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泥門デビルバッツvs.神龍寺ナーガ
前半を終えて0-32と神龍寺が圧倒的リード、
観客も試合の行く末を見届けずに帰り始めた上に、
ヒル魔さんが事実上の敗北宣言を口にしました。
その言葉にモン太がすかさず反応、
負けず嫌いなモン太がすかさず口を挟みましたが、
ヒル魔さんは淡々と語り続けていきます。
しかし、あるフレーズから泥門の選手達が
ヒル魔さんの言葉の違和感に気づき始めました。
王城戦では残り4分45秒で50点差となるまで諦めなかったヒル魔さん。
その姿勢は全ての試合で貫かれていました。
まもりのサインで、神龍寺のスペシャルチームが
やや下がり気味になっている事を知ったヒル魔さん。
百戦錬磨の神龍寺だからこそ、
ムサシの大きなキックに自然に備えてしまったようです。
オンサイドキックがやり易い状況になったものの、
それを素直に伝えてはバレてしまいかねません。
そこでヒル魔は言葉の違和感だけで仲間に悟らせる
策とはとても言えない博打に打って出ました。
特に付き合いの長いセナ・ムサシが真っ先に違和感を覚えると、
他の選手も次々と気づいていき、
最終的には全員がヒル魔さんの意図に辿り着きました。
皆の心が一つに……ムサシがボールを蹴り上げた瞬間、
泥門の選手達は全員で左サイドへ向けて駆け上がっていきました。
怪我するのも厭わぬ覚悟で突っ込む泥門の選手達。
ラインの選手達は神龍寺の選手達と激しくぶつかり合いながらも
手を伸ばしてボールを取ろうと試みます。
モン太はボールをキャッチしにいきましたが、
イレギュラーバウンドのせいで不発。
アメフトボールは楕円形なので、
バウンドの際にはこのような不確定要素が大きく、
思わぬプレイに繋がる事も有ります。
転がっていたボールに対して両チームの選手が突っ込みますが、
山伏さんが体格を生かしてセナたちをふっ飛ばしボールを確保……
と思いきや、小結君が鼻血を出しながらも
潜り込んでボールを確保していました。
オンサイドキック成功、
これで泥門が攻撃権を文字通りもぎ取りました。
オンサイドキックの成功率は約20%と言われています。
オンサイドキックのためのフォーメーションにしておいた場合、
相手もそれに対応するために前に選手を集めます。
そうなると、キックする側がボールを奪える確率は
当然低くなってしまいます。
しかし、通常のキックオフをすると見せかけておいて
突然オンサイドキックを蹴った場合には、
ボールを持って前へ進めるリターナーや、リターナーの走路を
開けるブロッカーがボールに絡みにくくなります。
よって、このような突然のオンサイドキックの場合には、
成功率は僅かながら上昇します。
しかし32点も負けているこの状況でのオンサイドキックは、
失敗したら相手に得点機を与える事になるので
かなりのギャンブルプレイと言えます。
しかも作戦は直接伝えていないわけですから、
生きるか死ぬか一世一代の大博打といえるプレイでした。
ムサシの大きなキックを見ていたが故に的確な判断をした
神龍寺でしたが、ここではその判断が仇となってしまいました。
でも個々がそのように対策出来ている事が、強豪たる所以ですね。
こんな奇襲は一度しか通用しませんし、
点を奪ったわけではないので厳しい状況は変わっていません。
しかしこのオンサイドキック成功は、
チームに勢いを与える大きなプレイになりえるのです。
最後まで夢を諦めない……賊学には無くて泥門にあった夢の共有、
そんな泥門の選手達を見て流した葉柱の涙が、
このオンサイドキック成功の重みを示してくれたように感じました。
神龍寺側は雲水の喝で気を引き締めなおし。
いくら強チームでも、このようなプレイはごく稀に
出てしまいますから、同じ事を繰り返さない事が大事。
それを雲水はきっちり知っています。
この点からも神龍寺の強さの一端を窺い知る事が出来ます。
攻撃権を奪った泥門は、いよいよ雪光さんを投入。
このまま勢いに乗って反撃開始となるか?
