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泥門デビルバッツvs.神龍寺ナーガ
残り時間が0となったプレイでタッチダウンを奪い取り
34-35の1点差まで迫った泥門デビルバッツ。
トライ・フォー・ポイントで確実に1点を追加し
延長戦での勝負に賭けるのか。
それとも2点を狙って一気に逆転を狙うのか。
そのトライ・フォー・ポイント……
プレースキックのフォーメーションだったのですが、
ヒル魔さんがボールを引っ込め一か八かの2ポイントを敢行。
ムサシをブロッカー役にし、ヒル魔さんがボールを持って
ど真ん中へと突っ込んで行きました。
栗田君・ムサシ・ヒル魔さん、デビルバッツを作った3人が
神龍寺のラインのど真ん中に突っ込む形となりました。
192nd downでプレースキック(フィールドゴール)について
書きましたが、通常はボールが置かれている位置から
7~8ヤード下がった所にボールをセットして、キックをします。
キッカーはボールを置く場所から、さらに3~4ヤード
後ろから走り出しますので、ムサシは10ヤードほど走った
勢いをつけて栗田君の後ろにぶつかって行った事になります。
しかしムサシの勢いも神龍寺のラインには通じず、
がっちり受け止められてしまいました。
ヒル魔さんが悔しがるような台詞を吐いたと思ったら……
泥門の策は二段構えになっていました。
セナ君が持ち場を離れてヒル魔さんの後方から
ジャンプで突っ込み、そこへヒル魔さんがボールを投げ渡す。
博打も博打、とんでもないギャンブルプレイを出してきました。
トライ・フォー・ポイントのような敵陣エンドゾーン間近の
短い距離を残した場合のプレイでは、
相手のタックルをものともしないような体格の良いRBを使い、
中央部に無理やり突っ込ませる事が良く有ります。
しかし泥門にはセナ君・石丸さんとそれほど体格が良くない、
隙間を抜けていくタイプのRBしかいません。
そこで中央突破のために「天空デビルバットダイブ」、
無茶なプレイ選択すぎますが、泥門の戦力を考えると
こういう無茶なプレイをしなければならないのも理解できます。
空中でボールを掴みにいったセナ君ですが、
ボールを掴み損ね弾いてしまいました。
その弾かれたボールに阿含・一休の2人が素早く反応します。
相手のライン陣との違いを示し、勝ちを確信した阿含でしたが
その直後に側面から衝撃を受けました。
素早い反応によってぶれた重心……
その隙を見逃さずパワーだけしかない栗田君が、
4人をまとめて押し込もうとしていました。
現代のNFLでは、ディフェンスラインはもちろん
オフェンスラインの選手にもスピードが要求されます。
でも栗田君のポジションであるセンターは、
QBにボールを渡すポジションなので、
他のラインの選手よりわずかに動き出しが遅くなる為、
大きく動き回りにくいポジションでは有ります。
しかしNFLで活躍する一流のセンターになると、
本編66th・67th downでも出てきたスイーププレイなどで
ボールをQBに渡す動きをした後に
RBのリードブロッカー役になる事もあるのです。
(NASA戦では、黒木・戸叶の2人だけがリードブロックに参加)
神龍寺が栗田君を取らなかったのも、
この様な流れを考えれば当然だったかもしれません。
パワーだけのライン選手よりも、パワーは少し落ちても
スピードも兼ね備えたライン選手がいた方が
戦略の幅が広がりますから。
しかし、パワーしか無い栗田君でも活躍できる場所がある……
それを一番知っていたのは、一緒にデビルバッツを作った
ヒル魔さん・ムサシの2人でした。
その2人の言葉を受けた栗田君は、
神龍寺の壁役の4人をまとめて押し倒しました。
栗田君の頑張りで阿含・一休が消えた為、
セナ君は浮いたボールをキャッチする事に成功。
そのままエンドゾーン内へと落ちていきました。
2ポイントコンバージョンが成功して得点は36-35、
泥門デビルバッツがラストプレイのギャンブルに成功し、
大逆転勝利を掴み取りました。
5年間、関東無敵だった神龍寺がついに陥落しました。
クリスマスボウルへ向けて3人だけ頑張っていた
栗田君・ムサシ・ヒル魔さん。
その3人の夢をバカにされた事に対し怒ったセナ君が
3人の、そしてチームメイトの想いが詰まったボールを受け取る。
最後に選択するプレイとして相応しいプレイだったと思います。
