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巨深ポセイドン戦、いよいよクライマックスです。
スピンムーブで筧君をかわしたセナ君ですが、
水町君にタックルを受け、ボール1個分ゴールラインに届かずに
ボールデッド(プレイ終了)となりました。
しかし、ヒル魔さんのタイムアウトで残り2秒で時計はストップ。
あと1プレイは出来る事となりました。
前回の感想で書いた通り、1プレイには5秒ほど時間がかかりますので、
残り4秒以下になればほとんどの場合1プレイしか出来ません。
ですので4秒残そうが1秒残そうが、大して変わりはないのです。
残りは30cm(約1フィート)……
ここでセナ君自らがダイブプレイを提案します。
長身の選手相手のダイブプレイ、厳しいことは分かっていながらも、
ヒル魔さんもこのプレイ選択に同意してくれました。
対するポセイドンサイド、筧君もダイブプレイを予測しています。
しかし筧君は、みんなに話しかけながらも
先ほどのプレイが頭に残っているようです。
この後の小判鮫先輩と下級生達の会話、良かったですねぇ。
信頼感と尊敬の念を持っているこんな後輩を持って、
小判鮫先輩も幸せ者だよ。
泣いても笑っても、勝者は1チームのみ。
デビルバッツはいつものメンバーで、
ポセイドンは、ゴールラインディフェンス&ダイブ対策で、
パワー系とデカ系のメンバーを揃えてきました。
残り1フィート……
合理的なスポーツの代表格ともいえるアメフトですが、
このような場面では、戦略・技術はもちろんの事、
栗田君の言うとおり「気持ちの勝負」という部分も大事になってきます。
ヒル魔さんはプレイ開始の為のスナップカウントを
10回目の「HUT」に設定しました。
なぜ10回目の「HUT」でプレイを開始すると設定したのか?
これはディフェンスの出足を封じ込める為なのです。
プレイ開始のためにQBが叫ぶ言葉、
特に「HUT」が良く使われますが、
「HUT」の回数が同じなままプレイを始め続けていると、
ディフェンス側にプレイ開始のタイミングを読まれてしまいます。
そうなるとディフェンス側がオフェンス側よりも早く動く事となり、
オフェンス側はきちんとブロックが出来ないなどの
不利な状況に追い込まれる事となります。
10回目というスナップカウントは、
ディフェンスラインの選手にとってはかなり厄介です。
止める気満々で構えているので、
「HUT」の声がかかる度に体が少し反応してしまうのです。
この辺の細かい事が描写されている事が、嬉しかったですよ。
ちなみにオフェンスの方も、
10回という長いカウントだと大変です。
オフェンスの方は、全員静止後1秒経ってからでないと
プレイを始める事が出来ませんが、
もし静止後に少しでも選手が動いてしまうと
フォルススタートという反則で
5ヤード後ろに下げられてしまうからです。
(一部例外あり)
実際の試合でも、待ちきれなかったかのように
オフェンス・ディフェンスどちらかのラインの選手が
動いてしまう事があります。
逆にディフェンスの虚を突くために、
「HUT」の前の「SET」でプレイを開始する場合があります。
これもディフェンスの出足を止めるための手段です。
このようにスタートのタイミングを変える事によって、
少しでも有利にしようしているのです。
プレイに戦略があるのは当然ですが、このようにプレイが始まる前の
プレイ開始の為のスナップカウントにも戦略が込められているのです。
1回1回の「HUT」の声と共にデビルバッツのメンバーのアップが……
プレイ開始前の緊張感が伝わってきます。
そして10回目の「HUT」がコールされいよいよプレイ開始。
ライン同士がぶつかり合い、その上を跳ぶセナ君。
そして叩き落とそうとする水町&筧コンビ。
前のプレイと同様に、執念を感じさせる水町君の手によって
セナ君は叩き落とされてしまいます。
しかしその水町君を小結君が足元でブロックすると、
これによってセナ君は前に転がり込む事となりました。
着地点は見えませんでしたが、
審判は両手を上げてタッチダウンのコール。
これで17-18、デビルバッツが土壇場で大逆転勝利を掴みました。
きちんと伏線を消化しながら、様々な攻防を組み込み、
そしてそれぞれのキャラのドラマを描く……