前半を終えて0-32と神龍寺が圧倒的リード、
観客も試合の行く末を見届けずに帰り始めた上に、
ヒル魔さんが事実上の敗北宣言を口にしました。
その言葉にモン太がすかさず反応、
負けず嫌いなモン太がすかさず口を挟みましたが、
ヒル魔さんは淡々と語り続けていきます。
しかし、あるフレーズから泥門の選手達が
ヒル魔さんの言葉の違和感に気づき始めました。
王城戦では残り4分45秒で50点差となるまで諦めなかったヒル魔さん。
その姿勢は全ての試合で貫かれていました。
まもりのサインで、神龍寺のスペシャルチームが
やや下がり気味になっている事を知ったヒル魔さん。
百戦錬磨の神龍寺だからこそ、
ムサシの大きなキックに自然に備えてしまったようです。
オンサイドキックがやり易い状況になったものの、
それを素直に伝えてはバレてしまいかねません。
そこでヒル魔は言葉の違和感だけで仲間に悟らせる
策とはとても言えない博打に打って出ました。
特に付き合いの長いセナ・ムサシが真っ先に違和感を覚えると、
他の選手も次々と気づいていき、
最終的には全員がヒル魔さんの意図に辿り着きました。
皆の心が一つに……ムサシがボールを蹴り上げた瞬間、
泥門の選手達は全員で左サイドへ向けて駆け上がっていきました。
怪我するのも厭わぬ覚悟で突っ込む泥門の選手達。
ラインの選手達は神龍寺の選手達と激しくぶつかり合いながらも
手を伸ばしてボールを取ろうと試みます。
モン太はボールをキャッチしにいきましたが、
イレギュラーバウンドのせいで不発。
アメフトボールは楕円形なので、
バウンドの際にはこのような不確定要素が大きく、
思わぬプレイに繋がる事も有ります。
転がっていたボールに対して両チームの選手が突っ込みますが、
山伏さんが体格を生かしてセナたちをふっ飛ばしボールを確保……
と思いきや、小結君が鼻血を出しながらも
潜り込んでボールを確保していました。
オンサイドキック成功、
これで泥門が攻撃権を文字通りもぎ取りました。
オンサイドキックの成功率は約20%と言われています。
オンサイドキックのためのフォーメーションにしておいた場合、
相手もそれに対応するために前に選手を集めます。
そうなると、キックする側がボールを奪える確率は
当然低くなってしまいます。
しかし、通常のキックオフをすると見せかけておいて
突然オンサイドキックを蹴った場合には、
ボールを持って前へ進めるリターナーや、リターナーの走路を
開けるブロッカーがボールに絡みにくくなります。
よって、このような突然のオンサイドキックの場合には、
成功率は僅かながら上昇します。
しかし32点も負けているこの状況でのオンサイドキックは、
失敗したら相手に得点機を与える事になるので
かなりのギャンブルプレイと言えます。
しかも作戦は直接伝えていないわけですから、
生きるか死ぬか一世一代の大博打といえるプレイでした。
ムサシの大きなキックを見ていたが故に的確な判断をした
神龍寺でしたが、ここではその判断が仇となってしまいました。
でも個々がそのように対策出来ている事が、強豪たる所以ですね。
こんな奇襲は一度しか通用しませんし、
点を奪ったわけではないので厳しい状況は変わっていません。
しかしこのオンサイドキック成功は、
チームに勢いを与える大きなプレイになりえるのです。
最後まで夢を諦めない……賊学には無くて泥門にあった夢の共有、
そんな泥門の選手達を見て流した葉柱の涙が、
このオンサイドキック成功の重みを示してくれたように感じました。
神龍寺側は雲水の喝で気を引き締めなおし。
いくら強チームでも、このようなプレイはごく稀に
出てしまいますから、同じ事を繰り返さない事が大事。
それを雲水はきっちり知っています。
この点からも神龍寺の強さの一端を窺い知る事が出来ます。
攻撃権を奪った泥門は、いよいよ雪光さんを投入。
このまま勢いに乗って反撃開始となるか?
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