残り時間が0となったプレイでタッチダウンを奪い取り
34-35の1点差まで迫った泥門デビルバッツ。
トライ・フォー・ポイントで確実に1点を追加し
延長戦での勝負に賭けるのか。
それとも2点を狙って一気に逆転を狙うのか。
そのトライ・フォー・ポイント……
プレースキックのフォーメーションだったのですが、
ヒル魔さんがボールを引っ込め一か八かの2ポイントを敢行。
ムサシをブロッカー役にし、ヒル魔さんがボールを持って
ど真ん中へと突っ込んで行きました。
栗田君・ムサシ・ヒル魔さん、デビルバッツを作った3人が
神龍寺のラインのど真ん中に突っ込む形となりました。
192nd downでプレースキック(フィールドゴール)について
書きましたが、通常はボールが置かれている位置から
7~8ヤード下がった所にボールをセットして、キックをします。
キッカーはボールを置く場所から、さらに3~4ヤード
後ろから走り出しますので、ムサシは10ヤードほど走った
勢いをつけて栗田君の後ろにぶつかって行った事になります。
しかしムサシの勢いも神龍寺のラインには通じず、
がっちり受け止められてしまいました。
ヒル魔さんが悔しがるような台詞を吐いたと思ったら……
泥門の策は二段構えになっていました。
セナ君が持ち場を離れてヒル魔さんの後方から
ジャンプで突っ込み、そこへヒル魔さんがボールを投げ渡す。
博打も博打、とんでもないギャンブルプレイを出してきました。
トライ・フォー・ポイントのような敵陣エンドゾーン間近の
短い距離を残した場合のプレイでは、
相手のタックルをものともしないような体格の良いRBを使い、
中央部に無理やり突っ込ませる事が良く有ります。
しかし泥門にはセナ君・石丸さんとそれほど体格が良くない、
隙間を抜けていくタイプのRBしかいません。
そこで中央突破のために「天空デビルバットダイブ」、
無茶なプレイ選択すぎますが、泥門の戦力を考えると
こういう無茶なプレイをしなければならないのも理解できます。
空中でボールを掴みにいったセナ君ですが、
ボールを掴み損ね弾いてしまいました。
その弾かれたボールに阿含・一休の2人が素早く反応します。
相手のライン陣との違いを示し、勝ちを確信した阿含でしたが
その直後に側面から衝撃を受けました。
素早い反応によってぶれた重心……
その隙を見逃さずパワーだけしかない栗田君が、
4人をまとめて押し込もうとしていました。
現代のNFLでは、ディフェンスラインはもちろん
オフェンスラインの選手にもスピードが要求されます。
でも栗田君のポジションであるセンターは、
QBにボールを渡すポジションなので、
他のラインの選手よりわずかに動き出しが遅くなる為、
大きく動き回りにくいポジションでは有ります。
しかしNFLで活躍する一流のセンターになると、
本編66th・67th downでも出てきたスイーププレイなどで
ボールをQBに渡す動きをした後に
RBのリードブロッカー役になる事もあるのです。
(NASA戦では、黒木・戸叶の2人だけがリードブロックに参加)
神龍寺が栗田君を取らなかったのも、
この様な流れを考えれば当然だったかもしれません。
パワーだけのライン選手よりも、パワーは少し落ちても
スピードも兼ね備えたライン選手がいた方が
戦略の幅が広がりますから。
しかし、パワーしか無い栗田君でも活躍できる場所がある……
それを一番知っていたのは、一緒にデビルバッツを作った
ヒル魔さん・ムサシの2人でした。
その2人の言葉を受けた栗田君は、
神龍寺の壁役の4人をまとめて押し倒しました。
栗田君の頑張りで阿含・一休が消えた為、
セナ君は浮いたボールをキャッチする事に成功。
そのままエンドゾーン内へと落ちていきました。
2ポイントコンバージョンが成功して得点は36-35、
泥門デビルバッツがラストプレイのギャンブルに成功し、
大逆転勝利を掴み取りました。
5年間、関東無敵だった神龍寺がついに陥落しました。
クリスマスボウルへ向けて3人だけ頑張っていた
栗田君・ムサシ・ヒル魔さん。
その3人の夢をバカにされた事に対し怒ったセナ君が
3人の、そしてチームメイトの想いが詰まったボールを受け取る。
最後に選択するプレイとして相応しいプレイだったと思います。
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