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西部ワイルドガンマンズvs.泥門デビルバッツ
戦いは最終クォーターの10分を残すのみとなりました。
得点は先週最後の時点で36-27。
泥門は15点差からTD後の2ポイントを失敗したのかな?
15点差の時は、2ポイントを失敗すると9点差となり、
2ポゼッション差のままになってしまうから、
まずはキックで7点を追加し1ポゼッション差を
保つのがセオリーなんだけど……。
このトライ・フォー・ポイントで追加点を奪えなかった事が、
後々響いてしまう事になりますよ。
本来ならフィールドに出さないはずのキッカーのムサシまで動員して、
西部の攻撃を止めようとする泥門。
栗田&小結は、ライン戦でこそ活躍していますが、
キッドの早撃ちのせいで、前進を止める事は出来ていません。
ゴールライン直前での西部の最後の攻撃権(4th downの攻撃)。
ここで西部はギャンブルでTDを狙ってきました。
本来、4th downでは通常のプレイは行いません。
4th downの攻撃を行った際に、1st downを更新するか、
(連続攻撃権獲得と作中では言っています)
TDを奪うことが出来ないと、相手に攻撃権が移ってしまうからです。
ですので選択肢としては、ボールを持って蹴り
相手の攻撃開始地点を奥へ押し込む『パント』を選択するか、
ゴールポストが近い場合は、ボールを置いてポールの間を狙って
キックする『フィールドゴール(FG)』を選択するか、
通常のプレイ『ギャンブル』を行い、1st downの更新
もしくはTDを奪いに行くかを選択する事となります。
9点差という事でFGでも良しと思われましたが、
ここで西部は『ギャンブル』を選択。
西部の監督さん、前回は少し臆病になりましたが、
こういう場面だと、ちゃんとイケイケな選択するんですね。
そして運命の4th downギャンブル……
西部は陸君のランプレイでの中央突破を選択しました。
オフェンスラインとディフェンスラインのせめぎ合いの中、
陸君は何とかボールをエンドゾーン内にねじ込みました。
このTDの時点で42-27、15点差となりました。
実際の試合でも、ゴール前でのシチュエーションでは、
このようなプレイは良く行われます。
選手が密集しているため、ボールが死角に入る事も多いのですが、
審判さんはほとんどの場合で正確な判断を下すんですよ。
多くの審判が見ているという事もありますが、
審判のレベルが高い事の表れでもあると思っています。
でも、プレイが終わってからボールをねじ込んだとしても、
確認する手段が無い場合もあるわけで……
今回の陸君のTD、プレイ終了前にボールをねじ込めていたのか、
はっきり分からないですよね。
そういう場合には、現状が優先される事が多いので、
TDと認定される事となります。
TDを奪われたものの、士気は下がらない泥門のメンバー達。
そんな様子を見た西部のディフェンス陣はびびっております。
そんな中キッドは、泥門の選手たちの姿と
自分の姿を重ね合わせていました。
親の期待に応えるために、最強の座を目指していたあの時期。
そのときの気持ちと同じものが、今度は自らの意思で表に出てきました。
西部のトライ・フォー・ポイント、がちがちのキッカーが
蹴ろうとした瞬間、ホルダー役のキッドがボールのセットを外し、
パスを投げる構えを見せました。
ヒル魔さんもキッカーと同時に気付き、セナたちに指示を与えました。
しかし、キッドの投げたボールは、セナ・モン太・ヒル魔の
3人を吹き飛ばした鉄馬の手へと吸い込まれていきました。
3人に囲まれた鉄馬へパスを投げる……
2人の信頼度の高さが分かるプレイでした。
トライ・フォー・ポイントで2点を追加した西部、
これで44-27、3ポゼッション差となる17点差まで点差が広がりました。
1点の重みが良く分かるのが、この16点差と17点差の違い。
今回の感想の最初の方で書いたトライ・フォー・ポイントの1点、
その1点があればここでまだ16点差だったので、
ぎりぎり2ポゼッション差でおさまっていた筈なのです。
