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泥門デビルバッツvs.神龍寺ナーガ
残り4秒からのラストプレイ、泥門はダイレクトスナップから、
セナ→ヒル魔さんへのパスというスペシャルプレイを敢行。
ヒル魔さんが追いすがる阿含を振りきり
エンドゾーンへとダイビング。
タッチダウンをもぎ取り1点差にまでこぎつけました。
観客席も盛り上がっていますが、
黒木&戸叶が水町君よろしく服脱いじゃっています。
確かに嬉しいのは分かるけど、服脱ぐと反則取られかねないよ。
(アンスポーツマンライクコンダクトで15ヤード罰退の可能性が)
その後、3兄弟が揃ってヒル魔さんに蹴りを入れに……
写真をネタに脅されていたとは思えない位、
すっかり仲間って感じになっています。
しかしヒル魔さんは次のプレイの事を考えていました。
続いてのトライ・フォー・ポイントですが……
本来であればキックで1点を追加し、延長戦へ持ち込むはずです。
確か日本の高校アメフトでも、
昨年か今年から延長戦が導入されたんですが、
NFLとその他では、延長って方式が違うんです。
NFLだと「サドンデス」、先に得点を取った方が勝ちです。
先に攻撃権を持った方が有利、という意見もあるのですが、
議題には上がるもののルール改正までは至らず、
議論が続いている状態です。
NFL以外のカレッジフットボール(大学)などでは
互いが必ず1回ずつボールを持って攻撃をし、
得点に差が付いたときに勝敗を決する、
という方式が採用されています。
日本のアメフトでは、カレッジフットをベースに
ルールが作られているとの事なので、
日本の高校アメフトはカレッジフットと同じになるはず。
しかしアイシールドではNFLルールがベースになっているので、
もし延長になったとしたらどちらの方式になるんでしょうか?
個人的にはNFL方式の方が決着も早いですし
スリリングな展開も多くなるので好きなのですけど。
しかし186th downでも書きましたが、
人数ぎりぎりな上にセナ君を酷使してしまった泥門にとって、
延長戦へ持ち込む事は大きな不利に繋がります。
ここで神龍寺がFGで3点を加点した事によって得られた、
メリットを挙げてみたいと思います。
1つ目は、泥門を3回のTDが必要な状況に追い込んだ事。
これは克服されてしまいました。
しかし阿含の言う通りにしてTDを狙いに行き、
もし失敗していたとしたら……
この時点で逆転されていた所でした。
2つ目は、もし3回のTDを決められても、
トライ・フォー・ポイントを全て決められても同点止まり。
神龍寺側はきちんと選手を入れ替えているので、
延長に持ち込まれてもスタミナの面で有利になります。
さらに神龍寺は相手の2ポイント成功率を
0%に抑えているとの情報がリコちゃんからもたらされました。
神龍寺にとっては、3回目のTDの後に一か八かで
2ポイントを狙われても、それを抑えきれば勝ちが確定。
キックで1点を加点されて延長に持ち込まれても、
スタミナの面で優位……この事からも、FGでのあの3点が
かなりの重みを持っていた事が理解できると思います。
神龍寺はトライ・フォー・ポイントでの2ポイントに対し、
無類の強さを発揮しているとの事ですが……
実際、今までの泥門の得点シーンを思い出してみても、
(1) 雪光さんへのロングパスによるTD
(2) 十文字君のファンブルリカバーTD
(3) モン太へのロングパスによるTD
(4) セナ君のファンブルリカバーTD
(5) セナ→ヒル魔のスペシャルプレイでTD
このように、遠くから一気にTDを奪ってはいますけど、
ゴール前(敵陣5ヤード以内)まで地道に進んでから
TDを奪った事はありません。
193rd downで「プリベントディフェンス」の説明の際にも
書きましたが、エンドゾーンまでの距離が短くなると、
使えるフィールドが狭くなるので、
ディフェンス側に有利に働きます。
さらに阿含・一休など身体能力が高い選手がいますから、
ゴール前で無敵の強さを誇るのも理解できます。
あのときの3点が、泥門の選べる2つの道を
ともに茨の道へと変貌させた……
