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このblogは、アイシールドで出てくる戦略・用語を分かりやすく説明する事を目的とした感想blogです。火曜日23時頃更新予定(週によって前後あり)。本家サイトはhttp://fake.s22.xrea.com(プロフィール部分にリンク有)
 
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白秋ダイナソーズvs.泥門デビルバッツ
ヒル魔さんを物理的に潰し、
狙い通りの試合展開に持ち込んでいた白秋でしたが……
自らの体を厭わずロングパスを投げ込んだヒル魔さんの気迫が
泥門の選手たちにも移りTDをゲット。
35-28と1本(1TD)差まで迫ってきました。

春大会の頃にはほぼ無名に近かった白秋が
ここまで勝ち上がってきたのは相手のQBを潰していたから……
しかしヒル魔さんによってその戦略はほぼ無にされつつあります。
スポーツで100%は限定的な状況を除きありえない事。
「もしかしたら」という疑念が動きの幅を狭めてしまうのは良くある事。
白秋は峨王でのQB破壊に頼ってきたチームですから、
通常の戦い方で追い詰められた時の対処に関しては
いくらマルコが策士とは言えやや弱い面があると思われます。

ここで盤戸戦でも出てきた関西の帝黒学園についての情報が……
白秋がこのような戦い方を続けていたのは、
帝黒学園が相手となる事を想定していたのも理由だったようです。

ここで負けるわけにはいかないのは白秋も同じ。
マルコは次のプレイで自らボールを持ち、
ヒル魔さんを狙ってのランプレイを仕掛けてきました。
しかしヒル魔さんはマルコの思考の一歩先を読み、
栗田君&小結君にスタンツの指示を出していました。


スタンツとは本来、DLとLBがポジションを入れ替えたり、
オフェンスラインの選手の間に突っ込む事を指すのですが、
その他にも説明図のようにDLの選手が交差して
ラッシュを仕掛けるプレイを指す事もあり、
今回使われたのはその用法でした。
(この後で出てくるスタンツという言葉は、
 今回のプレイでの用いられたものと考えてください)
スタンツの目的はオフェンスラインのブロックの混乱を引き起こす事。
本来真正面にいる選手が回り込む事になるので、
誰がどの相手選手をブロックするのか、
という分担を瞬時に変えていかねばなりません。
このような場合に意思の疎通が出来ていないと
同じ選手に対して2人以上でブロックに行ってしまう事となります。
そのような動きを少し見せる事によって、
ディフェンス選手を自由に動かしてしまい
QBへプレッシャーをかけられてしまう事となるのです。

しかしスタンツにも当然欠点はあります。
大きく回りこむ選手は長い距離を走る事となりますから、
回りこむ役割の選手がプレッシャーをかけるまでには
かなりの時間がかかってしまう事となります。
ですからオフェンス側としては、
回りこむ選手以外をきっちり処理する事が重要。
この処理に成功すれば時間をたっぷりと稼ぐ事が出来ますから、
パスプレイは成功しやすくなります。

これまでは力で相手の選手を壊してきたのですが、
今度はマルコにその力が向けられる事に。
栗田君にタックルされながらもボールを守ろうとしたマルコでしたが、
圧倒的な力の前にボールをファンブルしてしまいました。
こぼれたボールに選手たちが群がりましたが
セナ君の好ブロックもあり十文字君がボールを奪取。
そしてそのままリターンTDへと繋げました。
TDをした後にスパイクをして喜びを表現する
十文字君が可愛すぎなんですけど、これ。

さあついに追いついてきた泥門。
TDの時点ではまだ1点足りないはずですが、
同点とアナウンスされちゃった。
でもテレビ中継などでも解説者が興奮した為に、
TDの時点で先走って「同点」と言ってしまう事は意外とあります。
キックがほぼ100%決まるため、7点入るのが当然という事から
そのようなミスが出てしまうようです。

残り時間は5分、このまま泥門が押しきれるのか。
それともボールを持つ白秋が再び盛り返すのか。
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