残り時間が少ない中、3回の攻撃権が
必要となってしまった泥門デビルバッツ。
急いで得点を奪わねばならなくなりました。
高見さんは7分での3ポゼッション差を絶望視していますが、
以前書いた通り、7分あれば3ポゼッション差の逆転は
不可能ではありません。
対する西部の方は、残り7分で3ポゼッション差という事で、
タイムコンシューミング(時間の消費)にシフトしました。
追いかけられているチームにとって一番まずい事は、
1プレイで一気に進まれる事(一発でTDを奪われるなど論外)、
そして時間を止めながら攻められる事です。
アメフトは減算式で時間が進んでいくので、
残り時間が0となった時に、1点でも勝っていれば良いのです。
そこで少し大きめの点差でリードしているチームは、
相手にTDを与えても良いから、時間を使わせるような
ディフェンスをする事があります。
これがプリベントディフェンスです。
プリベントディフェンスでは、後方とサイドライン際を
手厚く守り、中央部を少し手薄にします。
中央部へのランやパスが来ても、タックルで確実に仕留めれば、
フィールド内でプレイが終わるため、時計が動き続けます。
サイドライン際も手厚く守っているので、
ボールを持った選手がフィールド外に出て
時計の動きを止める事も防ぎやすくなります。
結果、進まれて得点は奪われてしまう事とはなりますが、
時間はたっぷり消費する事となります。
西部の監督の台詞はこういう事を意味しています。
実際の試合でも結構行われていますので、
同じような状況が出てきた時に思い出して頂ければ幸いです。
鈴音ちゃんの応援に応えるデビルバッツ、
なんとか石丸君がTDを奪いました。
さらにトライ・フォー・ポイントでは、
ヒル魔さんがキッドが行ったプレイと同じプレイで、
2ポイントをもぎ取りました。
ここで2ポイントを狙う意味は無いのですが、
これはヒル魔さん流の示威行為なんでしょう。
2ポイント成功で44-35、残りは3分。
ヒル魔さんはこの状況になるのを待っていたような
発言をしていますが……どんな策を持っているんでしょう。
戦いは最終クォーターの10分を残すのみとなりました。
得点は先週最後の時点で36-27。
泥門は15点差からTD後の2ポイントを失敗したのかな?
15点差の時は、2ポイントを失敗すると9点差となり、
2ポゼッション差のままになってしまうから、
まずはキックで7点を追加し1ポゼッション差を
保つのがセオリーなんだけど……。
このトライ・フォー・ポイントで追加点を奪えなかった事が、
後々響いてしまう事になりますよ。
本来ならフィールドに出さないはずのキッカーのムサシまで動員して、
西部の攻撃を止めようとする泥門。
栗田&小結は、ライン戦でこそ活躍していますが、
キッドの早撃ちのせいで、前進を止める事は出来ていません。
ゴールライン直前での西部の最後の攻撃権(4th downの攻撃)。
ここで西部はギャンブルでTDを狙ってきました。
本来、4th downでは通常のプレイは行いません。
4th downの攻撃を行った際に、1st downを更新するか、
(連続攻撃権獲得と作中では言っています)
TDを奪うことが出来ないと、相手に攻撃権が移ってしまうからです。
ですので選択肢としては、ボールを持って蹴り
相手の攻撃開始地点を奥へ押し込む『パント』を選択するか、
ゴールポストが近い場合は、ボールを置いてポールの間を狙って
キックする『フィールドゴール(FG)』を選択するか、
通常のプレイ『ギャンブル』を行い、1st downの更新
もしくはTDを奪いに行くかを選択する事となります。
9点差という事でFGでも良しと思われましたが、
ここで西部は『ギャンブル』を選択。
西部の監督さん、前回は少し臆病になりましたが、
こういう場面だと、ちゃんとイケイケな選択するんですね。
そして運命の4th downギャンブル……
西部は陸君のランプレイでの中央突破を選択しました。
オフェンスラインとディフェンスラインのせめぎ合いの中、
陸君は何とかボールをエンドゾーン内にねじ込みました。
このTDの時点で42-27、15点差となりました。