そんな中でも決断を下さねばなりません。
「どっち選ぼうがほぼ勝ち目0%」というヒル魔の言葉に対し
十文字・黒木・戸叶の3人は2ポイントを選択。
しかし栗田君は、弱気モードが発動してしまったようです。
その栗田君の言葉に対して、泥門のみんなが止めるシーンが
良かったなぁ……セナ君なんて「クリスマスボウルまで」
って言葉を使ってまで止めに入るんですもん。
3人の夢を知っているからこそ、最後まで一緒に戦いたい。
そんな気持ちがこちらまで伝わってきます。
栗田君も良い後輩に恵まれたよなぁ。
ムサシから栗田君への言葉「心に保険かけているだけだ」、
これを一番噛み締めていたのは雪光さんでした……。
そしてその後の雪光さんの言葉から、
チームの総意は2ポイントへと一気に傾いていきます。
それを見たヒル魔さんが心なしか嬉しそうな表情を
しているのは気のせいかな。
最後に聞かれたのは、エースであるセナ君。
ここでのセナ君の決断は……。
そして運命のトライ・フォー・ポイント。
泥門のフォーメーションは、通常のキッキング隊形。
センターの栗田君を中心に9人がブロッカー役となり、
ヒル魔さんがボールをセットして、ムサシがボールを蹴ります。
このキッキングプレイでも、モーションの説明の時に書いた
「オフェンス側全員の1秒完全静止」をしなければなりません。
しかしボールがセットされてから、キッカーが蹴る動作を
スタートさせるのでは、突っ込んできたディフェンスに
ブロックされる可能性が高まってしまいます。
という事でキッキングプレイの際には、
ボールが動かされてプレイが始まった後、
キッカーはタイミングを見計らって動き出し、
ボールがセットされた直後に蹴るようになっています。
この一連の動きが美しいのですよ。
中でも難しいのは、ボールを立てるホルダー(ヒル魔さん担当)。
ボールにある縫い目が蹴る足に当たると、
それだけでも方向が微妙にズレてしまう可能性が有るので、
ボールの縫い目が足に当たらないように
ボールをセットしなければならないのです。
しかしこの隊形だと、キックをフェイクにして、
2ポイントを狙う際には、ムサシの分だけレシーバーが
減ってしまうので、キックで1点を取っての延長狙いなのかも。
そうだとしたら、セナ君は自分を省みずに
延長突入を提示したのか?
それはそれで熱いのですが……阿含の言う通り
素直にキックというのも考えにくい状況です。
泥門の決断はどちらなのでしょうか?
残り4秒からのラストプレイ、泥門はダイレクトスナップから、
セナ→ヒル魔さんへのパスというスペシャルプレイを敢行。
ヒル魔さんが追いすがる阿含を振りきり
エンドゾーンへとダイビング。
タッチダウンをもぎ取り1点差にまでこぎつけました。
観客席も盛り上がっていますが、
黒木&戸叶が水町君よろしく服脱いじゃっています。
確かに嬉しいのは分かるけど、服脱ぐと反則取られかねないよ。
(アンスポーツマンライクコンダクトで15ヤード罰退の可能性が)
その後、3兄弟が揃ってヒル魔さんに蹴りを入れに……
写真をネタに脅されていたとは思えない位、
すっかり仲間って感じになっています。
しかしヒル魔さんは次のプレイの事を考えていました。
続いてのトライ・フォー・ポイントですが……
本来であればキックで1点を追加し、延長戦へ持ち込むはずです。
確か日本の高校アメフトでも、
昨年か今年から延長戦が導入されたんですが、
NFLとその他では、延長って方式が違うんです。
NFLだと「サドンデス」、先に得点を取った方が勝ちです。
先に攻撃権を持った方が有利、という意見もあるのですが、
議題には上がるもののルール改正までは至らず、
議論が続いている状態です。
NFL以外のカレッジフットボール(大学)などでは
互いが必ず1回ずつボールを持って攻撃をし、
得点に差が付いたときに勝敗を決する、
という方式が採用されています。
日本のアメフトでは、カレッジフットをベースに
ルールが作られているとの事なので、
日本の高校アメフトはカレッジフットと同じになるはず。
しかしアイシールドではNFLルールがベースになっているので、
もし延長になったとしたらどちらの方式になるんでしょうか?