今回の試合は特に面白かったですね。
スピンムーブで筧君をかわしたセナ君ですが、
水町君にタックルを受け、ボール1個分ゴールラインに届かずに
ボールデッド(プレイ終了)となりました。
しかし、ヒル魔さんのタイムアウトで残り2秒で時計はストップ。
あと1プレイは出来る事となりました。
前回の感想で書いた通り、1プレイには5秒ほど時間がかかりますので、
残り4秒以下になればほとんどの場合1プレイしか出来ません。
ですので4秒残そうが1秒残そうが、大して変わりはないのです。
残りは30cm(約1フィート)……
ここでセナ君自らがダイブプレイを提案します。
長身の選手相手のダイブプレイ、厳しいことは分かっていながらも、
ヒル魔さんもこのプレイ選択に同意してくれました。
対するポセイドンサイド、筧君もダイブプレイを予測しています。
しかし筧君は、みんなに話しかけながらも
先ほどのプレイが頭に残っているようです。
この後の小判鮫先輩と下級生達の会話、良かったですねぇ。
信頼感と尊敬の念を持っているこんな後輩を持って、
小判鮫先輩も幸せ者だよ。
泣いても笑っても、勝者は1チームのみ。
デビルバッツはいつものメンバーで、
ポセイドンは、ゴールラインディフェンス&ダイブ対策で、
パワー系とデカ系のメンバーを揃えてきました。
残り1フィート……
合理的なスポーツの代表格ともいえるアメフトですが、
このような場面では、戦略・技術はもちろんの事、
栗田君の言うとおり「気持ちの勝負」という部分も大事になってきます。
ヒル魔さんはプレイ開始の為のスナップカウントを
10回目の「HUT」に設定しました。
なぜ10回目の「HUT」でプレイを開始すると設定したのか?
これはディフェンスの出足を封じ込める為なのです。
プレイ開始のためにQBが叫ぶ言葉、
特に「HUT」が良く使われますが、
「HUT」の回数が同じなままプレイを始め続けていると、
ディフェンス側にプレイ開始のタイミングを読まれてしまいます。
そうなるとディフェンス側がオフェンス側よりも早く動く事となり、
オフェンス側はきちんとブロックが出来ないなどの
不利な状況に追い込まれる事となります。
10回目というスナップカウントは、
ディフェンスラインの選手にとってはかなり厄介です。
止める気満々で構えているので、
「HUT」の声がかかる度に体が少し反応してしまうのです。
この辺の細かい事が描写されている事が、嬉しかったですよ。
ちなみにオフェンスの方も、
10回という長いカウントだと大変です。
オフェンスの方は、全員静止後1秒経ってからでないと
プレイを始める事が出来ませんが、
もし静止後に少しでも選手が動いてしまうと
フォルススタートという反則で
5ヤード後ろに下げられてしまうからです。
(一部例外あり)
実際の試合でも、待ちきれなかったかのように
オフェンス・ディフェンスどちらかのラインの選手が
動いてしまう事があります。
逆にディフェンスの虚を突くために、
「HUT」の前の「SET」でプレイを開始する場合があります。
これもディフェンスの出足を止めるための手段です。
このようにスタートのタイミングを変える事によって、
少しでも有利にしようしているのです。
プレイに戦略があるのは当然ですが、このようにプレイが始まる前の
プレイ開始の為のスナップカウントにも戦略が込められているのです。
1回1回の「HUT」の声と共にデビルバッツのメンバーのアップが……
プレイ開始前の緊張感が伝わってきます。
そして10回目の「HUT」がコールされいよいよプレイ開始。
ライン同士がぶつかり合い、その上を跳ぶセナ君。
そして叩き落とそうとする水町&筧コンビ。
前のプレイと同様に、執念を感じさせる水町君の手によって
セナ君は叩き落とされてしまいます。
しかしその水町君を小結君が足元でブロックすると、
これによってセナ君は前に転がり込む事となりました。
着地点は見えませんでしたが、
審判は両手を上げてタッチダウンのコール。
これで17-18、デビルバッツが土壇場で大逆転勝利を掴みました。
きちんと伏線を消化しながら、様々な攻防を組み込み、
そしてそれぞれのキャラのドラマを描く……
今回の試合は特に面白かったですね。
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