実際の試合でも、ゴール前でのシチュエーションでは、
このようなプレイは良く行われます。
選手が密集しているため、ボールが死角に入る事も多いのですが、
審判さんはほとんどの場合で正確な判断を下すんですよ。
多くの審判が見ているという事もありますが、
審判のレベルが高い事の表れでもあると思っています。
でも、プレイが終わってからボールをねじ込んだとしても、
確認する手段が無い場合もあるわけで……
今回の陸君のTD、プレイ終了前にボールをねじ込めていたのか、
はっきり分からないですよね。
そういう場合には、現状が優先される事が多いので、
TDと認定される事となります。
TDを奪われたものの、士気は下がらない泥門のメンバー達。
そんな様子を見た西部のディフェンス陣はびびっております。
そんな中キッドは、泥門の選手たちの姿と
自分の姿を重ね合わせていました。
親の期待に応えるために、最強の座を目指していたあの時期。
そのときの気持ちと同じものが、今度は自らの意思で表に出てきました。
西部のトライ・フォー・ポイント、がちがちのキッカーが
蹴ろうとした瞬間、ホルダー役のキッドがボールのセットを外し、
パスを投げる構えを見せました。
ヒル魔さんもキッカーと同時に気付き、セナたちに指示を与えました。
しかし、キッドの投げたボールは、セナ・モン太・ヒル魔の
3人を吹き飛ばした鉄馬の手へと吸い込まれていきました。
3人に囲まれた鉄馬へパスを投げる……
2人の信頼度の高さが分かるプレイでした。
トライ・フォー・ポイントで2点を追加した西部、
これで44-27、3ポゼッション差となる17点差まで点差が広がりました。
1点の重みが良く分かるのが、この16点差と17点差の違い。
今回の感想の最初の方で書いたトライ・フォー・ポイントの1点、
その1点があればここでまだ16点差だったので、
ぎりぎり2ポゼッション差でおさまっていた筈なのです。
残り時間が少ない中、3回の攻撃権が
必要となってしまった泥門デビルバッツ。
急いで得点を奪わねばならなくなりました。
高見さんは7分での3ポゼッション差を絶望視していますが、
以前書いた通り、7分あれば3ポゼッション差の逆転は
不可能ではありません。
対する西部の方は、残り7分で3ポゼッション差という事で、
タイムコンシューミング(時間の消費)にシフトしました。
追いかけられているチームにとって一番まずい事は、
1プレイで一気に進まれる事(一発でTDを奪われるなど論外)、
そして時間を止めながら攻められる事です。
アメフトは減算式で時間が進んでいくので、
残り時間が0となった時に、1点でも勝っていれば良いのです。
そこで少し大きめの点差でリードしているチームは、
相手にTDを与えても良いから、時間を使わせるような
ディフェンスをする事があります。
これがプリベントディフェンスです。
プリベントディフェンスでは、後方とサイドライン際を
手厚く守り、中央部を少し手薄にします。
中央部へのランやパスが来ても、タックルで確実に仕留めれば、
フィールド内でプレイが終わるため、時計が動き続けます。
サイドライン際も手厚く守っているので、
ボールを持った選手がフィールド外に出て
時計の動きを止める事も防ぎやすくなります。
結果、進まれて得点は奪われてしまう事とはなりますが、
時間はたっぷり消費する事となります。
西部の監督の台詞はこういう事を意味しています。
実際の試合でも結構行われていますので、
同じような状況が出てきた時に思い出して頂ければ幸いです。
鈴音ちゃんの応援に応えるデビルバッツ、
なんとか石丸君がTDを奪いました。
さらにトライ・フォー・ポイントでは、
ヒル魔さんがキッドが行ったプレイと同じプレイで、
2ポイントをもぎ取りました。
ここで2ポイントを狙う意味は無いのですが、
これはヒル魔さん流の示威行為なんでしょう。
2ポイント成功で44-35、残りは3分。
ヒル魔さんはこの状況になるのを待っていたような
発言をしていますが……どんな策を持っているんでしょう。
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