個人的にはNFL方式の方が決着も早いですし
スリリングな展開も多くなるので好きなのですけど。
しかし186th downでも書きましたが、
人数ぎりぎりな上にセナ君を酷使してしまった泥門にとって、
延長戦へ持ち込む事は大きな不利に繋がります。
ここで神龍寺がFGで3点を加点した事によって得られた、
メリットを挙げてみたいと思います。
1つ目は、泥門を3回のTDが必要な状況に追い込んだ事。
これは克服されてしまいました。
しかし阿含の言う通りにしてTDを狙いに行き、
もし失敗していたとしたら……
この時点で逆転されていた所でした。
2つ目は、もし3回のTDを決められても、
トライ・フォー・ポイントを全て決められても同点止まり。
神龍寺側はきちんと選手を入れ替えているので、
延長に持ち込まれてもスタミナの面で有利になります。
さらに神龍寺は相手の2ポイント成功率を
0%に抑えているとの情報がリコちゃんからもたらされました。
神龍寺にとっては、3回目のTDの後に一か八かで
2ポイントを狙われても、それを抑えきれば勝ちが確定。
キックで1点を加点されて延長に持ち込まれても、
スタミナの面で優位……この事からも、FGでのあの3点が
かなりの重みを持っていた事が理解できると思います。
神龍寺はトライ・フォー・ポイントでの2ポイントに対し、
無類の強さを発揮しているとの事ですが……
実際、今までの泥門の得点シーンを思い出してみても、
(1) 雪光さんへのロングパスによるTD
(2) 十文字君のファンブルリカバーTD
(3) モン太へのロングパスによるTD
(4) セナ君のファンブルリカバーTD
(5) セナ→ヒル魔のスペシャルプレイでTD
このように、遠くから一気にTDを奪ってはいますけど、
ゴール前(敵陣5ヤード以内)まで地道に進んでから
TDを奪った事はありません。
193rd downで「プリベントディフェンス」の説明の際にも
書きましたが、エンドゾーンまでの距離が短くなると、
使えるフィールドが狭くなるので、
ディフェンス側に有利に働きます。
さらに阿含・一休など身体能力が高い選手がいますから、
ゴール前で無敵の強さを誇るのも理解できます。
あのときの3点が、泥門の選べる2つの道を
ともに茨の道へと変貌させた……
そんな中でも決断を下さねばなりません。
「どっち選ぼうがほぼ勝ち目0%」というヒル魔の言葉に対し
十文字・黒木・戸叶の3人は2ポイントを選択。
しかし栗田君は、弱気モードが発動してしまったようです。
その栗田君の言葉に対して、泥門のみんなが止めるシーンが
良かったなぁ……セナ君なんて「クリスマスボウルまで」
って言葉を使ってまで止めに入るんですもん。
3人の夢を知っているからこそ、最後まで一緒に戦いたい。
そんな気持ちがこちらまで伝わってきます。
栗田君も良い後輩に恵まれたよなぁ。
ムサシから栗田君への言葉「心に保険かけているだけだ」、
これを一番噛み締めていたのは雪光さんでした……。
そしてその後の雪光さんの言葉から、
チームの総意は2ポイントへと一気に傾いていきます。
それを見たヒル魔さんが心なしか嬉しそうな表情を
しているのは気のせいかな。
最後に聞かれたのは、エースであるセナ君。
ここでのセナ君の決断は……。
そして運命のトライ・フォー・ポイント。
泥門のフォーメーションは、通常のキッキング隊形。
センターの栗田君を中心に9人がブロッカー役となり、
ヒル魔さんがボールをセットして、ムサシがボールを蹴ります。
このキッキングプレイでも、モーションの説明の時に書いた
「オフェンス側全員の1秒完全静止」をしなければなりません。
しかしボールがセットされてから、キッカーが蹴る動作を
スタートさせるのでは、突っ込んできたディフェンスに
ブロックされる可能性が高まってしまいます。
という事でキッキングプレイの際には、
ボールが動かされてプレイが始まった後、
キッカーはタイミングを見計らって動き出し、
ボールがセットされた直後に蹴るようになっています。
この一連の動きが美しいのですよ。
中でも難しいのは、ボールを立てるホルダー(ヒル魔さん担当)。
ボールにある縫い目が蹴る足に当たると、
それだけでも方向が微妙にズレてしまう可能性が有るので、
ボールの縫い目が足に当たらないように
ボールをセットしなければならないのです。
しかしこの隊形だと、キックをフェイクにして、
2ポイントを狙う際には、ムサシの分だけレシーバーが
減ってしまうので、キックで1点を取っての延長狙いなのかも。
そうだとしたら、セナ君は自分を省みずに
延長突入を提示したのか?
それはそれで熱いのですが……阿含の言う通り
素直にキックというのも考えにくい状況です。
泥門の決断はどちらなのでしょうか?
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