツへ……
と思いきや、ポセイドン側も新たな策を出してきました。
フォーメーション「ポセイドン」は、
ディフェンスラインの水町君がLBの位置に下がり、
長身選手がLBとして4人並びました。
ポセイドンフォーメーションに対して、
同じように攻めようとしたデビルバッツですが、
走路を塞がれてしまいパスを投げざるを得ない状況に追い込まれます。
しかもヒル魔さんのパスを、水町君がカットしてしまいます。
アウトサイドへのランプレイと瀧君へのパスが、
このフォーメーションで両方とも封じられてしまいました。
アメフトでは、パスが失敗したりフィールド外に出て
プレイが終了したりすると、残り時間の減少が
次のプレイが始まるまで止まります。
ですから、試合終盤にリードしている側が
ラインの人数を減らして後方を手厚く守り、
パスが決まってもフィールド内ですぐにタックルをして、
フィールド内でプレイを終わらせ、
時間をどんどんと消費させる事が良くあります。
(2005年のスーパーボウルでも同じような状況がありました)
このようなディフェンスはプリベントディフェンスと言い、
ラインの人数を減らした代わりに、素早く動けるDB
(コーナーバックやセーフティ)を、増やす事が多いです。
本来、フォーメーション『ポセイドン』は、
上のような状況の時に使われていたんだと思います。
(小判鮫先輩が時間を無くならせる作戦といっていますから)
しかし、ここでは3-4ディフェンスのように使ってきました。
前回まで使っていたのは、ライン4人 LB3人の4-3ディフェンス。
一番使われているディフェンスの形態と言えます。
(フォーメーションに関しては前回の図を参照して下さい)
対して、今回のフォーメーションは水町君がLBの位置に下がったため、
ライン3人、LB4人の3-4ディフェンスの形になりました。
ちなみにNFLでは、ここ2・3年で3-4ディフェンスを
採用するチームが増えましたが、
それでも32チーム中6チームしかありません。
難しいフォーメーションなのと、ラインに大きな体を持つ選手が
必要なため、手軽に出来ないのが原因と思われます。
さて、この3-4守備の利点は……ラインの人数が少ないので
後方が手厚く守る事が出来ます。
ディフェンスラインがオフェンスラインをコントロールできれば、
作中にもあるようにアウトサイドのランプレイや
パスプレイも防ぎやすくなります。
また、4人のLBの誰かがラインにプレッシャーをかけようとすれば、
オフェンスラインがブロックの分担を間違えやすくなり、
QBに到達しやすくなる、という利点もあります。
しかしヒル魔さんの言う通り、完璧なフォーメーションはありません。
栗田君の言う通りラインの人数が少なくなったので、
ラインの戦いではオフェンスが優位に立ちやすくなり、
その結果中央に弱点が生まれやすくなります。
オフェンスラインがきちんとディフェンスラインを、
コントロールできれば、余ったオフェンスラインが
体格的に劣るLBにブロックに行けるので、
ランプレイで進みやすくなります。
しかしポセイドンのLBは、みんな体格的には
ラインもこなせそうな選手揃い。
ブロックは出来たものの広い走路は出来ず、
さらに狭い隙間を抜けたセナ君も、
筧君にあっけなくやられてしまいます。
2ヤードの前進に押さえたと水町君が喜んでいますが、
1回で2ヤードならば3回で6ヤードしか前進できません。
ですので、1st downを獲得して連続で攻撃する事が出来なくなります。
もちろん前進させない事が一番良いに決まっていますが、
ランプレイを2ヤードの前進で食い止める事は、
ディフェンスにとってはまずまずの成果と言えるのです。
RBの成績を見る際には、ラン1回あたり平均のヤード数を見ると
選手の能力がわかりやすいです。
平均5ヤードであれば素晴らしいRB。
できれば4ヤードは超えてくれないと、
攻撃の組み立てがしにくくなります。
セナ君再び筧君に言いたい放題言われていますが……
今の状況じゃ言い返せないですね。
さて、今度は巨深ポセイドンの攻撃。
十文字君にラインの壁を破られ、危険が迫ったQB小判鮫君ですが、
早すぎるぐらいあっけなくパスを投げ捨てます。
サックを受けずにボールを投げ捨てるという事は、
QBにとっては大事なスキルです。
サックを受けて後退するよりは、パス失敗で同じ地点から
攻撃をやり直した方が、はるかに良いからです。
それにしても早く投げ捨てすぎのような気もしますよ。
そんな小判鮫君、今まで被インターセプトが0との事。
インターセプトをされると、攻撃権が即座に入れ替わります。
攻撃権がとても大事なアメフトでは、
攻守交替となるインターセプトは、なるべくなら犯したくないミスです。
そのインターセプトが0という事は、
(そうは見えないのですが)かなりのQBと言えますよ。
しかも投げ捨てるだけではなく、レシーバーが空いていると
判断すれば、確実にパスを成功させる。
勝てるQBのお手本のようなQBですね。
その小判鮫君がTDパスを成功させ、再び巨深ポセイドンが逆転に成功。
キックも決まり17-12となります。
追いかける泥門デビルバッツですが、いまだにフォーメーション
ポセイドンの打開策を見出せないまま、時間だけが過ぎていきます。
トライ・フォー・ポイントが2回で2点、それにFGの3点。
現在の5点の差はキッカーの差。
この5点が、キッカーのいないデビルバッツに大きくのしかかります。
ヒル魔さんの表情には、珍しく厳しさが感じられます。
そして最後に託したのは……セナ君の足。
残り18秒は逆転できない時間ではありません。
セナ君、ここで男を見せるか?
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